米空軍、大型ロケット開発で「ブルー・オリジン」、「ノースロップ・グラマン」および「ULA」を選定

ニューグレン

米空軍は、ロシア製RD−180エンジンに依存してきた打上げロケットを「LSA 」計画で国産化を進めてきた。これに基づいて10月10日に、3社と合計20億ドルで6年以内に試作機を開発する契約を結んだ。試作機完成後、第2フェイズの審査を行い2社に絞り、それらが空軍の重要ペイロードの打上げを担当することになる

“サンフランシスコ空港への夜間着陸であわや大事故”-NTSBの調査

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2017年7月7日の深夜、エアカナダのエアバスA320がサンフランシスコ空港に進入・着陸する際、許可されたランウエイでなく隣のタキシーウエイに着陸を試み、接地直前に間違いに気付き着陸復航し事なきを得た。本インシデントの原因究明に取組むNTSB(国家交通安全委員会)は、2018年9月25日に会議を開き、討議を行った。この会議は公開され委員会外の傍聴も許された。

ボーイング、米空軍の次期高等練習機「T-X」を受注 —艦載用無人タンカー”MQ-25”、“次期汎用ヘリ”MH-139”に続く大型受注—

セントルイス上空のT-X

米空軍は、当初次期訓練機「T-X」に関し、ボーイングの「T-X」475機とシミュレーター120台を92億ドル(約1兆円)で納入可能との提案を採用した。これは、機体・製造工程開発に関わる費用と120台のシミュレーター価格を別にすると、1機当たり1,900万ドル(21億円)ほどになり、機体価格としては驚くべき低価格である

「病腎移植」をどう考えればいいのか

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 本稿は木村良一氏の寄稿です。その是非が大きく問われた「病腎移植」が今年7月、公的医療保険の使える先進医療として正式に認可された。腎がんや尿にタンパクが漏れ出るネフローゼ症候群などの病人の腎臓を摘出し、別の患者に移植するのが病腎移植である。今回はこの移植医療について考えてみたい。

JAXA、H-IIB ロケットで宇宙ステーション補給機7号機(HTV7 「こうのとり」)を打上げ

打上げ態勢のH-IIB

JAXAと三菱重工は、種子島宇宙センターから平成30年9月23日早朝2時52分に、宇宙ステーション補給機「こうのとり」7号機(以下HTV 7)を搭載した「H-IIB」ロケットを打上げた。「H-IIB」は予定通り飛行し14分59秒後「HTVー7」を分離、9月28日3時過ぎにISSに到着した。

「平和条約締結」提案の一方で、活発な動きをするロシア軍

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,プーチン大統領は9月11日ウラジオストックで行われた安倍首相との会談で「前提条件なしで平和条約を結ぼう」と提案した。一方で首脳会談の数日前には、日露戦争以来と云われる28隻のロシア大艦隊がオホーツク海から宗谷海峡を抜け日本海に入った。その後も我国周辺でのロシア軍の動きは活発で、我が国に対する軍事的圧力が続いている。