10㌔先の小型機空港に米サウスウエスト航空、B737型機が誤着陸


2014-1-13   マーク・デブリン(米フロリダ州マイアミ)

目的空港から10㌔離れた小型機用空港に米サウスウエスト航空の定期便B737NGが誤着陸、すんでのところで事故を免れていたことが明らかになった。現地のメディアが伝えた。

誤着陸が起きたのは1月13日、午後6時11分頃(米中部標準時)、ミズーリー州グラハム・クラーク空港(滑走路長さ、1,140㍍)で、該当便はシカゴ・ミッドウェイ空港発ミズーリー州ホリスター・ブランソン行きサウスウエスト航空WN-4013便、B737-700型機。乗客124人と乗員5人の129人が搭乗していた。

同機はブランソン空港(滑走路長さ、2,135㍍)着陸のため滑走路右側のダウンウインド・レグを飛行していたが、10㌔北方のグラハム・クラーク空港まで行き過ぎ、そのまま着陸したらしい。B737型機にとって 滑走路長さは不十分だったが機体はギリギリで滑走路端で停止した。乗客、乗員は全員無事だった。

NTSB(国家運輸安全委員会)は今回の誤着陸を重視し、事故調査官を現地に派遣した。

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写真:(Wikipedia)誤着陸事故が起きたグラハム・クラーク空港