全日空、ボーイングとB777-Xなど広胴型機40機を確定発注の最終契約合意。


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[(Boeing)全日空が導入する次世代省エネ広胴型機の切り札、B777-9X型]

2014年7月31日(JST.21:20)                 小河正義

全日空は7月31日、ボーイングと次世代B777-9X等、広胴型機40機の確定発注契約で最終合意した。契約総額は130億㌦(公表機体価格換算)。同航空の史上最大の単一契約。

確定発注が最終決定したのはB777-9X型機20機。B787-9型機14機。B777-300ER型機6機。

B777-9X型機は主翼を炭素繊維の複合部材使用の新設計に切り替える等、事実上新型機開発に匹敵する。双発大型ジェット旅客機の究極の姿と言っていい。ボーイングが民間航空機の盟主の地位確保を賭けた戦略機種だ。

ルフトハンザ航空、エミレーツ航空、カタール航空、キャセイ航空なども一早くを導入を決定。受注機数は300機を早くも突破。2020年の初号機誕生をまたずボーイング史上、最大の成功プロジェクト評価される。国内では全日空が初めて導入を決めた。

B787-9シリーズ14機の確定発注切り替えも注目される点。全日空はB787型ファメリーのローンチングカスタマーの名乗りをあげ、仮発注を含め、80機の購入を予定。現在、最初の派生型-9シリーズの導入が7月末始まったばかり。-8、-9シリーズ合わせて29機を取得。この先51機が発注残として控えている。今回の-9シリーズ14機の確定発注契約は、仮契約(オプション)からの格上げだ。B787型80機の導入継続を改めて確認した。ボーイングのレイモンド・コナー民間航空機社長兼CEOは『50年をこす全日空とのビジネス関係の証し』と満面に笑みを浮かべた。