米・攻撃型原潜艦長を家庭内暴力の疑いで解任。


2014年8月17日(JST.23:40)                                  Aaron Terruli

米海軍は攻撃型原潜のエリート艦長を”家庭内暴力”の疑いで警察に身柄を拘束されたのを受けて、職務を解任した。ネービー・タイムズが8月17日迄に報じた。原潜乗組員は、選抜条件が厳格で知られるが、家庭内暴力の疑いで職務を剥奪されたのは米海軍内で極めて稀なケース。

艦長の職務を解任されたのはロサンゼルス級攻撃型原潜『ニューポート・ニューズ』(7,800㌧)の前艦長、クリス・ターサ中佐(41)。米海軍兵学校を卒業後、オルバニー等艦長をへて『ニューポート・ニューズ』の指揮を任された。オハイオ級SLBM原潜の幹部将校も経験、将来を嘱望された”サブマリーナ”だったという。

ネービー・タイムズ等によると、ターサ中佐は8月10日、配偶者との口論が嵩じた家庭内暴力の疑いで同艦の母港(バージニア州ノーフォーク)に近い、チェサピーク警察当局に一時、身柄を拘束されたという。海軍は詳細について捜査中の段階であるとして明らかにしていない。

米原潜の乗組員は海軍でも厳格な選抜が伝統だった。”原潜の父”と言われる故ハイマン・リコーバー提督が最初から決めた内規。現役時代は、自ら候補者の面接に立ち会い、人物の評価、選抜に直接携わったと言われる。

『ニューポート・ニューズ』の艦長職務を後任が決まる迄、第6潜水艦中隊のロジャー・メイヤー中佐が代行する。

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[(GENERAL DYNAMICS,ELECTRIC BOAT)米海軍攻撃型原潜”ロサンゼルス級”]