ロシア空軍の電子情報収集機Il-20、今度は本州の日本海沿岸を飛行


2015-07-08(平成27年) 松尾芳郎

 

統合幕僚監部は7月7日に、ロシア空軍の電子情報収集機Il-20型機が本州日本海沿岸に沿い南下してから反転北上し、我が国の電子情報を収集した模様、と発表した。これは7月3日に起こった三陸海岸沖合の飛行に続く飛行である。先日もお知らせしたが、Il-20による偵察飛行は本年だけでも2月の2回に続き、今回を含めると4回になる。

07-07 Il-20の航跡

図1:(統合幕僚監部)7月7日のIl-20電子情報収集機の航跡、我が国日本海側に配備されているレーダー網の反応を探るための偵察と思われる。

07-07 Il-20

図2:(統合幕僚監部)7月7日迎撃に向かった空自戦闘機が撮影したIl-20型機。

 

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