2014年7月2日(JST.20:35) John Bosnitch
エアバスの次世代省エネ狭胴機(ナロー・ボディ)が最終組み立てラインから、7月1日、ロールアウトした。
[(AIRBUS)最終組み立てラインからロールアウトしたエアバスA320neo初号機=上下とも=]
エアバスの発表だと、A320neo初号機のエンジンは、米国のP&W社製{PW1100G-JM』。最先端を行く次世代省エネエンジン。機体外板の塗装も終え、エアバス関係者、報道陣の前に初めて、その勇姿を見せた。
[(AIRBUS)大空への離陸を待つエアバスA320neo型の飛行想像CG]
ロールアウトした機体は、『MSN6102』の機体番号のもと、近く地上滑走テストに臨み、2014年9月、処女飛行に挑む。
A320neoファミリーは2010年12月、開発計画にゴーがかかり、現在迄に50社以上から、2,700機の受注に成功。市場シェアで6割を確保した。ライバル機のボーイング、B737MAXシリーズに大差をつける。
日本国内では、全日空が国内線の主力後継機種の一つとして今春、導入を決めた。