投稿者: 松尾 芳郎

次世代戦闘攻撃機F-35火災、原因究明と対策

f35製造

去る6月23日、米空軍の次世代戦闘攻撃機F-35Aが離陸準備中にエンジン火災を起こし、これが原因でF-35は13日間飛行停止となり、飛行再開後も厳しい制限付きで試験が行われてきた。このほどその原因が、F-35統合計画局長クリス・ボグデン(Christopher Bogdan)空軍中将から明らかにされた。

デハビランド・カナダDHC-6ツイン・オッターが復活

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デハビランド・カナダ製DHC-6ツイン・オッターは19席の短距離離着陸(STOL)性能を持つ汎用機で、1965年から1988年に掛けて850機ほど生産された。その後生産は20年間中断していたが、2008年から製造権を買取ったバイキング・エアの手で改良型の”-400”の生産が再開されている。

日本航空、三菱MRJリージョナル機32機を確定発注

三菱MRJ:JAL

三菱航空機と日本航空は8月28日共同で「日本航空が国産小型旅客機“三菱MRJ”を32機確定発注した」と発表した。「世界に冠たる日本のエアラインからの受注は、諸外国にもMRJが優れた航空機だと云う裏付けになる」江川会長談。

ロールスロイス、新型エンジンの開発計画を発表

RR 複合材ファン

ロールスロイスは今年の始めに、次世代型ターボファンの2030年までの開発構想を公表した。その詳細を明らかにした。2段階に分かれ、「アドバンス」ではコアが変り、「ウルトラファン」ではこれまでの3軸式が2軸式になる。

航空作戦能力を持つ大型強襲揚陸艦の導入へ

おおすみ

小野寺五典防衛相は7月7日(米西海岸時間)、米海軍サンデイゴ基地を訪れ、強襲揚陸艦「マキン・アイランド(Makin Island)」を視察、離島奪回作戦で使う新型艦の導入を本格的に検討する意向を明らかにした。

ESAの探査機「ロゼッタ」、10年かけて彗星「67P /C-C」に到着

ロゼッタ撮影の彗星

ESA探査機ロゼッタが10年の飛行の後、目的の彗星67P C-Cに到着した。11月には探査プローブを着陸させ、詳細な検査を始める。彗星は2015年8月に太陽に最も接近するので、その近辺で彗星の様子を式距離から観察する。

ホンダジェット、量産1号機の初飛行の動画

ホンダジェット

すでに新聞等で報道済された“ホンダジェット量産型1号機初飛行”の初飛行時の動画が、ホンダジェットから公開されたので紹介する。

内容は3分弱で短いが、製造過程から離陸、パイロットの様子、そして着陸しホンダジェット1,000名の従業員からの祝福を受ける様子、などが纏められている。

エアバスの成功と懸念

完成したA320neo

エアバスは今年7月までにA320neoで大成功を納め、新しくA330neoの開発をスタートさせ、先に発足したA350と併せ、品揃えの拡充に成功したかに見える。一方で超大型機A380の将来には見通しが立っていない。