投稿者: 松尾 芳郎

ナイジェリアの商都ラゴス空港で小型旅客機(乗客20人)墜落。15人の死亡確認

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10月3日アフリカ中部のナイジェリアで小型旅客機が墜落、現地当局によると15人の死亡が確認された。BBCニュース、ロイター通信等が報じた。搭乗名簿では日本人と見られる乗客はいない。

露対潜哨戒機、日本海北上で緊急発進

ロシア機接近

防衛省統合幕僚監部は10月3日、露対潜哨戒機の編隊が日本海上空を北上し防空識別圏に接近した為、戦闘機をスクランブル(緊急発進)させたと発表した。幸い領空侵犯は無かった。

民主党の"裏スポンサー"に手を貸す航空行政

日本の空の玄関、羽田空港の来春からの国際線増便枠割り振りで国土交通省がやっと決断した。国際交渉が不要の国内航空会社向けで全日空11枠(1枠=1往復)、日航5枠の裁断だった。日航の経営再建で過度の支援が行なわれ歪んだ競争条件是正で全日空への優先配分だったという。

米・知日派の軽挙盲動。急げ新たな日米ネットワーク作り

やっぱりとの思いでがっかりした。日本をこれほどまで持ち上げて良いのかと記者になりたての頃、翻訳本をたどりながら赤面しそうになった。その著者で、知日家の一人としてかねて尊敬していたエズラ・ボーゲル氏が、かくも浅薄な日中関係改善の提案を開陳しようとは。何時から北京の代弁者に転向したのか、遠慮なく教えてほしい。『日中関係険悪化の本質を見抜けない』ようでは、日米双方で知日派のトップとの評価が泣こうというものだ。

中国、2機種目のステルス戦闘機[J-31]が出現

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近着の外誌が相次いで伝えるところによると、中国では、成都航空機で作られた第五世代戦闘機J-20の初飛行(2011-11-01)に続いて、2機種目となる瀋陽航空機が開発中の[J-31]戦闘機が2013年2月から試験飛行を開始したと云う。[J-31]は昨年11月の広東航空ショウで“先進型戦闘機”として4分の1サイズの模型が展示され、去る9月25日の北京国際航空展示会でも類似の模型が公開されたので、西側でその存在が噂されていた。

核攻撃任務を司る米・戦略軍の最高幹部、カジノ不祥事で捜査対象に

核攻撃任務を司る米・戦略軍(USSTRATCOM)の最高幹部がカジノ関連の不祥事に巻き込まれ捜査対象になっている事が明らかになった。米国の有力メディアが先週末、一斉に報じた。問題の高官はNo2の地位にあったが、不祥事発覚後、地位を剥奪されたという。軍当局は捜査中だとして事実の公表を控えている。米軍のトップグループに属する制服組が捜査対象となるのは極めて異例。米軍の核関連部隊では最近、規律の乱れが相次いで報じられており、今回の軍高官のスキャンダル表面化も合わせ気がかりだ。

海上自衛隊、次期対潜哨戒機(P-1)10月飛行再開へ

飛行中の”全エンジン停止”という想定外のトラブルで飛行を停止していた海上自衛隊、次期対潜哨戒機(P-1)の飛行再開が決まった。10月から実施する。防衛省が原因を特定、部分改修でフライト再開に安全上問題ないと判断した。同型機の今後の導入は予定通り行なう。中国海軍が初めてSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)装備の新型原潜で来年から太平洋を作戦海域に本格的核の哨戒行動を起こすという。海上自衛隊の次世代哨戒機の実戦配備の加速は日米共同のハンターキラー作戦遂行で重要な役割を担う。

安倍総理の動静に全米が刮目。国益主張を貫いた"千両役者"(その1)

日本の総理が、米国訪問時にこれほど迄にスポットライトを浴びた事があっただろうか。ウォール街で、シンクタンクで、国連総会で安倍晋三のスピーチに全米のマスコミが刮目した。簡にして明瞭な中身。主張すべき、とりわけ国益に係わるテーマはひるまず訴えた姿勢がもっといい。在留邦人の大多数が、戦後初めて、あるべき日本の指導者像を見たと感激した。米国の反応も歴代総理と大いに違った。連日、有力メディアは安倍首相の動静を追い、ついには『ウォール街のロックンローラー』と巧まざる政治パフォーマンスに脱帽するほどだった。衆参両院選挙の大勝という政治基盤を背に安倍晋三は内外で”千両役者”の階段を上り始めた。

米国防総省、海軍などの空中給油サービス業務を民間企業に委託

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Defense Industry Daily(2013-09-25)によると、米国防総省は海軍、国防省内の他部門、その他の政府機関、他国への航空機売却、等の場合に使う空中給油業務を「オメガ空中給油サービス」社に委託することを決め、総額3,060万㌦の契約を結んだ。

大西洋上空でパイロット全員居眠り。機長らが英航空当局に告白

座席数325人乗りの大型旅客機(エアバスA330型機)で今年8月、大西洋上空を飛行中、機長らパイロット全員が一時、寝込んでいた事が明らかになった。英国の大衆紙『ザ・サン』が9月26日、”こちら操縦室。ただいま居眠り中”のセンセーショナルな見出しで”特ダネ”として報じた。乗員が英国航空当局に文書で提出して明らかになったが、乗員は『2日間で睡眠時間は5時間だった』という。