投稿者: 松尾 芳郎

渦巻き銀河NGC 4258の巨大ブラックホール・ジェットが作る衝撃波

A spiral galaxy, also known as M106, about 23 million light years from Earth.

我々から2,300万光年離れている渦巻き銀河に、花火のように美しい光景が見られる。これは、銀河中心の巨大ブラックホールから出ているジェットの衝撃波で周囲のガスが発光しているためである。

英海軍の将来を担う次世代空母「クイーン・エリザベス」

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『現在英国中の造船所で建造中のHMS Queen ElizabethとPrince of Wales の2隻は将来海軍の旗艦となる。当初はヘリコプター搭載艦として国防軍が保有する全ヘリコプターを使う予定だ。しかし2020年からは、最新鋭のステルス戦闘機F-35Bの導入で強力な打撃力を保有することになろう』

巡航ミサイル監視、追跡用無人飛行船「JLENS」の行方

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係留気球から敵軍の状況を偵察しようと云う試みは、220年前のフランス革命で初めて行われた。その後、日露戦争の旅順攻略戦でも港内に停泊するロシア艦隊を日本軍が気球で監視した、と伝えられる。このアイデアが、巡航ミサイル迎撃の手段として再登場、

代理出産、人工授精、体外受精・・・。生殖医療の議論から逃げるな

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科学や医学の進歩によって法律が想定しない事態が次々と起きて法整備が追いつかない。どうルール作りを進め、高度な技術を活用したらいいのだろうか。最近、こんな思いを強くしている。

 たとえば遺伝子を特定するDNA鑑定。これによって血縁関係のないことが明らかになった場合、法律上の父子関係を取り消せるのかどうかが、2つの裁判で争われている。

スホーイPAK-FA/T-50ステルス戦闘機が着陸時に火災

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事故が起きたのは去る6月10日、PAK-FA/T-50型機の飛行試験用5機の内の1機「T50-5」号機が、飛行を終えモスクワ郊外にあるジューコフスキー(Zhukovsky)空軍基地に着陸した直後のことである。

米空母打撃群(CSG)に挑戦する中国の巡航ミサイル

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米国の軍事アナリストが「西太平洋上で中国軍の巡航ミサイル配備が著しく増強され、米国および同盟諸国は脅威に曝されている」との報告書を出した。6月になり米国のメデイアが相次いで報じた。

先進技術実証機「ATD-X」(心神)、今年末に初飛行

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小野寺五典防衛相は去る4月10日の参議院外交防衛委員会で、『将来の国産ステルス戦闘機「F-3」の試作機となる「先進技術実証機”ATD-X”(心神)」の初飛行を今年末までに実施する』と明言した。

陸自、新型地対艦ミサイルの熊本集中配備を決める

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先般、陸上自衛隊は、沖縄列島方面への中国軍による侵攻に備え、新型の地対艦ミサイル「SSM=Surface to Ship Missile」を九州、熊本に集中配備する事を決めた。新型の地対艦ミサイルは「12式」と呼ばれるもので、今年(2014)から教育用として富士学校および武器学校に2輛が配備され、来年(2015)には部隊教育用として4輛が富士教導団特科教導隊に引渡される。

中国空軍機が公海上で我が自衛隊機に異常接近し威嚇

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防衛省は、昨日(6月11日)昼前、東シナ海の公海上空で航空自衛隊の電子情報蒐集機YS-11EBと海上自衛隊の画像情報蒐集機OP-3Cが、中国空軍の戦闘機Su-27 の2機による異常な接近を受けた、と発表した。これは去る5月24日に起きた事件に続くもの。