カテゴリー: 防衛

空自、有人戦闘機と無人機の混成部隊が2030年代に実現

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人工頭脳を使って戦闘機の空中戦をコントロールするのは、対地攻撃を行うよりかなり難しい。このため多くの国では、戦闘機への人工頭脳の適用は対地攻撃に絞って開発を続けている。

しかし日本は、これを越えロボット技術を使う高性能な無人戦闘機の研究に取り組んでいる。有人戦闘機のパイロットが列機(随伴機)として無人機を伴い戦闘に使おうと云う構想である。

03式中距離地対空誘導弾(改)、配備がスタート

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2016年9月9日から17日にかけて、開発中の陸上自衛隊「03式中距離誘導弾(改)」、略称「中SAM改」の運用試験/演習が今年も米国で行われた。今年は米民間企業ドラケン・インターナショナルが攻撃軍として参加・協力した。「中SAM改」の最初の一個中隊はH29年度に配備する予定でようやく同年度要求予算に177億円が計上された。

中国空軍爆撃機・戦闘機が宮古海峡を通過、太平洋で艦艇攻撃演習

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中国空軍公式ニュース発表によると、9月25日に40機以上の各種空軍機が宮古海峡を通過し、荒天の西太平洋上に進出、演習を行った。演習に参加したのはH-6K戦略爆撃機、スーホイSu-30戦闘機、給油用タンカー、早期警戒監視機で、台風17号で悪天候であるにもかかわらず艦船攻撃演習と空中給油の訓練を行った。

中国の弾道ミサイル配備は質・量ともに北朝鮮とは桁違い

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先日来の北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射実験、核弾頭爆発実験で脅威はかってないほどの高まりを見せ、国民の関心が集っている。しかし脅威は北朝鮮だけではない。中国は北朝鮮とは比較にならないほど大量の核弾頭付き弾道ミサイルの配備を進め、その気になれば何時でも我国や米国を攻撃できる体制を整えている。

脅威が迫るー北朝鮮、イラン、中国の弾道ミサイルへの備えは!

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米国、日本、それに韓国は北朝鮮のミサイル技術の進歩に危機感を募らせている。北鮮とイランの弾道ミサイルを含む軍事技術の向上に対し、西側諸国は弾道ミサイル防衛(BMD)に一層の努力を強いられるようになった。

超大型機時代は終るのか—新しい広胴型機の登場で747とA380の製造ラインは苦境に

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米連邦政府の証券取引委員会が今年7月27日に出した報告書の中に、ボーイングの最高幹部の一人、財務・経営担当の責任者が次のように述べている;—「ボーイングは、747の生産打切り決定をするのに十分な理由を見付けだせる」。

不安定な世界情勢に対処、新ミサイル防衛手段の数々

LM長距離レーダー

第19回「スペース&ミサイル防衛シンポジウム(SMD)がこのほどハンツビル(Huntsville, Alabama)で開催された。折からの北朝鮮の武力行使威嚇で日本、韓国は脅威に曝されている。北朝鮮は、今年1月に4回目となる地下核実験を行い、中短距離弾道ミサイルの発射実験を繰り返し、5月以降だけでもl0回に達し、内2回は潜水艦から発射するSLBMだった。

8月15日、中国海空軍の動き活発化、尖閣諸島近くに多数の海警局公船と漁船が来寇、領海侵犯を繰り返す!

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8月15日前後から19日に至る間の中国海軍艦艇と空軍機の動きは、異常なほどに活発化している。後述のように米軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)に参加し、帰路日本海に入った艦艇3隻と、浙江省軍港から出航した別の3隻が対馬海峡経由で日本海に入り、日本海中部海域で、合計6隻で演習を行っている。中国軍解放軍報(China Military Online)は「通常の外洋演習の一環で、他意はない」と報じている。

防衛省、ミサイル防衛体制(BMD)強化を急ぐ

「きりしま」SM-3

去る8月3日北朝鮮西海岸から移動式ランチャーで発射された弾道ミサイルが、本州秋田県沖250 kmの排他的経済水域に落下した。このミサイルは液体燃料式で、隠蔽された基地内で燃料を注入したのちに引き出し、発射したものとみられる。約1,000 kmを飛んで、これまでのミサイルの中で最も日本に近い海域に着弾した。

防衛省は発射を事前に予測することができず大きな衝撃を受けている。