カテゴリー: 政治

今夏に党役員人事と内閣改造へ

安倍晋三首相が今秋に予定される臨時国会前に内閣改造と自民党役員人事を行う意向を固めた。第二次安倍内閣の閣僚は、在任期間が一年を超え、今夏には一年半余りとなる。内閣改造・党人事は「官邸主導の政権運営に与党内で不満があり、人事で求心力を高め、党内を引き締める狙いもある」(3月1日の朝日新聞)などと背景を報じられているが、日本の閣僚=国務大臣の平均在任期間は短い。総理が一年でころころ代わる猫の目内閣には批判が強いが、閣僚が1年弱で代わって来たことは良いのか。

都知事選と日本政治の展望

2月9日投開票の東京都知事選は舛添要一・元厚生労働相((67)の勝利で終わった。獲得票数は舛添氏が211万票、宇都宮健児・元日弁連会長(67)が98万票、細川護煕・元首相(76)が95万票、田母神俊雄・元航空幕僚長(65)が61万票であった。

 一時は本命・舛添、対抗・細川といわれた細川氏の三位転落は世間の話題になっている。また、田母神氏の大健闘も注目を集めている。

都知事選、舛添氏優位のまま終盤戦に

16人が立候補しているが、与党の自民党都連と公明党都本部が推薦する元厚生労働相の舛添要一氏(65)、民主党、結いの党、生活の党が自主的に支援する元首相の細川護煕氏(76)、日本維新の会共同代表の石原慎太郎氏が個人的に支援する田母神俊雄氏(65)、共産党、社民党が推薦する元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)が有力候補である。

死に方を考えよう-延命治療は受けるべきか、否か

 いかに治療をしようと、あとは死が訪れるのを待つだけという終末期の状態に陥ったとき、通常は延命治療が施される。この延命治療に対し「体が死のうとしているのに無理やり引き留めるのは良くない」という意見がある一方で、「一律に延命を中止するのは無理がある。終末期は多様で人や状況によって違う。どんな状況が治療不可能というのか、議論を深める必要がある」との見解もある。

都知事選挙;舛添支援の連合と細川支援の民主党

1月23日告示、2月9日投票の東京都知事向けて、民主党の東京都連(松原仁会長)は、告示直前の1月15日になって、ようやく「組織的勝手連」として細川護煕氏を支援することを常任幹事会で確認した。

組織として推薦・支持するということではないが「他の候補の応援は困る」(松原仁会長)と、よくわからない対応である。

平成26年の日本政治の展望(その3)

安倍晋三内閣発足から1年が経過した。アベノミクスであらゆる経済指標は改善し、日経平均も1年あまりで約2倍になり、昨年末には1万6千円を超えた。特定秘密保護法案なども成立させるなど懸案を次々に処理している。しかも、一部マスメディアの攻撃にもかかわらず、内閣支持率は56.8%、自民党支持率は37.4%(1月25日の産経新聞)と高値安定である。

平成26年の日本政治の展望(その2)

順風満帆の安倍晋三丸であるが、前途には都知事選(23日告示、2月9日投開票)、消費増税(4月)、集団的自衛権に関する憲法解釈の見直し、原発再稼動、沖縄県知事選(11月)、消費税10%の最終決断(年末)などの問題が待ち構えている。

安倍内閣には、集団的自衛権についての憲法解釈の見直しでは、連立政権の「ブレーキ役」を自任する公明党との見解調整という難題もある。

東京都知事選 都知事にふさわしいのは田母神

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来る2月9日に投開票の東京都知事選の主な顔ぶれが出揃った。

宇都宮健児前日弁連会長、田母神俊雄元航空幕僚長、舛添要一元厚生労働相、細川護煕元首相の四氏が有力候補とマスコミ各社は報道している。