カテゴリー: 航空と宇宙

エアバス「E-Fan X」ハイブリッド・システム、BAe 146リージョナル機で飛行試験を目指す

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将来の電動旅客機の実用化への道筋をつけるため、エアバス、ロールス・ロイスとシーメンスの3社が協力して「E-Fan X」と呼ぶ“ハイブリッド電動推進”システムを搭載した実証機の開発を進めている。

シーラス航空機の単発「ビジョンジェット」、600機+を受注

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シーラス航空機(Cirrus Aircraft)によると、同社が作る「ビジョンジェット(Vision Jet)」は大好評だ。「ビジョンジェット」は単発、5-7人乗りの超小型自家用ジェットだが、すでに600機を超える受注を獲得、この生産に5年掛かるという。

中国軍機、宮古海峡を頻繁に通過、遠洋訓練を常態化

西太平洋

H-6型戦略爆撃機を含む中国空軍機は、東支那海から沖縄県宮古海峡を通過、西太平洋に進出、遠洋訓練を行うことが常態化してきている。

防衛省統合幕僚監部の発表によると18日-23日の間に連続して3回も我国の防空識別圏(ADZ)を侵犯、宮古海峡を通過した。

ベルのV-280 テイルト・ローター機、間も無く試験飛行を開始、UH-60ブラックホークの代替を目指す

ベルV-280 バロー

1970年代から米軍のみならず我国などでも使用中の汎用ヘリコプター、シコルスキー製UH-60ブラックホーク(Black Hawk) の更新用として、ベル・ヘリコプター(Bell Helicopter) 社では次世代型テイルト・ローター機を開発中である。今年末からアマリーロ(Amarillo, Texas) で試験飛行を始める予定だ。

NASAが開発中の電動ターボファン旅客機と超小型電動飛行機X-57

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エネルギー効率と経済性に焦点を当てた航空のルネッサンスとも云うべき時代が間も無くやってくる。これからの設計技術者達は、飛行機の推進システムと機体設計を根本的に見直すことになりそうだ。NASAが検討中の電気動力航空機の概要を示す。

ドバイ・エアショー2017、エアバス・ボーイングの狭胴型機に空前の商談、我国からはC-2輸送機が参加

ドバイ地図

ドバイ・エアショーは、やや小さいが今年は注目すべきニュースがあった。一つはエアバス、ボーイングの新型狭胴機で空前の規模の商談がまとまったこと、もう一つは我が空自の新型輸送機C-2が展示され、湾岸諸国空軍幹部の注目を集めたことである。

中国空軍戦略爆撃H-6K、太平洋上でグアム攻撃演習を実施

中国爆撃機H-6K

ハワイ真珠湾-ヒッカム基地にある米統合軍では、米国のデフェンス・ニュースに対し、10月31日火曜日、中国軍のH-6Kバッジャー(Badger)爆撃機が、米軍の要となる基地の一つグアムを標的にした攻撃演習を行い、ハワイ近くにも飛来したことを明らかにした。

ロシア戦略爆撃機Tu-95 2機が我国防空識別圏内を侵犯飛行

10-30 Tu-95

防衛省統合幕僚監部によれば(29-10-30)、同日ロシア空軍戦略爆撃機Tu-95型機2機が、本州日本海側舞鶴付近で我が国防空識別圏(ADIZ)に侵入、そのまま能登半島、佐渡島、男鹿半島沖を北上し、北海道宗谷岬沖を経て、北海道をほぼ半周、そこから宮城県沖を南下、千葉県の犬吠埼沖に達しそこで反転北上、同じコースを通り宗谷岬に達し、シベリア方面に退去した。

ズーナム航空、ハイブリッド電動コミュータ機を開発、2022年就航を目指す

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自動車の世界では、この数年ガソリンエンジンに変わり電気動力の車が数多く出現してきたが、飛行機の分野でも電気動力機が提案されるようになった。

創立間もないズーナム航空(Zunum Aero) では次世代型電動コミュータ機を開発し、小規模都市を結ぶリージョナル航空で掛かる費用を大幅に削減しようとしている。

配備する「イージス・アショア」に巡航ミサイル迎撃機能を追加か

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防衛省は2018年度度予算で、項目要求として「弾道ミサイル防衛用の陸上配備型「イージス・アショア(Aegis Ashore)」の2基導入」を計上している。

「イージス・アショア」とは、イージス艦に搭載する弾道ミサイル防衛(BMD)システムを地上配備型にした装置で、レーダー(SPY-1)を含む管制サイトと垂直発射装置(Mk 41 VLS)などで構成される。2018年度から整備に向け動き出すが、配備は5年後の2023年になる模様。