平成27年度の緊急発進では対中国機が急増 by 松尾 芳郎 • 2016年4月23日 • 平成27年度の緊急発進では対中国機が急増 はコメントを受け付けていません 防衛省統合幕僚監部の発表(28-04-22)によれば昨年度(平成27年度)の我が航空自衛隊機による緊急発進回数は前年対比70回少ない873回であった。対象国機は中国機約65%、ロシア機約33%。減少した理由はロシア機が減ったため。 航空自衛隊の方面隊別では、北部航空方面隊/205回、中部航空方面隊/50回、西武航空方面隊/87回、主として中国機の領空侵犯に対処する沖縄の南西航空混成団/531回が目立っている。 Read more →
中国軍、早期警戒機「Y-8」沖縄本島—宮古島間の我国防空識別圏を往復 by 松尾 芳郎 • 2016年4月21日 • 中国軍、早期警戒機「Y-8」沖縄本島—宮古島間の我国防空識別圏を往復 はコメントを受け付けていません 防衛省統合幕僚監部によると(28.4.20)、中国軍の「Y-8」早期警戒機1機が沖縄本島と宮古島間の我国防空識別圏を、東シナ海と太平洋を往復する形で飛行した。我が航空自衛隊は、直ちに那覇基地から戦闘機を発進させ対応した。 Read more →
三菱MRJ、量産体制は予定通り進行中 by 松尾 芳郎 • 2016年4月18日 • 三菱MRJ、量産体制は予定通り進行中 はコメントを受け付けていません 三菱航空機によると、顧客への引渡し1号機の組立ては、今年(2016)後半から開始される、そのための細部部品の生産は1年以上前から始まっている。昨年末に改定された量産初号機の納入時期は、2017年第2四半期から1年程度延期し、2018年第2四半期に変更された。これに向けて全体の生産スケジュールが再調整された。 Read more →
中国海軍艦艇、連日宮古海峡を通過、太平洋に進出 by 松尾 芳郎 • 2016年4月16日 • 中国海軍艦艇、連日宮古海峡を通過、太平洋に進出 はコメントを受け付けていません 少し前になるが防衛省統合幕僚監部の発表によると、4月7日(木)と同8日(金)に相次いで中国艦艇が東シナ海から宮古島北東の宮古海峡を通過、太平洋に進出した。近年中国海軍は外洋行動能力の向上に合わせて太平洋への進出が活発になってきている。 Read more →
「アマゾンの創立者Jeff Bezos」が設立した宇宙企業「ブルー・オリジン」とは by 松尾 芳郎 • 2016年4月11日 • 「アマゾンの創立者Jeff Bezos」が設立した宇宙企業「ブルー・オリジン」とは はコメントを受け付けていません 世界的なネット販売大手「アマゾン(Amazon)」の創立者で、巨万の富を築いた「ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)」氏は、550億円を投じて2000年7月に航空宇宙製造企業「ブルー・オリジン(Blue Origin)」社を設立、活動を始めた。我国ではあまり知られていないが、その一端を紹介しよう。 Read more →
DARPAの「垂直離着陸実証機(VTOL-X)」計画、「オーロラ・フライト・サイエンセス」社が受託 by 松尾 芳郎 • 2016年4月6日 • DARPAの「垂直離着陸実証機(VTOL-X)」計画、「オーロラ・フライト・サイエンセス」社が受託 はコメントを受け付けていません DARPAの「VTOL実証機(VTOL X-Plane)計画は、普通の固定翼機とヘリコプターのような回転翼機で開発された技術を、統合する新しいシステムを研究し、革新的な「垂直離陸着陸機能を持ちながら高速飛行ができる」機体を実現させようと云うもの。DARPAは、VTOL X実証機のフェイズ2および3の開発の担当に「オーロラ・フライト・サイエンス(Aurora Flight Sciences)」社を選び、約9,000万ドルで契約を結んだ。 Read more →
ロシア、中国の艦艇、西日本海域で活動 by 松尾 芳郎 • 2016年3月29日 • ロシア、中国の艦艇、西日本海域で活動 はコメントを受け付けていません 新しい安保法が施行された前日に、統合幕僚監部の発表によれば(2016-03-28)、午前4時半頃ロシア海軍艦艇3隻が対馬海峡を南下して東シナ海に入った、またほぼ同時刻に中国海軍艦艇2隻が鹿児島県南の大隈海峡を通過、太平洋に向かった。我が国周辺の軍事脅威はますます高まっている。 Read more →
米空軍の次世代戦略爆撃機[B-21]の主要サプライヤーが決定 by 松尾 芳郎 • 2016年3月26日 • 米空軍の次世代戦略爆撃機[B-21]の主要サプライヤーが決定 はコメントを受け付けていません 米空軍では、これまで[LRS-B]と呼ばれていた計画を、このほどノースロップ・グラマン社(Northrop Grumman)と、800億ドル(約8兆8千億円)で開発する契約を結んだ。開発費の総額は235億ドル(26兆円)に達するものと見られている。そしてこれまでの名称、[LRS-B] (Long-Range Strike Bomber)「次世代型長距離打撃爆撃機」を、21世紀の爆撃機を意味する[B-21]に改めた。 Read more →
ボーイングの将来旅客機計画「SUGAR」について by 松尾 芳郎 • 2016年3月5日 • ボーイングの将来旅客機計画「SUGAR」について はコメントを受け付けていません ボーイングは、2030-2050年頃に実用化できそうな革新的な“亜音速、環境に優しい民間旅客機研究”「SUGAR」案をNASAに提出した。「SUGAR」とは「Subsonic Ultra-Green Aircraft Research」の頭文字をとった略で、NASAとの契約でボーイング主催の「SUGAR」チームが検討した将来航空機概念だ(2012年5月)。 Read more →
EUは2019年に革新的旅客機の開発を決めるか by 松尾 芳郎 • 2016年2月29日 • EUは2019年に革新的旅客機の開発を決めるか はコメントを受け付けていません エアバスが出資するEUの航空機設計機構「Bauhaus Luftfahrt」は、EUが主唱する「Clean Sky 2航空宇宙研究プログラム」の一つとして、「胴体尾部に装備するハイブリッド型電気推進装置(PFC=Propulsive Fuselage hybrid-electric concept)」の具体案を発表し、小型の実証機を作り試験することを提案した。 Read more →