カテゴリー: 防衛

スペースX、ファルコン9 Block 5 打上げ回収に成功

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スペースX社では、ファルコン9ロケットは最小限の整備を繰り返しながら少なくとも10回は再使用するという目標を立ててきた。ファルコン9 Block 5再使用可能ロケットを今後30-50基打ち上げる予定である。5月11日に最初のBlock 5が打ち上げられ、1段目の回収に成功した。

防衛省、新型電子戦情報収集機の開発に取り組む

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川崎重工(KHI)製の新型輸送機C-2を電子戦情報収集機に改造した試作機が2018年2月6日に航空自衛隊岐阜基地で姿を現した。併せて米誌によると海自用としてMRJ70を母機とする海自用電子情報収集機も検討されている模様。

李克強首相の離日、再び中国軍機の行動が活発化、宮古海峡通過

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李克強首相は日本公式訪問を終え11日に離日したが、これを待っていたかのように中国軍機の活動が再開された。安倍首相が出した「中国当局に拘束されている日本人8人の解放」については無回答、また「沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺で繰り返される中国海警局艦船による領海侵犯」については会議の議題にすら挙げられなかった。これら懸案の重要事項は先送りされたまま、李首相は11日に離日した。

ロールスロイス、「ウルトラファン」実証エンジンの飛行試験を近く開始

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ロールスロイスがこれまでの「トレント」系列エンジンの後継となる「アドバンス」と「ウルトラファン(UltraFan)」の開発を始めてから4年になる。「トレントXWB」から出発した同じ3軸式の「アドバンス3」は試作に止まる見込み。これで得た新設計の高圧系コア、すなわちHP(高圧)コンプレッサーとHP(高圧)タービンの技術を使い、2軸式としたのが「ウルトラファン」である。

中国海・空軍、日本及び台湾近海で活発な活動続く

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今年に入ってから我が国及び台湾周辺における中国軍の動きは依然として高い水準で続いている。4月最後の週末を挟む数日の動きについて、ほとんどのマスコミは黙っているが、かなり注目すべき動きがあった。台湾は中国の一部と主張し、台湾の独立志向を認めず、政治的な圧力を強める中国の外交政策に呼応した中国軍の行動である。

空母を含む中国海軍艦艇7隻が与那国島南方海域で演習、それから宮古海峡を通過東支那海へ

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統合幕僚監部の発表によると、4月20日(金)午前10時半頃、佐世保基地第13護衛隊所属「さわぎり」、同第5護衛隊所属「あきずき」、及び那覇基地第5航空群所属P-3C哨戒機が、与那国島の南約350 kmの海域を東に進む中国艦隊を発見、監視、追尾した。翌21日には、宮古海峡を通過東支那海に入った。

4月中旬、ロシア軍機と中国軍機の活動が著しく活発化

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統合幕僚監部が4月13日から20日に掛けて発表した6件のニュースによると、この1週間我国周辺におけるロシア軍機と中国軍機の活動が著しく活発になった。4月12日頃海南島三亜沖で行われた中国海軍の艦艇48隻、航空機76機が参加する大演習が行われたが、一連の中国軍機の活動はこれを補完し、併せて台湾、日本を威圧する目的で行われたもの、と軍事筋では推測している

平成29年度の緊急発進は904回で依然高水準

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防衛省統合幕僚監部の発表(平成30.4.13)によれば、平成29年4月から平成30年3月までの1年間に航空自衛隊戦闘機が行った緊急発進は904回に達し、前年度対比で264回減少したものの、中国軍機が全体の55%、ロシア軍機が43%でほぼ全数を占めた。

ロシア空軍Su-24型機2機が日本海北陸沿岸に接近

Su-24 2機のうちの1機

防衛省統合幕僚監部によれば、4月7日土曜日にロシア空軍のSu-24型戦術偵察機2機が、我国北陸地方の日本海沿岸に接近飛行を行った。これに対し航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させ、領空侵犯を防いだ。これについても我国メデイアは完全無視。

中国海軍艦艇が宮古海峡を通過、太平洋へ

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防衛省統合幕僚監部の発表によれば、4月5日(木)午前8時ごろ、中国海軍艦艇3隻が沖縄-宮古島間の宮古海峡で、宮古島の北北東130 kmの海域を航行し,東支那海から太平洋に向け南東に進むのを、海自護衛艦「じんつう」が発見、追尾した。本件について我国のマスコミは一切報道していない。