カテゴリー: 防衛

ロシア海軍IL-38型哨戒機、連日本州の三陸海岸沖を飛行

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防衛省統合幕僚監部によれば6月27日と同28日にロシア海軍の対潜哨戒機IL-38型機2機ずつが本州三陸海岸沖の空域に接近、情報収集を行った。いずれの場合も空自戦闘機が発進、警戒に当たり、領空侵犯を防いだ。

20-22日の連日、中ロ艦艇多数が我が国周辺海域を航行

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。防衛省統合幕僚監部によると、このところ中国及びロシア艦艇が頻繁に我が国周辺海域を航行している模様。この中で21日に対馬海峡を南下したロシア艦隊に戦車揚陸艦3隻がいるのに注意、中国海軍と共同で東シナ海で島嶼上陸演習をする気なのか?

6月19日にも中ロ艦艇、我が国周辺で不審な行動

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防衛省の2つのチャンネルから6月20日付で、相次いで中ロ海軍の動きに付いて発表した。国内マスコミは一部で小さく取り上げたが、ほとんどが黙殺、報道しなかったので、ここに内容を紹介する。

中国艦隊/東シナ海から太平洋へ、ロシア潜水艦/宗谷海峡を東進

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去る6月9日以降、我国領海や接続水域への中露海軍艦艇の侵犯事件が続いている。一般マスコミは取り上げていないが、その後6月17日にもこの状況は続いている。これらの状況から、彼我の海軍力の格差がますます開いていることに危惧の念を抱かざるにいられない。

ボーイングKC-46Aタンカー問題は解決へ

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ボーイング防衛・宇宙・保安部門(BDS=Boeing Defense, Space & Security)は、2011年に米空軍の次世代タンカーとして「KC-46 A」型機を提案、エアバス/ノースロップ・グラマン提案の「KC-30」を退け、条件付きながら175機の受注に成功した。しかしC-17大型輸送機とA-10地上攻撃機への給油試験で新たな不具合が生じ、空軍への納入スケジュールに影響が出てきた。

ロシア海軍艦艇、宗谷海峡を東進

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防衛省統合幕僚監部によれば(28-05-30)、 5月30日(月)午前6時ごろ、北海道北端の宗谷海峡沖約120 kmの海域を東に向かうロシア海軍グリシャV級小型フリゲート2隻を発見した。

P&W、エンジン大増産へ/エアバスに改良型エンジンを納入

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P&Wが10億ドルを投じて2015年中期に完成したロジスティックス・センターは、このところ続く民間用、軍用のエンジンの需要増加傾向に対応して、今年の出荷数約700台から2020年代半ばまでに2,000台以上の納入を可能にする。またA320neo就航以来問題になっていたエンジンスタート時の運用制限は、改良型エンジンの納入が始まったので近く解消する。

中国艦艇、太平洋から与那国島南を通過し南シナ海に入る

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防衛省統合幕僚監部の発表(28-05-24)によれば、同日の午前9時から午後1時にかけて中国艦艇6隻が相次いで沖縄列島与那国島の南約360 kmの海域を太平洋から南シナ海に向けて西進した。発見追尾したのは海上自衛隊第5護衛隊佐世保基地所属の護衛艦「あきずき」である。

NASA、火星大気の中を飛ぶ無尾翼機の開発に取組む

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NASAは、火星探査ミッションの一つとして火星上空を低高度で飛び表面を探査する無尾翼機の開発に取組んでいる。

これまでの火星探査は、周回軌道上の衛星と地上を動くローバー、の二つの方法で行われてきたが、これに無尾翼グライダーが加わることで一層精密な探査が可能になる。