航空と宇宙 北京空港、定時出発率で世界主要空港中の最下位 by 松尾 芳郎 • 2013年9月8日 米国の世界的なフライトデータ調査機関「フライトスタッツ(FlightStats)」は、定期的に世界の空港別、エアライン別などの定時出発率や定時到着率などを公表している。同社は先月2013年前半の世界主要空港35空港の定時出発率を発表した。そのなかで中国の北京国際空港は定刻15分以内に出発できた定時出発率は僅か18%、主要空港中35位の最下位だった。そして34位には上海浦東空港の29%がランクされている。 Read more →
防衛 露海軍、次世代SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)『ブラバ』の発射実験に失敗 by 松尾 芳郎 • 2013年9月7日 ロシア海軍が次世代の潜水艦発射弾道ミサイルとして実戦配備を急いでいた『ブラバ』の発射実験に失敗した。ノーボスチ通信が伝えた。シリア情勢が緊迫するタイミングで、発射成功でああれば米国への”軍事プレッシャー”となった。 Read more →
航空と宇宙 三菱MRJ遅延問題、FAA新規則への対応に手間取る by 松尾 芳郎 • 2013年9月7日 2013-09-04 Golden Eagles newsに掲載されたMavis Toh氏(Singapore)作成の「MRJ attributes programme delay to US FAA’s delegation process」を要約し多少付記して以下に述べる。三菱航空機がMRJリージョナル機の開発に予想以上に時間が掛かっているのは、米国FAAの新しい型式証明認可手順[ODA]への対応に手間取っためである。 同社の営業担当責任者(Y. Fukuhara氏)の電話インタビューに対する説明は Read more →
航空と宇宙 中国の民間旅客機市場、向こう20年間で3倍に成長 by 松尾 芳郎 • 2013年9月5日 ボーイング社は9月5日、最新の中国民間旅客機市場の向こう20年間の最新予測を公表した。北京で同社、旅客機開発担当最高責任者のスコット・ファンチャー副社長が記者会見で明らかにした。それによると中国市場は5,580機の新規需要(7,800億ドル相当)が予測され、現在の3倍の規模に膨らむと見る。米国市場を抜き、中国が単独市場として世界NO1に踊り出るという。 Read more →
防衛 東地中海、波高し。米露の艦隊集結で冷戦時代彷彿 by 松尾 芳郎 • 2013年9月5日 米国を中心に化学兵器使用に対するシリア・アサド政権への武力制裁の動きが確実視される中で、東地中海にロシアが艦隊を集結させ対決の姿勢を鮮明にし始めた。既に展開中の艦隊に加え露海軍が数隻の援軍を急派しているとノーボスチ通信は伝え米露が直接対決する場面も懸念されだした。 Read more →
航空と宇宙 エアバス旅客機40機、世界第2位のデルタ航空が発注 by 松尾 芳郎 • 2013年9月4日 デルタ航空、エアバスは9月4日、広胴旅客機A-330型10機を含む40機の確定発注で合意したと公表した。デルタ航空は、経年機体の更新に取り組み中で、今後、エアバス製旅客機の導入が急増しそうだ。ノースウェスト航空と合併後、新生デルタ航空がエアバス機導入を決定したのはこれが初めて。土壇場まで売り込みで激戦を続けてきたライバル、ボーイング社の衝撃は大。次世代旅客機B787『ドリームライナー』の運航トラブル問題で株主からジェームス・マクナーニ会長の指導力に不満と批判が寄せられた経緯がある。デルタ航空をめぐる売り込み敗退でボ社首脳陣への批判が再燃するかもしれない。 Read more →