したたかな北朝鮮を考える

「抑止力」によって軍備の増強を思いとどませることができるのだろうか。北朝鮮が米国や国際社会の制裁と圧力に抵抗しながら核・ミサイルの開発を続けるのを見るにつけ、こう考えるようになってきた。高性能の武器を新たに保有しようとするときの意味づけに使われるのがこの抑止力である。

イージス・アショアの配備、閣議決定

ルーマニア サイト

日本政府は、北朝鮮の核弾頭を含む弾道ミサイル開発で急速に高まる脅威から国家国民を守るため「地上配備型の新迎撃ミサイルシステム“イージス・アショア”システム2基を導入する旨、閣議決定をした(平成29年12月19日)。これに伴い防衛省は2018年度予算で、導入に関わる経費を計上している。配備は2023年になる見込みだが前倒しを図る。

平成29年を振り返ってー野党共闘の頓挫、民進の枝分かれ ホップ・ステップ・ドホ~ンの小池政局

この1年、ニュースの主役は何といっても小池百合子都知事であった。小池百合子は、昨夏の都知事選で「ホップ」、今夏の都議選で「ステップ」と跳躍したが、ジャンプを目指した今秋の衆議院総選挙では「ドボン」と沈んだ。

中国軍機の動き、我国周辺で益々活発化

H-6K巡航ミサイル搭載

この数日 (17日、18日、20日) 我国周辺で中国軍機の動きが異常に活発化している。注目すべきは18日の対馬海峡通過・日本海での演習、および3ヵ日連続で電子戦機等で宮古海峡を通過した件である。軍事筋では、北朝鮮情勢の緊迫化で我国が防衛力強化に向かうのを牽制し、またいつでも南西諸島を収奪できるぞ、との脅しと受け止めている。

中国、巡航ミサイル携行のH-6K爆撃機など多数が宮古海峡を通過

12-09 H-6K

我が国のメデイアは、中国軍機の宮古海峡通過について、あまりにも頻繁な飛行のため殆んど取り上げなくなっている。しかし、ここに述べるように事態は沈静化するどころか、昨今の中国軍による威嚇行動は一層高まっている。

防衛省統合幕僚監部の発表によると、この数日H-6K爆撃機を含む多数の中国軍機が相次いで宮古海峡を往復あるいは通過した。

防衛省、平成30年度防衛予算案に「長射程巡航ミサイル3機種の導入」に関わる経費を計上

F-35とJMS

小野寺五典防衛大臣は、12月8日の記者会見で、戦闘機搭載型の敵基地攻撃ができる長射程巡航ミサイルを導入するため、平成30年度防衛予算案に必要諸経費を盛り込む、と発表した。いずれも射程500 kmから1,000 kmの長射程巡航ミサイルのため、発射母機は、敵の防空システムの脅威を受けない遠距離から発射できる。このため母機の安全性が高まる。また、いずれも速度は亜音速だが、ステルス形状のためレーダーに発見されにくく、防空網を突破して目標に接近・着弾し易い。