本稿は木村良一氏の寄稿です。「『新型コロナウイルス』-正しく怖がるにはどうすればいいのか-」(扶桑社)=写真=を3月26日に緊急出版した。感染症の問題を取材してきた私の拙い経験から新型コロナウイルスとの付き合い方をまとめたものだが、そんな本を書き上げても釈然としないことがある。それは「なぜ、世界中の人々が感染力も病原性(毒性)も弱いウイルスに翻弄され、パニックに陥ってしまうのか」という疑問だ。今後しばらくはこの疑問に対する答えを求めて取材を続けることになるだろう。
スピード感と実効ある緊急経済対策を ‼
本稿は鳥居徹夫氏の寄稿である。武漢ウイルスの感染爆発が止まらない。中国から全世界に拡散し、アメリカ・EUなどでは、感染者・死亡者数が爆発的に膨れ上がっており、さらに拡大の様相にある。日本経済にも深刻な打撃を与えている。ヒトとモノの流れがパタリと止まるなど、企業や国民生活を直撃し、甚大な被害を受けている。企業・事業者は資金繰り、家計は生活防衛である。要は資金ショートが起こさせないことであろう。 政府の当初予算が成立しないと、経済対策や補正予算の審議もさせないという国会の悪慣行が障害である。こういう時こそ野党の方から率先して、「想定外の国難であり、政局にしない」と、政府与党に迅速な政策実行とスピード感を要請すべきではないか。
最新鋭イージス艦「まや」が就役、ミサイル迎撃能力を一段と強化
防衛省は2020年3月19日、ジャパン・マリン・ユナイテッド(JMU)横浜事業所磯子工場で、護衛艦「まや」の引渡し式および自衛艦旗(軍艦旗)授与式を河野太郎防衛大臣出席のもとで行なった。(Japan’s Defense Ministry conducted Commissioning Ceremony of the Navy’s seventh Aegis Destroyer “Maya” DDG-179 at JMU Shipyard in Yokohama, with the DOD Minister Taro Kono in attendance, at March 19, 2020. “Maya” equipped Ballistic Missile Defense system with SM-3 Block 2A missiles and the Cooperative Engagement Capabilities.)
赤色巨星ベテルギウスの減光は自身が放出するダストが原因か?
北天のオリオン座(Orion)の左肩にある赤色巨星ベテルギウス(Betelgeuse)の光度が急速に低下しているのが観測され、超新星爆発の前兆ではないかと騒がれた。しかしその後の観測で、ベテルギウス自身から放出される大量のダストで光が遮られ、これが光度低下の原因であると、報じられた。
(Late last year, amateur and professional astronomers noticed that the red supergiant star Betelgeuse dimming quickly and significantly, with its brightness plummeting by 40 %. Was this getting ready to explode as a supernova? However, new study reported, it turns out dust may be the culprit for building up what are likely false hopes of soon witnessing a massive explosion.)