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統合幕僚監部が発表した令和2年1月における中国軍の我が国周辺における活動は僅か1件のみ、ロシア軍の活動は報道されていない。中国湖北省で発生した新型肺炎流行の対応に追われているためか、あるいは習近平訪日が近付いてきているためか、いずれにしても沈静化しているように見える。
悪天候で2日遅れたが、1月25日にボーイングは業績回復の期待を込めて開発した最新型の長距離広胴型機 777 Xの初飛行を行った。これからFAAの型式証明取得のための試験飛行が始まる。[777-9]型の1号機 [WH001]が工場に隣接する空港・ペイン・フィールドを午前10時9分に離陸。そして3時間51分の飛行の後、再びペイン・フィールドに着陸した。(After two days of delays due to bad weather Boeing’s 777X, the company’s new long range widebody jet, successfully completed its initial test flight on Jan. 25. The 777-9 took off Paine Field at 10:09 and landed back after 3 hr. 51 min. The plane marks the start of an intense certification campaign. The following is a news story based on the articles of The Seattle Times by Dominic Gates and Aviation Week Network by Guy Norris.)
本稿は鳥居徹夫氏の寄稿である。通常国会が1月20日から始まった。野党の代表が本会議質問で選択的夫婦別姓に言及したときに、本会議場から「だったら結婚しなくていい」とのヤジ(ツッコミ)があった。その直前の20日には、立憲民主党と国民民主党が昨年来協議を続けていた両党の合流を見送った。このタイミングでのヤジは、まさしく「愛も信頼もない国民民主党と立憲民主党」だから、「結婚しなくてよい」という皮肉にも聞こえる。そのうち共産党との浮気・不倫にまで発展するのだろうか。1月末に、中国の湖北省・武漢から広がった新型肺炎(コロナウィルス)の感染拡大もあって、議員生活の生き残りを賭けた総選挙対策は遠のいた。解散風がなくなれば、野合の必要性もないし、遠心力が強まった。
ボーイングは1月21日に「現在飛行停止中の737 MAXの飛行再開は、予想から3ヶ月遅れ今年中頃になる」と発表した。飛行停止は今回の発表で15ヶ月以上になる。続けて「737 MAXの顧客、部品供給のサプライヤー、一般の航空機利用客、に多大の迷惑をかけていることをお詫びする」と述べた。(Boeing now projects the 737 MAX won’t get FAA clearance to fly until midyear, about three months further out than previously expected, in a delay that could stretch the plane’s grounding to more than 15 months. Boeing says “We acknowledge and regret the continued difficulties that the grounding of the 737 MAX has presented to our customers, our regulators, our suppliers and the flying public.”)