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イージス艦用レーダー、日米が共同開発へ  —レーダー技術進歩の歴史—

イージスアショアのレーダー

7月6日の日経は「日本と米国が弾道ミサイル防衛を担うイージス艦に搭載する次世代レーダーを共同開発する検討を開始」と報じた。6月に開かれた両国の防衛当局の次官級協議で討議され、年内にも合意、5年後の量産を目指す、と云うもの。次世代レーダーは、我が国の三菱電機や富士通が開発した窒化ガリウム(Ga-N)半導体製の送受信(T/R)素子を使い、従来のガリウム砒素(Ga-As)半導体素子製のレーダーに比べ探知距離が3倍程度に向上する。