ボーイング、B737月産42機体制が本格始動


2014年2月5日  マーク・デブリン(米フロリダ州マイアミ)

ボーイングがB737型機の『月産42機体制』を今週から本格始動させた。同型機で過去最大の生産能力移行だ。ナロー・ボディー(単通路旅客機)の製造拠点、レントン工場で新増産体制のキック・オフとなる機体の主翼製造に着手した。

月産42機体制第一号機に当たる機体の主翼製造では構造の基礎となるスパー(桁)の部材を担当の機械工が協力して所定の配置場所に据え付けた。

民間旅客機で超ベストセラー機のB737型機は2010年以降、需要をさばくため月産31・5機体制で対応。同型機の最新シリーズNGを供給してきた。今月からは能力を月産42機に引き上げ、ライバルのエアバスA320型ファミリーと競り合う。

ボーイングではB737型機を更に進化させた次世代型省エネ・エンジン搭載の-MAXシリーズの開発を加速させている。

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[(Boeing)月産42機体制がスタートしたボーイング・レントン工場]