米空軍の調達三大目標のトップは空中給油タンカー『KC46A』


上院証言

 

[(US AIR FORCE)議会証言する米空軍長官補佐=調達担当=、ウィリアム・ラプランテ博士]

2014年4月4日(JST.2050)          Aaron Terruli

米空軍が当面、最優先する調達の目標が明らかになった。次期空中給油機『KC46A』、JSF(統合戦闘攻撃機)F-35A『ライトニングⅡ』、次期長距離爆撃機の3項目。米空軍で調達部門を仕切る、長官補佐、ウィリアム・ラプランテ博士が4月2日の米下院、軍事委員会関連部会で表明した。なかでも次期空中給油機がトップにランクされているという。

次期空中給油機の重要性について同博士は兵員輸送、兵器の運搬、時間との勝負に繋がる補給品、食料、武器の空中投下を地球規模で実行するには航空機の機動性が重要で、それを背後で支える役割を担うとしている。現用の主力空中給油機KC135『ストラトタンカー』は導入から半世紀近い時間が経ち、今後、作戦行動の円滑な遂行の妨げになりかねない。ラプランテ博士は『KC46A』導入が米軍の世界戦略の鍵を握る、需要な使命を持つと強調した。

次期空中給油機は2016年に初号機を取得。2028年迄調達が続くが、56機の調達実施は長期計画に盛り込み済み。

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[(Boeing)B2ステルス爆撃機に空中給油するKC46A]

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[(Boeing )ボーイングF15″ストライク・イーグルに空中給油するKC46A]