ボーイング、国際航空ショーで次世代対潜哨戒機等2機種を初公開


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[(Boeing)カタール航空向けのB787-9型機]

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[(Boeing)米海軍が14機目を受領したボーイングP8A”ポセイドン”]

2014年7月3日(JST.12:10)                         Aaron Terruli

ボーイングが国際航空ショーで、米海軍が導入した次世代対潜哨戒・情報収集機P8A『ポセイドン』、B787『ドリームライナー』初の派生型-9シリーズの一般公開を決定した。ボ社が7月2日、正式発表した。

この国際航空ショーは、ロンドン郊外ファーンボローで7月14~20日の間開催。パリと並ぶ世界最大の航空界のイベント。世界中から、航空関連企業の幹部、専門家が最新の航空界の情報を求めて集まる。一般客も航空マニアに留まらず団体ツアーで押し掛ける人気。ライバルのエアバスは次世代省エネ広胴機、A350XWB型、世界最大の総2二階旅客機、A380型を含むフルラインの機材展示で市場へのアピールをはかる。

ボーイングが今回選んだ出展機種はライバルの動きを十分計算した上の決断。B787-9、P8A『ポセイドン』両機とも、地上展示と上空のデモ飛行で入場者へのPR活動を忘れていない。ボーイングに取っては、今回が同航空ショー参加開始、40周年の節目でA380型機の対抗機を出展できないもどかしさを感じる。世界最大の航空、防衛企業として、もう一度、世界をあっと言わす機体(例えば、ブレンデッド・ウイング型)を世に問うてほしい。

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[(Boeing)NASA等との基礎研究が進む、次世代巨人機のモデル機]