2026年8月4日(令和8年) 松尾芳郎
令和8年7月、我国および台湾周辺における中露軍の活動は6月より遥かに活発化。これに対し我国および同盟諸国は、抑止力強化に努めている。
(China’s PLA military drill near Japan and Taiwan territorial space in July get much higher than June. Japan and allies are putting defensive act against the hostiles. Following are the details of major issues.)
防衛省および各幕僚監部、米第7艦隊などが発表した6月における我国周辺の中露両軍の軍事活動および我国と同盟諸国軍の対応は以下の通り。
中露、北鮮軍の動向
- 7月6日、日経電子版、CNN、日本戦略研究フォーラム、などの報道、中国原潜、弾道ミサイルを太平洋に向け発射
7月6日午後1時、中国海軍原子力潜水艦 (SSBN)の「094型」「晋」級が潜水艦発射弾道ミサイル「巨浪 (JL2)」または「巨浪 (JL3)」を発射した。弾道ミサイルは太平洋上に設定した目標水域に着弾した。オーストラリア紙によると、ミサイルは南シナ海から発射されフィリピン南部を掠め、太平洋の島嶼国「ツバル」の排他的経済水域に着弾した。
「ツバル」は赤道の南、キリバス・サモア・ソロモンに囲まれた海域にある。
潜水艦から発射する「巨浪 (JL3)」は、中国沿海の南シナ海から米本土に到達するにはやや不足だが、射程8,000 km以上。弾頭は3個以上のMIRV。
これは次項で紹介する「中露両軍、東シナ海で大規模合同演習を実施」の初日を飾る意味で行われた、と中国軍は述べている。
中国の弾道ミサイル潜水艦は「094型」「晋」級が主力で、6隻保有している。排水量12,000 ton、全長137 m、最大速力20 kts以上、「JL2」または「JL3」弾道ミサイル12基を搭載できる。「O94型・晋級」潜水艦はいずれも海南島の楡林基地を母港にしている。
数年前に、中国軍事評論家集団が日本への核攻撃について動画を公表した。「日本が台湾有事に参戦したら中国軍は即座に日本に核攻撃する」とする内容だ。

図1:(CNN) 原潜 (SSBN)094型「晋」級。「JL 2」SLBMを12基搭載。

図2:(Missile Threat)中国軍が公表した「JL 2」SLBM。パレードに参加した画像。

図3:(Wikipedia)「JL2」は直径2 m、高さ13 m、大陸間弾道弾「DF-3」の潜水艦発射型。3段式固体燃料ロケット。、
- 7月6日、産経、読売、中央日報、ロイター通信報道、中国・ロシア軍、東シナ海で最大規模の合同訓練、そして日本の周辺航行へ
中国国防省は7月5日、ロシア海軍と定例の合同軍事訓練「海上連合2026」を山東省青島付近の黄海で実施、と発表した。演習は7月6日〜13日の日程で行われた。演習終了後には、両軍の一部が太平洋に移動、日本EEZ内などで合同パトロール「海上連合巡航」を実施した。
ロシアは、ミサイル巡洋艦「ワリヤーグ」、フリゲート「レズキー」、潜水艦「ウファ」、救難艦「イーゴリ」が参加。
中国軍は、055型ミサイル駆逐艦「鞍山」及び052DL型駆逐艦「開封」、054A型フリゲート「無湖」、総合補給艦「可可西里湖」、救難艦「陽澄湖」、潜水艦などが参加。
中国政府は「今回の演習は日本を念頭に置いた演習」と強調している。シンガポールの「連合早報」紙で、中国の軍事評論家、宗忠平氏が「今回の合同演習は日本を最大の仮想敵として行われた」と語った。
今回の演習に先立つ6月27日には、中露領空軍は第1列島線・沖縄県宮古海峡の上空でH-6爆撃機とYu-95爆撃機による共同飛行を実施した。
後述するが日本の統合幕僚監部は、6月下旬以降、052D型・052C型駆逐艦、054A型フリゲート、055型駆逐艦など7隻以上が相次いで対馬海峡・大隅海峡を通り太平洋に進出した、と発表した。統合幕僚監部は6月29日の5回を含め合計10回の中露艦艇の航行について公表した。

図4:(タス=聯合ニュース)7月5日ロシア・ミサイル巡洋艦「ワリヤーグ」が中露合同演習に参加するため山東省青島に入港した。乗組員が艦舷に整列している。
- 7月11日」、米Diplomat誌報道、中国新型強襲揚陸艦「四川」就役近し
中国が建造中の最新鋭076型強襲揚陸艦「四川」の映像が公開された。飛行甲板の標識、電磁カタパルト、着艦拘束用アレステイング・ギアなどが確認できる。大型固定翼無人機の運用などを想定している。就役すれば中国海軍の遠征・上陸作戦能力を高める。量産されれば、台湾、日本、米国など周辺国への軍事的圧力を一段と高めることになる。
076型強襲揚陸艦「四川」は、同型の1番艦で、満載排水量41,000 ton、全長252 m、幅43 m、1,000名以上の上陸要員を輸送できる。上陸用726型エアクッション艇2隻をウエルドックに搭載している。艦橋は航行・航空を分離する2艦橋方式、マストには回転式AESAレーダー・アンテナを備える。エレベーターは舷側に2台あり、前は艦橋の間・後ろは左舷艦尾にある。

図5:(中国中央テレビ)076型強襲揚陸艦「四川」は、昨年末に上海で進水、艤装・航海試験が行われ、近く就役予定。
- 7月11日、 AFP、時事通信、読売新聞、報道、中国はフィリピン・ルソン(Luzon)島北バシー海峡にある“バタン諸島は中国領”と主張
中国の学者らが「フィリピン最北端バタネス州のバタン諸島(Batan Islands)は中国領だ」と主張を展開した。
これに対しフィリピン政府は7月10日「何の根拠もない」と反論した。
今年6月末、広東省の大学で学者や専門家(中国政府関係者)が会議を開き、「バタン諸島は台湾の地理的延長上にあり“中国領”だ」と結論付け、フィリピンの言う歴史的権利に異議を唱えた。中国共産党の環球時報は7月11日このシンポジュームについて報じ、「バタン諸島は中国に属する」との見解を1ページを使って掲載した。
中国外務省は所認否を明らかにしていない。フィリピン政府は、深刻な懸念事項として捉えており、偽りの物語を繰り返し本当らしく見せるいわゆる「サラミ戦術」だとしている。

図6:(読売新聞)バタン諸島は台湾とフィリピンの間にあるバシー海峡に近い戦略的要衝。バシー海峡は中国空母打撃群が太平洋に出る重要航路にあり、台湾有事の際は閉鎖される可能性がある場所。
- 7月1日、統合幕僚監部発表 中国フリゲート(531)太平洋から宮古海峡を経て東シナ海へ(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月1日昼間、ジャンカイ(江凱)II級フリゲート(531)「湘潭」が東シナ海から宮古海峡を経て太平洋に進出した。

図7:(統合幕僚監部)ジャンカイ(江凱)II級フリゲート(531)「湘潭」、[054A型]と呼び、40隻以上が建造された。満載排水量4,000 ton、速力27 kts。

図8:(統合幕僚監部)ジャンカイ(江凱)II級フリゲート(531)「湘潭」の航跡。
- 7月1日、統合幕僚監部発表 ロシア・ビニシア級情報収集艦(208)が久米島付近を遊弋、宮古海峡を経て太平洋へ(中露軍合同訓練「海上連合2926」関連)
7月1日、ロシア海軍「ビ二シア」級情報収集艦(208)「クリルイ」が久米島(沖縄県)南の海上を遊弋、その後宮古海峡を通過、太平洋に出た。

図9:(統合幕僚監部)「ビ二シア」級情報収集艦(208)「クリルイ」は満載排水量3,400 tom、全長84 m、同型は7隻、内2隻が太平洋艦隊所属。

図10:(統合幕僚監部)ロシア海軍「ビ二シア」級情報収集艦(208)「クリルイ」の7月1日の航跡・
- 7月2日、統合幕僚監部発表 ロシア海軍スラバ級巡洋艦(011)、キロ級改級潜水艦、イゴリ・ペロウソフ級潜水艦救難艦、アルタイ改級補給艦が対馬海峡を経て東シナ海へ(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月1日夕刻から2日にかけて、スラバ級ミサイル巡洋艦(011)およびキロ級改潜水艦、少し遅れてイゴリ・ベロウソフ級潜水艦救難艦とアルタイ改級補給艦が、いずれも日本海から対馬海峡を経て東シナ海に向け航行した。

図11:(統合幕僚監部)

図12:(統合幕僚監部)

図13:(統合幕僚監部)
図14:(統合幕僚監部)
- 7月6日、統合幕僚監部発表 中国軍Y-9情報収集機が中国本土から飛来、長崎県沖から沖縄本島東空域まで飛行、反転して同じ経路で立ち去る(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月6日午後、中国情報収集基「Y-9」が本土から飛来、長崎県男女群島南から沖縄本島の東まで南下、周回したのち反転して往路同じ経路で立ち去る。

図15:(統合幕僚監部)7月6日のY-9情報収集機の飛行経路。

図16:(統合幕僚監部)
- 7月7日、統合幕僚監部発表 中国海軍ルーヤンII級ミサイル駆逐艦(153)、ジャンカイII級フリゲート(599)が奄美大島と横当島の間の海峡を経て東シナ海へ(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月7日朝、中国海軍ルーヤンII級ミサイル駆逐艦(153)及びジャンカイII級フリゲート(599)が、奄美大島と横当島(鹿児島県)の間を経て太平洋から東シナ海に入った。
なお、ルーヤンII級(153)は6月29日に大隅海峡を経て太平洋へ航行、ジャンカイII級(599)は6月26日に宮古海峡を経て太平洋へ航行、したものとそれぞれ同じ艦である。

図17:(統合幕僚監部)ルーヤンII級ミサイル駆逐艦(153)

図18:(統合幕僚監部)ジャンカイII級フリゲート(599)「安陽」

図19:(統合幕僚監部)
- 7月9日、統合幕僚監部発表 中国海軍ドンデイアオ級情報収集艦(795)、ハイジュウ101級サルベージ救難艦(861)が大隈海峡を経て東シナ海へ(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月7日、中国海軍ドンデイアオ(東調)級情報収集艦(795)「天枢星」及びハイジュウ101級サルベージ救難艦が太平洋から大隅海峡を経て東シナ海に入った。この内情報収集艦は6月29日に奄美大島―横当島間を経て太平洋に出た艦である。
ドンデイアオ(東調)級情報収集艦の任務は、敵のレーダーと通信信号を傍受し、対応する電磁対策を提供し、暗号を解読すること、とされる。
ハイジュウ101級サルベージ救難艦は、故障した艦艇の曳航や海難救助に使われる艦で、満載排水量6,000 ton、全長110 m、幅60 m、艦前部にヘリ用発着甲板がある。中国各艦隊に配備されていて空母曳航も可能。今回確認したのは東海艦隊所属の「東拖861」。

図20:(統合幕僚監部)ドンデイアオ(東調)級情報収集艦(795)「天枢星」は、満載排水量6,000 ton、全長130 m、速力20 kts。

図21:(統合幕僚監部)ハイジュウ101級サルベージ救難艦「東拖861」。満載排水量6,000 tonで、艦首にヘリコプター発着甲板がある。

図22:(統合幕僚監部)ドンデイアオ(東調)級情報収集艦(795)「天枢星」及びハイジュウ101級サルベージ救難艦の航跡。
- 7月10日、統合幕僚監部発表 ロシア海軍ステレグシチー級フリゲート(335)が宗谷海峡を経てオホーツク海へ(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月9日夜、ロシア海軍ステレグシチー級フリゲート(335)「グロムキー」が日本海から宗谷海峡を経てオホーツク海に向け航行した。同型艦は太平洋艦隊に3隻ある。満載排水量2,200 ton、速力27 ktsの小型艦。Ka-27PL哨戒ヘリコプター1機を搭載する。

図23:(統合幕僚監部)ステレグシチー級フリゲート(335)「グロムキー」
- 7月15日、統合幕僚監部発表 ロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦(011)東シナ海から対馬海峡を経て日本海へ(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月15日深夜、スラバ級ミサイル巡洋艦(011)「バリヤーク」が東シナ海から対馬海峡を経て日本海に向け航行した。スラバ級ミサイル巡洋艦は満載排水量11,300 ton、全長186 m、最大速度32 ktsの大型艦。P-1000 SSM(対艦ミサイル)連装発射機を両舷に計8基備えているのが特徴。P-1000SSMは射程700 kmでマッハ2の超音速で飛行する。
同級艦は3隻完成したが、1隻「モスクワ」がウクライナ軍の攻撃で沈没、現在は「マーシャル・ウスチーノフ(055)」と「バリヤーク(011)」の2隻のみ。

図24:(統合幕僚監部)7月15日夜撮影されたスラバ級ミサイル巡洋艦(011)「バリヤーク」。1万トンを超える大型艦でロシア海軍太平洋艦隊の旗艦。

図25:(U.S. Navy Devon Dow)2010年5月7日、ウラジオストックで米海軍が撮影したバリヤーグ(011)。片舷にP-1000 SSM(対艦ミサイル)連装発射機4基、艦首に[AK-130]口径130 mm連装速射砲1基を装備する。近接防御・対戦攻撃用装備も充実している。
- 7月16日、統合幕僚監部発表 中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(103)、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124)、フチ級補給艦(903)、およびロシア海軍ステレグシチー級フリゲート(343)の4隻が東シナ海から宮古海峡を経て太平洋へ(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月16日早朝、中国海軍;レンハイ級ミサイル駆逐艦(103)、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124)、フチ級補給艦(903),ロシア海軍;ステレグシチー級フリゲート(343)、の4隻の艦隊が東シナ海から宮古海峡を経て太平洋に向け航行した。この内ロシア・フリゲート(343)は、5月10日対馬海峡、5月13日与那国島―西表島間を経て太平洋へ出、6月27日同経路で東シナ海に戻っている。

図26:(統合幕僚監部)レンハイ級ミサイル駆逐艦(103)「鞍山」、「055型」南昌級と呼ばれ、満載排水量13,000 ton、全長183 m、速力30 kts、対空・対艦ミサイル等の垂直発射装置VLS を112セル備える。兵装が充実している大型艦。同型は10隻就役中で4隻が2027年に完成する。

図27:(統合幕僚監部)ルーヤン(旅洋)III級ミサイル駆逐艦(124)「開封」、「052D型」と呼ばれ、満載排水量7,500 ton、全長156 m、30 kts、対空・対艦ミサイル用VLS を64セル備える。同型艦は33隻が就役中。

図28:(統合幕僚監部)フチ級補給艦(903)「可可西里湖」は「903A型」、満載排水量23,000 ton、全長178.5 m、速力20 kts、同型艦は10隻が就役。

図29:(統合幕僚監部)ステレグシチー級フリゲート(343)「レーズキイ」。満載排水量2,200 ton、全長104.5 m、最大速力27 kts.。沿岸警備用の汎用艦で、同型は建造中3隻を含め20隻。

図30:(統合幕僚監部)7月16日早朝の中露海軍4隻の艦隊、宮古海峡を経て太平洋へ進出。この後沖ノ鳥島のEEZに向け航行、実弾射撃を行った。
- 7月21日、統合幕僚監部発表 中露海軍4隻の艦隊沖ノ鳥島EEZで射撃訓練(中露軍の合同訓練「海上連合2926」関連)
7月19日早朝、中国海軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(103)「鞍山」、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124) 「開封」、フチ級補給艦(903)、およびロシア海軍ステレグシチー級フリゲート(343)の4隻が沖ノ鳥島(東京都)の南西海域を航行、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124) 「開封」が沖ノ鳥島周辺のEEZ内で実弾射撃訓練を行った。
これらの4隻は、前項に述べたように7月16日宮古海峡を経て、東シナ海から太平洋に出た艦艇である。写真・説明は前項を参照されたい。

図31:(統合幕僚監部)射撃訓練をする左側ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124)と右側ステレグシチー級フリゲート(343)。

図32:(統合幕僚監部)4隻の航路。

図33:(国土交通省関東地方整備局)「沖ノ鳥島」は東小島と北小島からなり広さ4.5 km X 1.7 kmの珊瑚礁の中にある。周囲には広大なEEZが広がる。東京都心から南へ1.700 km、硫黄島から南へ720 kmに位置する。
- 7月21日 統合幕僚監部発表 ロシア海軍艦艇3隻(アガム級ミサイル補給艦を含む)が宗谷海峡を経てオホーツク海へ
7月20日夕刻、ロシア・タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇2隻(921) (924)及びアムガ級ミサイル補給艦が日本海から宗谷海峡を経てオホーツク海へ航行した。
アムガ級ミサイル補給艦はデルタVI級原子力潜水艦へR-29弾道ミサイルの補給をする支援艦で、上甲板に巨大なクレーンがある。同型艦は2隻しかなく、姿を表すのは珍しい。
同伴・護衛するタランタルIII級ミサイル護衛艦は艦対艦ミサイル3M-80モスキート連装発射機2基を装備。満載排水量は500 tonの小型艦だが速力は最大41 ktsの高速。
デルタVI級原子力潜水艦は、6隻が稼働中、水中排水量12,100 ton、全長167 m、水中速力24 kts、弾道ミサイルR-29RMUを12基を搭載する。基地はカムチャツカ半島東岸のビュリユチンスク(Vilyuchinsk)。

図34:(統合幕僚監部)アガム級ミサイル補給艦。デルタ級戦略原潜に搭載するR-29 大陸間弾道弾(ICBM) 16発を運搬する補給艦。

図35:(統合幕僚監部)タランタルIII級ミサイル護衛哨戒艇

図36:(Wikipedia)「デルタIV」級原子力潜水艦。超射程の弾道ミサイルを格納するため大きく迫り上がったミサイル格納庫が特徴。6隻が就役中。旧型の「デルタI」級18隻、「デルタII」級4隻、「デルタIII」級14隻は全て退役した。
- 7月21日 統合幕僚監部発表 中露艦隊4隻が硫黄島(東京都)の東EEZ内を航行
7月21日、中国軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(103)、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124)、フチ級補給艦(903)及びロシア軍ステレグシチー級フリゲート(343)の4隻が硫黄島(東京都)東220 k(EEZ内)の海域を北に航行した。これらは既述の「7月16日に宮古海峡を経て太平洋に出た艦隊を同じ。

図37:統合幕僚監部)中露海軍4隻の艦隊行動。
- 7月22日 統合幕僚監部発表 ロシア海軍バルサム級情報収集艦(80)が宗谷海峡を経てオホーツク海へ
7月22日早朝、ロシア海軍バルサム級情報収集艦(80)が宗谷海峡を経て日本海からオホーツク海へ航行した。

図38:(統合幕僚監部)バルサム級情報収集艦(80)は満載排水量4,900 ton、全長105 m、速力20 kts、同型艦は4隻あり、うち2隻は太平洋艦隊に所属。艦番号(80)は「プリバルチカ」。2つのレドームと2本の通信用マストが特徴。
- 7月24日 統合幕僚監部発表 ロシアIL-20情報収集機が北海道東岸を迂回宮城県沖まで南下、反転同じ経路で立ち去る
7月24日昼間、ロシア軍情報収集機 IL-20が銅や海峡・オホーツク海・北海道東岸・宮城県松島沖までなんか、反転して往路と同じ経路で立ち去る。

図39:(統合幕僚監部)7月24日のロシア情報収集機IL-20の航跡。

図40:(統合幕僚監部)7月24日のロシア情報収集機IL-20
- 7月25日 統合幕僚監部発表 中露海軍艦艇、犬吠埼東我が国EEZ内を北上、北海道納沙布岬南東海上を北東に航行
7月23日夕刻、中国軍レンハイ級ミサイル駆逐艦(103)、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124)、フチ級補給艦(903)及びロシア軍ステレグシチー級フリゲート(343)の4隻が、犬吠埼(千葉県)の南東130 km(我国EEZ内)を北東に向かい、納沙布岬(北海道)南東300 kmを航行した。これら4隻は7月16日に宮古海峡を出て19日に沖ノ鳥島、21日に硫黄島付近を航行したものと同じ。

図41:(統合幕僚監部)中露艦隊4隻の行動。7月16日・23日・25日の航跡を示す。
- 7月27日 統合幕僚監部発表 ロシア海軍ステレグシチー級フリゲートが宗谷海峡を経てオホーツク海へ
7月24日〜25日深夜、ロシア海軍ステレグシチー級フリゲート(番号不詳)が宗谷海峡を通過オホーツク海に入った。
- 7月27日 統合幕僚監部発表 中国海軍ジャンカイII級フリゲート(546)フチ級補給艦(902)が宮古海峡を経て東シナ海に入り、その後同フリゲートは反転、再び宮古海峡を経て太平洋へ
7月25日 昼、中国海軍ジャンカイII級フリゲート(546)「塩城」、フチ級補給艦(902)が宮古海峡を通過太平洋から東シナ海に入った。その後フリゲート(546)は久米島(沖縄県)沖で反転、宮古海峡経由で太平洋に戻った。これら3隻の中国艦は6月27日28日に大隈海峡を経て太平洋に出たものと同じである。

図42:(統合幕僚監部)ジャンカイ(江凱) II級フリゲート(546)「塩城」。「054S型」フリゲート。40隻以上が建造された。満載排水量4,000 ton、速力27 kts。

図43:(統合幕僚監部)フチ(福池)級 補給艦(902)「東平湖」は「903A」型10隻忠の1艦。満載排水量23,000 ton、全長178.5 m、速力20 kts。

図44:(統合幕僚監部)7月25日の中国艦3隻の行動。
- 7月27日 統合幕僚監部発表 ロシア軍IL-20情報収集機が日本海島根県沖まで飛来、反転して同経路を戻る
7月27日昼間、ロシア軍IL-20情報収集機が日本海北部から飛来、北海道西・秋田県沖・能登半島沖を経由、島根県沖まで飛行、反転して往路と同じ経路で戻った。

図45:(統合幕僚監部)7月27日のロシアIL-20情報収集機の飛行経路。
- 7月29日 統合幕僚監部発表 中露海軍艦艇4隻がオホーツク海から宗谷岬を経て日本海へ(4隻の行動のまとめ)
7月27日 中国・レンハイ級ミサイル駆逐艦)103)、ルーヤンIII級ミサイル駆逐艦(124)、フチ級補給艦(903)、ロシア・ステレグシチー級フリゲート(343)の4隻が宗谷岬を通過して日本海に入った。これら艦隊は、既報の通り7月16日〜25日にかけて次のように行動した;―
16日;宮古海峡を経て太平洋へ
19日:沖ノ鳥島の南を東へ
21日:南硫黄島の東を北へ
23日:犬吠埼の東を北へ
25日:納沙布岬の南東を北東へ
この後オホーツク海を経て宗谷岬経由日本海に入った。
- 7月29日統合幕僚監部発表 ロシア海軍ステレグシチー級フリゲート(335)日本海から宗谷岬を経て東進
7月27日午前、ロシア・ステレグシチー級フリゲート(335)がオホーツク海から宗谷岬を経由、日本海に入った。これは7月9日深夜に宗谷海峡を経由オホーツク海に入ったものと同一。
7月の統合幕僚監部発表から、中国・ロシアの両軍の共同訓練・活動が著しく活発化してきたことが判る。我国の安全が脅かされている事をひしひしと感じる。
- 7月30日 統合幕僚監部発表 中国海軍ジャンカイII級フリゲート(546)、レンハイ級ミサイル駆逐艦(101)が宮古海峡を経て東シナ海へ
7月30日、中国・ジャンカイ(江凱) II級フリゲート(546)「塩城」、レンハイ級ミサイル駆逐艦(101)が宮古海峡を経て東シナ海に入った。なおフリゲート(546)は、6月末に大隈海峡から太平洋に出、7月25日に宮古海峡経由で東シナ海に戻り、久米島沖で反転太平洋に航行した艦である。

図46:(統合幕僚監部)ジャンカイ(江凱) II級フリゲート(546)「塩城」「054S型」フリゲート。40隻以上が建造された。満載排水量4,000 ton、速力27 kts。

図47:(統合幕僚監部)レンハイ級ミサイル駆逐艦(101)「南昌」、「055型」南昌級、満載排水量13,000 ton、全長183 m、速力30 kts、対空・対艦ミサイル等の垂直発射装置VLS を112セル備える。兵装が充実している大型艦。同型は10隻就役中で4隻が2027年に完成する。
我が国、同盟諸国の対応
- 7月1日 統合幕僚監部発表 海自ヘリと米海軍ヘリ相模湾で対潜訓練を実施
6月30日海自SH-60哨戒ヘリコプターは米海軍MH-60Rヘリコプターと相模湾空域で対潜水艦戦闘訓練を行った。

図48:(統合幕僚監部)左が米海軍MH-60Rヘリコプター、右が海自SH-60Lヘリコプター。SH-60K、SH-60Lはキャビンが前方へ33 cm延長,高さも15 cm高い。。
- 7月3日 統合幕僚監部・米第7艦隊 発表 陸奥湾で日本・アメリカ・インド共同の機雷戦訓練「2JA 2026」を実施
7月9~24日の間 海上自衛隊は陸奥湾で機雷戦訓練、掃海特別訓練 [2JA 2026]を実施する。参加部隊は;―
海自 :掃海母艦「ぶんご(MST-464)」、掃海艦「あわじ (MSO-304)、掃海艇 「はつしま(MSC-606)」「いずしま(MSC-687)」「あいしま(MSC-688)」「あおしま(MSC-689)」「みやじま(MSC-690)」「くろしま(MSC-692)」の6隻。フリゲート「によど(FFM-7)、水中処分母船(Diving Tender)「YDT-02」。P-1哨戒機1機、P-3C哨戒機5機、MCH-101機雷掃海ヘリコプター3機、水中処分員、水中無人機。
米海軍 :第7機雷戦隊 (Mine Countermeasures Group 7)の掃海艦「チーフ/USS Chief (MCM-14)」、第5水中爆発処分隊( Explosive Ordnance Disposal Mobile Unit 5)所属の水中処分員、水中無人機、
インド海軍:水中処分員
訓練項目は、機雷敷設、機雷掃海、機雷掃討、水中処分、
掃海特別訓練 [2JA 2026]は、毎年日米両海軍で行われている訓練で、1955年(昭和30年)から実施しており今回で132回目となる。また陸奥湾での機雷戦訓練は1964年(昭和39年)から実施しており今回で45回目となる。

図49:(US Navy Lt. Jacob Kinnear)米海軍掃海艦「ISS Chief(MCM 14)」手前と海自掃海艇「くろしま(MSC 692)」左奥。
- 7月7日 統合幕僚監部発表 海自IPD26部隊、バヌツアと共同訓練
6月29日〜7月3日、海自「インド太平洋方面派遣(IPD 26)」部隊は、太平洋の島嶼国バヌツアを訪問、同国の警察と不審船立入り検査などについて共同訓練を行った。中国の太平洋島嶼国進出に対抗するため実施した訓練である。

図50:(統合幕僚監部)海自・バヌツア警察の共同訓練記念写真。
- 7月8日 統合幕僚監部発表 海自護衛艦「いかづち」で米陸軍ヘリ「UH-60L」発着訓練
7月7日、海自護衛艦「いかづち」は伊豆大島東の海上で、米陸軍の汎用ヘリコプター「UH-60L」の離発着訓練を行った。これは米陸軍との連携作戦を円滑に行うための訓練である。

図51:(統合幕僚監部)護衛艦「いかづち」の艦尾甲板で離着艦訓練をする米陸軍UH-60Lヘリコプター。
- 7月10日 統合幕僚監部発表 海自練習艦隊、ニューヨーク沖合の大西洋上でNATO海軍と共同訓練
7月7日・8日の両日、海自遠洋練習航海部隊の練習艦「かしま」、「やまぎり」は、NATO諸国の艦艇とニューヨーク沖の大西洋上で、戦技向上とNATOとの連携強化のため共同訓練を実施した。
NATO大西洋任務部隊から参加したのは:―
スペイン海軍:強襲揚陸艦「ファン・カルロス1世」、強襲揚陸艦「カステイーリャ」フリゲート「プラス・デ・レゾ」及び「レイナ・ソフィア」、補給艦「バテイーニョ」、
オランダ海軍:フリゲート「ファン・アムステル」、

図52:(統合幕僚監部)スペイン海軍補給艦「バテイーニョ」(中央)と並走する左練習艦「やまぎり」と右「かしま」。
- 7月10日 統合幕僚監部発表 日米両空軍が東シナ海上空で訓練
7月9日、沖縄本島の北西・東シナ海上空で空自第9航空団(那覇基地)所属のF-15戦闘機2機と米空軍嘉手納基地にローテーション配備中のF-22戦闘機2機が戦術訓練を行った。
- 7月10日 航空幕僚監部、オーストラリア国防省発表 オーストラリア北部で日米豪3カ国共同訓練「サザン・クロス2026」を実施
7月6日〜17日の間、オーストラリア北部のダーウイン(Darwin)及びテインダル(Tindal)空軍基地と周辺空域で、日米豪3カ国空軍から航空機40機と1,000名以上の要員が参加して豪空軍主催3カ国共同訓練「サザン・クロス(Southern Cross) 2026」が行われた。訓練は高度な実戦を模して3カ国の緊密な協力のもと行われ、航空機整備・空中給油・実弾射撃を含めた訓練を実施した。
空自から参加したのは:―
三沢基地第3航空団、三沢・那覇基地警戒航空団、及び美保基地第3輸送航空隊から
F-35A戦闘機 6機、E-2D早期警戒機 2機、およびKC-46A輸送給油機 1機。

図53:(航空幕僚監部)空自三沢基地第3航空団所属のF-35A戦闘機 6機は。太平洋上でオーストラリア空軍KC-30A空中給油機から給油を受けながらダーウインに飛行した。

図54:(航空幕僚監部)「サザン・クロス2026」に参加した三沢基地第3航空団所属のF-35A戦闘機。

図55:(航空幕僚監部)「サザン・クロス2026」に参加した三沢基地警戒航空団所属のE-2D早期警戒機2機は、往路の途中で、7月2日にフィリピン、7月3日にインドネシアを訪問、それぞれの空軍と交誼を深めた。
- 7月13日 統合幕僚監部発表 海自IPD26部隊、トンガと共同訓練
7月6~10日、海自「インド太平洋方面派遣(IPD 26)」部隊は、太平洋の島嶼国トンガを訪問、同国海軍と、同国スクアロファ海域で立入検査などについて共同訓練を行った。中国の太平洋島嶼国進出に対抗する狙いがある。

図56:(統合幕僚監部)海自IPD26部隊とトンガ海軍部隊の共同訓練記念写真。

図57:(旅行のとも)太平洋島嶼国「トンガ」、「ツバル」の位置。
- 7月13日 海上幕僚監部発表 米・ウクライナ共同開催の多国間演習「シー・ブリーズ(Sea Breeze) 2026」に海自要員を派遣
7月13日〜24日の間、イギリス・ポートランド(Portland U.K.)周辺海域で行われる米・ウクライナ共催の多国間演習「シー・ブリーズ(Sea Breeze) 2026」に、海自・水陸両用戦機雷戦群・水中処分員など8名を派遣、水中処分訓練、潜水訓練などを行い、戦技向上と参加国海軍との連携強化を図った。
7月17日 海上幕僚監部、NAVAL Today.com発表 米主催・多国間共同訓練「RIMPAC 2026」に参加
「リムパック(RIMPAC)2026」は6月24日〜7月31日の間、ハワイ諸島及び周辺海空域で行われた、海上自衛隊はIPD2部隊の第3水上部隊イージス艦「こんごう(DDG-173)」9,500 tonと第5航空群「P-1」哨戒機、それに、機雷水中処分員・派遣幕僚等60名が参加した。
訓練項目は、対潜戦、対水上戦、対空戦、ミサイル射撃訓練、人命救助訓練(HA/DR)、災害派遣訓練、等である。
「こんごう」は、後述のように予定したハープーン・ミサイル発射は中止されたが、SM-2対空ミサイルの迎撃には成功する。この時の目標は最新の地上発射型高速標的機BQM-177A、カウアイ島の米軍基地から「こんごう」に向けて発射された。「こんごう」艦長野田1佐の指揮で対空ミサイルSM-2を2発発射、十数秒後SPY-1レーダー画面から目標が消えた。発射した2発のSM-2が命中した。
「リムパック2026」に参加したのは、30カ国から30隻の水上艦、5隻の潜水艦、15個の陸上部隊、航空機190機、関連兵員・要員は3万名を超えた。
実弾射撃では、標的となったのは退役した「モービル・ベイ(USS Mobile Bay/CG 53)」ミサイル巡洋艦及び「ペリリュー(USS Peleliu/LHA 5)」揚陸艦の2隻。いずれもハワイ州カウアイ(Kauai)島の北50海里の沖合海底5,000 mに沈没した。
5週間にわたって開催された多国間訓練で、無人システムの実証試験が行われた。
海自は1980年から参加中で今年は24回目になる。

図58:(海上自衛隊)「こんごう」の前甲板にある垂直発射装置(VLS)から発射される「SM-2」対空ミサイル。

図59:(US Navy) パールハーバーを出航するイージス艦「こんごう」。中部甲板のSSM(対艦ミサイル4連奏発射筒)から目標の「モービルベイ」に向けてハープーンを発射する予定だったが、レンジ内に民間船舶が進入したため直前で中止になった。その後モービルベイはカナダ海軍の潜水艦の魚雷攻撃で沈没した。
- 7月23日 海上幕僚監部発表 海自護衛艦「むらさめ(DD-101)」で米海軍MH-60Rヘリコプター離発着訓練
7月22日、関東南方海上で護衛艦「むらさめ」は、米海軍ヘリコプターMH-60Rと発着艦訓練を実施、戦技向上と相互運用性の向上を図った。

図60:(海上幕僚監部)7月23日、海自護衛艦「むらさめ(DD-101)」艦上で給油中の米海軍MH-60R統合多用途艦載ヘリコプター。
- 7月25日 統合幕僚監部発表 日米両空軍が東北地方東の太平洋上で訓練
東北地方の東・太平洋上で空自第7航空団所属のF-2戦闘機3機と米空軍F-16 戦闘機2機およびMQ-9B無人偵察攻撃機1機が戦術訓練を行った。

図61:(統合幕僚監部)編隊飛行中の空自F-2戦闘機と米空軍F-16戦闘機。
- 7月25日 統合幕僚監部発表 日本・アメリカ・フィリピン3カ国海軍、南シナ海で海上共同活動(MCA)を実施
7月21~25日の間 海自護衛艦「ゆうだち(DD-103)」、米海軍沿岸戦闘艦「サンタ・バーバラ(KCS 23)」及び「P-8A哨戒機、フィリピン軍フリゲート「アントニオ・ルナ(FFG-15)」及び航空機、「C208A」ISR情報収集機1機、「F A-50」戦闘機2機、「A-29B」スーパー・ツカノ軽攻撃機2機、「W-3A」、及びフィリピン沿岸警備隊巡視船「テレサ・マグバヌア」及び「ケープ・サン・アグステイン」が南シナ海で「海上共同活動(MCA=Maritime Cooperative Activity)」演習を行った。

図62:(統合幕僚監部)7月24日 南シナ海フィリピンEEZ内で行われた3カ国共同演習。右は米沿岸戦闘艦「サンタバーバラ(LCS 23)」。

図63:(U.S. Navy 7th Fleet) 7月24日、南シナ海フィリピンEEZ内で行われた3カ国海上共同活動(MCA)。左手前から米沿岸戦闘艦「サンタ・バーバラ (USS Santa Barbara / LCS 32)」、フィリピン沿岸警備隊巡視船、海自護衛艦「ゆうだち(DD-103)」、奥がフィリピン海軍フリゲート「アントニオ・ルナ(Antonio Luna /FFG-15)」。
- 7月27日 海上幕僚監部発表 南シナ海で海自護衛艦「ゆうだち(DD-103)」、米空母「ジョージ・ワシントン」等と共同訓練
7月24日、南シナ海で海自護衛艦「ゆうだち」は、米海軍空母「ジョージ・ワシントン」巡洋艦「ロバート・スモールズ」、駆逐艦「シャウプ」及び「ベンフールド」と共同訓練を行った。これで戦技向上と米海軍との相互運用性の向上を図った。

図64;(海上幕僚監部)海自護衛艦「ゆうだち」から空母「ジョージ・ワシントン」を望む。
―以上―