ジェットゼロ次世代航空機「Z4 」、実現に向け大きく前進



2026-8-24(令和8年)松尾芳郎

ジェットゼロ (JetZero)は、2021年にカリフォルニア州ロングビーチ(Long Beach, Calif.)で設立のベンチャー企業。翼胴一体型 (BWB=Blended-wing-body)輸送機開発に取組んでいる。米空軍、NASA、アラスカ航空、さらにユナテッド航空、ガルフ・エア、日本航空等から出資など様々な形の支援を受け開発を進めている。

(JetZero is a startup company in the aviation industry founded in Long Beach, Calif.. in 2021, focusses in blended-wing-body aircraft. The U.S. Air Force, NASA, Alaska Air, and in lately United Airlines, Gulf Air, Japan Airlines has join the support group with various manner.)

図1:(JetZero) 2025年4月24日ユナイテッド航空(United Airlines)は、「JetZero」が開発する「Z4」旅客機を、優先購入権100機とオプション100機付きの条件で開発に出資する、と発表した。

「JetZero」は、2023年に250席級の航続距離9,300 kmの「Z4」輸送機計画を発表した。これは「東京―米西海岸」の運行可能を意味する。米空軍は2023年8月に、開発費2億3,500万ドルを拠出、4年後(2027年)に実証機「Jet1」の初飛行を条件に契約を締結した。2024年3月には実機の8分の1サイズのモデル「パスファインダー (Pathfinder)」の試験飛行をエドワーズ空軍基地(Edwards AFB, Calif.)で開始、すでに30回以上実施している。

現在実証機 「Jet1]」を組立中だが、これはノースロップ・グラマンの子会社「スケールド・コンポジット(Scaled Composites)」社の協力を得て進めている。エンジンはPratt & Whitney製PWA2040ターボファン2基、ナセルはコリンズ・エアロスペース(Collins Aerospace)製。実証機 「Jet1」 の組立ては、スケールド・コンポジット社のモハベ(Mojave, Calif.)工場で実施中。

図2:(JetZero)左から;「パスファインダー」試験機、「空軍向け実証機[Jet1]、民間航空mけ実用機[Z4]。

「パスファインダー (Pathfinder)」試験機とフライト・コントロール

2024年から2025年初頭にかけて空力特性を調べるために「翼胴一体型機/BWB (blended-wing-body)の模型機を作り飛行試験を繰り返し、フライト・コントロール・システムの開発に役立ててきた。これが「パスファインダー試験機(Pathfinder)」である。

最初の試験機は実機の12.5 % (翼幅7 m)サイズの「AV 1 (Air Vehicle 1)」で、2024年6月に初飛行したが、その後バッテリー火災で喪失した。このため、さらに小型の、実機の6.25 % (翼幅3.5 m)のサイズモデル「SV 1 (Subscale vehicle 1)」を作り、これをピックアップ・トラックの荷台に取付け、ロングビーチ空港の滑走路上で時速100 km/hrで高速試験を行った。これは動く風胴試験のようなもので、これで低速時の「飛行特性 (control laws)」を知ることができた。高速時の飛行特性をさらに詳しく調べるためパスファインダー2号機「AV 2」を製作、30回以上の試験飛行を実施した。

「パスファインダー 試験機による空力データベース取得と並行して、風洞試験で低速・高速時の試験を行い、2026年初めに完了した。

これらの結果と、「コンピューター流体力学(computational fluid dynamics)」の結果を照合し、「Jet1」実証機、「Z4」輸送機の「飛行特性(flight control laws)」を2026年中期に設定した。

「フライトコントロール・ソフト (flight control software)」の開発は、JetZero社内の「Flying quality Lab(飛行特性研究所)」が担当している。目標は「フライ・バイ・ワイヤ・システムのループにパイロットが入る極めて安全なシステムの実現」としている。通常飛行のみならず非常事態飛行でもパイロットに余計な負担を掛けないシステムにすることを目標にしている。

「翼胴一体型機(BWB)」では、両翼端に「ラダー(rudder/垂直尾翼)」、内翼と外翼に「エルロン(aileron/補助翼)」が1セットずつ、胴体後縁に「エレベータ (elevator/昇降舵)」が付く。これら全ての舵面の動きを受感するセンサー信号を統合する「コントロール・ミクサー(control mixer)を開発して、「フライト・コントロール・システム (flight control system) に組入れる。

フライトデッキ(flight deck/操縦室)は、BAE Systems社が担当、ロッキード・マーチン製F-35戦闘機やガルフストリームG500/600ビジネスジェットに装備している「アクテイブ・サイドステイック・コントローラー(active side-stick controller )」を改良して装着する。これにより「Jet1」および「Z4」は「アクテイブ・ステイック(active stick)」を装備する初の大型輸送機となる。

「フライト・コントロール・システム」には、「飛行包絡線 (Flight Envelope)」からの逸脱を防ぐ最適なシステムを組込む。これにはエアバス・ボーイングが採用するそれぞれの特徴、エアバスは自動トリムでピッチを安定化する方式、ボーイングは速度を安定させる方式、を採用しているが、両社の優れた点を取入れる。

このような事でJetZeroの「フライト・コントロール・ロー(Flight Control Law)」開発責任者でテスト・パイロットでもある「スコット・ブーチェ(Scott Buethe)氏は次のように述べている;ー

『自家用操縦士ライセンスを持ちセスナ(Cessna) 172を飛ばせる人なら、誰でもこの飛行機を操縦できる』、『ボーイング・エアバス・ビジネスジェット・軍用ジェット機のパイロットなら、座席に座り全く違和感なく直ぐに飛行できる』。

図3:(ZetZero)「Jet1」と「Z4」のフライトデッキのモックアップ。正面に大型液晶デスプレイ、左右にBAE Systemsの「アクテイブ・サイド・ステイック」がある。

図4:(JetZero) 「パスファインダー」、実機の12.5 % (翼幅7 m)サイズの「AV 2(Air Vehicle 2)」。無人機で30回以上の試験飛行を行い、飛行特性に関わる多くのデータを収録した。

「Jet1」実証機

「Jet1」は「翼胴一体型(BWB=Blended-Wing-Body)」の実証機で米空軍の支援を受けて製作中で、初飛行は2027年末に予定している。

図5:(JetZero) 「JetZero」は、空軍のタンカー「KC-46」サイズの「胴翼一体型 (BWB)」実証機「Jet1」を製作中。「BWB」機は「主翼付きチューブ型機(tube-wing aircraft)」に比べ航続距離が30~50 %伸びるので次世代タンカーとして有力視されている。

「Jet1」は、「ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)」の子会社、カリフォルニア州モハベ(Mojave, Calif.)の「スケールド・コンポジット(Scaled Composites)」社の工場で、機首部分、後部圧力隔壁、胴体パネル、燃料タンク、翼-胴接続部構造、など大型部品を製造している段階。現在主翼外板の製造が行われているが、これには低温加工素材を使っている。「Jet1」の翼幅は56.4 m (B-52爆撃機と同じ)あるので現有の焼結成形炉に収まらないないため。量産に向け主翼製造用の大型炉を別途建設する予定。

「Z4」の予定

民間機用の生産型「Z4」は、翼幅が65 mと少し大きくなる。

「Z4」キャビンは、客室フロアと床下貨物室の構造、貨物室はエアバスA320/A321系列機と同じ「LD3—45」タイプ・コンテナに対応している。

JetZeroは、「Z4」の空軍版としてタンカー兼輸送機「KC-Z4」を提案している。「KC-Z4」は、メイン・キャビンの天井が高く大型の貨物が積載できる。F-35戦闘機なら6機を搭載、ハワイから台湾まで7,000 kmを運ぶことができる。また軍用フルサイズ・パレットなら21個を搭載できる。現用のKC-46タンカー兼輸送機は18個までしか搭載できない。

「Z4」の最大離陸重量は362,000 lbs(163 ton)になる予定で、タンカーとしてなら200,000 lbs (94 ton)の燃料を搭載できる。これは現在のKC-135あるいはKC-46と同じ積載量になる。

輸送機の場合では完全装備の兵員120名の輸送ができる。またC-17輸送機の後継として使うため、後部貨物ランプ付きの改修も検討している。

(注):「KC-46A」はボーイング製、PW4062ターボファン推力63,300 lbsを2台装備。米空軍は263機導入が目標、現在105機まで受領している。我航空自衛隊は15機取得予定で、6機を受領済み。イスラエル空軍は8機発注、1機を受領している。

「Z4」の予定は、多少遅れていて、「最終設計 (CDR=Critical Design Review)」が決定するのは2027年の中頃になる。量産型1号機の完成は2029年、そして最初の量産規模は月産3機程度となる。徐々に増やしていき2029年末には月産5機体制にしたい、としている。そして最終的には月産20機で受注に応えて行く。

シーメンス(Siemens)との協力

シーメンスが開発したオープン・デジタル・ビジネス・プラットフォーム(open digital business platform)であるソフト「Xcelerator(エクセレレーター)」は、航空機設計、製造工場設計、それから航空機の運航にも使える革新的次世代ソフトウエアである。ソニー(Sony)が提供する「head-mount display」(眼鏡状の仮の視認装置)でNXソフトの適応具合を調べる。

「JetZero」では、「Xcelerator(エクセレレーター)」をプロジェクトのあらゆる部分で細部に至るまで適用している。シーメンス製装置を使う“未来の工場”建設に留まらず、「Z4」航空機設計の細部にも適用、効率的な量産体制と運航の維持を目指している。例として、[Z4]の機体各所に同社製デジカメ多数が設置されるが、これで常時構造・システムを監視、整備作業の低廉を図ることが挙げられる。

“未来の工場”は、後述のようにノースカロライナ州グリーンスボロ(Greensboro, North Carolina)に建設が決まり、今年(2026) 6月に工事を開始した。建屋面積は800万平方フィートになる。

図6:(JetZero)「Jet1」の機首部分(Nose section)。複合材製で「スケールド・コンポジット(Scaled Composites)」社モハベ工場で製作中。

図7:(JetZero)複合材製の後部圧力隔壁(aft pressure bulkhead)部分。747に比べるとかなり大きい。

図8:(JetZero)「スケールド・コンポジット(Scaled Composites)」社モハベ工場、実証機「Jet1」の大型部品が出来上がっている。

FAAから証明取得に係る権限を委譲

「Jet1」の建造が進む中「連邦航空局(FAA)」は、「JetZero」に対し、大型輸送機に関わる「第25章・型式証明(Part 25 Certification)」の承認権限「Integrated Certificate Management Office (AIR-500)」を譲渡した。

これまで「AIR-500」権限を譲渡されている米国の企業は、ボーイング、GEエアロスペース、プラット&ホイットニー、の3社に過ぎない。これに「JetZero」が加わったことになる。

「JetZero」は、「Z4」の型式証明(TC)を2026年末に申請し、2030年末から生産を開始、2030年代初頭から就航する予定で関連の全ての項目を進めている。

エンジンの要件

実証機「Jet1」にはRTX傘下のプラット&ホイットニー製「PW2040」エンジン2基を装備する。「PW2040」はボーイング757、ハイブリッド型はボーイング767および空軍輸送機C-17に使われ信頼性に実績がある。しかし民間用「Z4」のエンジンは現在検討中。

(注)PW2000系列エンジンは推力37,000 lbs~43,000 lbs範囲をカバーする。ボーイング757双発旅客機、軍用型のF117は4発輸送機C-17 Globemaster IIIに使われている。ファン直径は78.5 inch、ファン・バイパス比は「6:1」である。

「Z4」には、離陸に必要な推力と巡航高度45,000 ftに適合するエンジンを求めている。しかしエンジン業界では、2030年代に予想される中型機(最大離陸重量200,000 lbs級)用として開発を進めるエンジンは、いずれも巡航高度35,000 ft用で、ファン・バイパス比が「11 : 1 ~ 13 : 1」になっている。これでは「Z4」が必要とするバイパス比「 6.5 : 1 ~ 8 : 1」には適合しない。「Z4」の量産型機は、最大離陸重量(MTOW= Max Takeoff Weight)は280,000 lbs~290,000 lbs (126­~130 ton)で、最新型ビジネス機ガルフストリームと同じ高空45,000 ftを巡航する。

「Jet1」、「Z4」のエンジン選択には、空軍の部門「Operational Energy Office」が深く関わっていて、エンジン・メーカー側と協議を続けてる。巡航高度45,000 ftのためには新しいコンバスター(combustor /燃焼器)使用のGE CF6およびプラット&ホイットニーPW4000の改良型の開発が望ましいとしている。 GE、PWA両社は2026年末までに検討結果を提出する。

ドイツのVFW社が開発した「VFW 614」リージョナル機、米国ホンダ航空機が作る小型ビジネス機「HA-420」は、いずれもエンジンを翼上面にストラット1枚で取付ける方式を採用した。これで翼上面に生ずる層流境界層を吸込み燃費改善を図った。[Jet1]・「Z4」では、輸送機として初めて翼後縁に隙間付きストラット2枚でエンジン・ナセルを支持、BWB胴体兼翼上面に生じる層流境界層をエンジンだけでなくナセル・翼後縁の隙間でも効果的に吸収し、燃費改善を図っている。

ナセルの設計・製作はRTX傘下の「コリンズ・エアロスペース(Collins Aerospace)」社が担当し、2026年中期に設計が完了、2027年初めには「Jet1」用ナセルが完成する予定。コリンズは、ナセル・インレット、ファン・カウル、ファンダクト、フェアリング、および2枚のエンジン支持機構、の全てを担当している。同社は、数十年に渡りB-787、エンブラエルE2、エアバスA350、A320eo、A220など大型機のナセルの設計、承継取得、および製造を担当し、十分な実績がある。

(注)「VFW614」:今は存在しないVFW社が50年前に作った40席級の小型旅客機、エンジンはロールスロイス・スネクマM45Hを2台翼上に配置していた。19機生産され、ドイツ空軍の輸送機として使われた。

ホンダ「HA-420」:2015年末から運用開始、200機以上が使われている。エンジンはGE/ホンダ・エアロ・エンジン製「HF120」を搭載で12人乗り。最大運用高度/43,000 ft、巡航速度/780 km/hr、航続距離/2,200 km。2017年以降4年連続でセスナ・サイテーションM2を抜き、年40機のペースで出荷し、軽量小型ビジネスジェット分野で世界一を続けている。

航空会社「作業部会」からの意見

デルタ航空(Delta Airlines)、ユナイテッド航空(United Airlines)、アラスカ航空(Alaska Airlines)が「Z4」計画に出資・購入覚書などで協力している。これら航空会社15社で「作業部会」を作り、様々な提言を「JetZero」にしてきた。今年7月には日本航空、ガルフ・エア(Gulf Air)が「JetZero」と「Z4」支援と購入意思に関わる協定を締結したので、両社がこれに加わり17社となる。今年11月には第5回会議をする予定。

「作業部会」の提言を採用した事例;―

実証機「Iet1」は、今年5月に「最終設計審査(CDR=Critical Design Review)」を完了したが、その中にはランデイング・ギア・システムの変更がある。原設計の主脚は、複雑な引込み機構と大容積の収納室が要る内容だったが、設計を改めて簡単にしマクドネル・ダグラスMD-11型機の主脚を採用することになり、問題を解決した。また前脚はボーイング757型機のものを流用し、併せて前後の脚の位置を変更して著しく単純化できた。さらに、ハイブリッド電力システムには、ボーイング767やボーイングC-17輸送機で使っている装備品類を採用した。

「IetZero」の活動拠点

「JetZero」は、2021年に設立されたが、2024年にロングビーチ(Long Beach, CA)の本社を7階建285,000 ft2に改築し、ここを本社として、設計チーム、客室構造試験、部品試作室、パスファインダー試験機開発、空力関係の飛行特性の研究・地上設置のシステム試験機(iron bird system)、統合試験設備、等の活動を行っている。

「Z4」の製造・組立は、ノースカロライナ州グリーンスボロ(Greensboro, North Carolina)で行われる。「JetZero」社は今年(2026) 6月に建設工事を開始した。工場建屋面積は800万平方フィート、この工場は「Factory One」と呼ぶ。敷地面積は600エーカーになる。

グリーンスボロには、本社機構「The Hub」、3階建の建屋面積108,000平方フィート、および「NC3」と呼ぶコンポジット(composites)製造技術施設を併設する。将来ここで14,500人が働くことになる。

「JetZero」は、7月の英国ファンボロー(Farnborough)航空ショーで、米輸出入銀行「EXIM=Export-import bank」と30億ドル(4,500億円)融資に関わる文書を交換した。これはグリーンスボロ工場建設の資金に充てられる。[EXIM]の「MMIA =Make More in America Initiative(アメリカの競争力強化資金)」から拠出される。

図9:(JetZero)グリーンスボロ(Greensboro, North Carolina)に建設する「Factory One」工場全景の想像図。月産20機の出荷を5年間続ける予定。

図10:(JetZero)「Factory One」から完成した「Z4」機が出荷される想像図。

図11:(JetZero)[NC3]社屋の完成予想図。「Factory One」に隣接して「将来複合材製造技術施設(Future Composites  Manufacturing Engineering Facility)」・「NC3」が建設される。ここには有力複合材企業「3M」、「Hexcel」が常駐、新複合材の開発・実用化研究を担当する。

終わりに

2021年創業のベンチャー企業が、僅か6年で250人乗りの革新旅客機の実用化目前まで進めてきたことは、全く驚きである。世間には創業50年、100年の企業も多数あるが、伝統に安住しては発展はない、「企業は人なり」、企業指導者の才能、意欲がなければ発展はない。

日本からは日本航空が「Z4」の優れた性能と経済性に着目して、その開発プログラムへ傘下そ決めた。参画するのは基本仕様の策定、運用方法の検証、将来の整備・修理・オーバーホール(MRO=maintenance repair overhaul)事業体制の検討、となっている。このほかにも伊藤忠商事が出資、ソニーがシーメンス・ソフトの支援で参加している。

2027年末の「Jet1」の初飛行、「Z4」の量産型1号機の完成は2029年、翌年には就航開始、となっている。成功を期待したい。

図12:(JetZero)2026年8月に発表された「Z4」の機体透視図。客室は4列座席で、前方キャビンにビジネスクラス席がある。乗客の手荷物は各座席横に設けられた手荷物室に収納できる。

―以上―

本稿作成の参考にした記事は次のとおり。

  • The Wall Street Journal Jul 29,2026 “Could the Most Radical Plane Design since the Concord take on Boeing?”
  • Gulf Air Signs Letter of Intent for JetZero Z4 Airliner”
  • Japan Airlines & JetZero Press Release Jul. 21. 2026 “JAL Partners with JetZero to Support Development of Z4”
  • JetZero News Release July 20, 2026 “JetZero and EXIM sign Letter of Interest to Explore up to $3B in Financing”
  • JetZero News Release July 20, 2026 “JetZer to Open Engineering Office in Wichita, Kansas”
  • JetZero News Release Jun 15, 2026 “JetZero Breaks Ground on First Aircraft Factory in Greensboro, North Carolina”
  • JetZero News Release Jun 15, 2026 “JetZero announces Renovation Plans for New Greensboro Headquarters, the Hub”
  • JetZero News Release August 20, 2026 “JetZero partners with SHZ Advanced Technologies”
  • JetZero News Release July 20, 2026 “JetZero selects Greensboro. North Carolina for first U.S. factory”
  • Composites World July 2, 2026 “JetZero Advances Composite BWB Demonstrator Buils, Reaches FAA Certification Milestone” by Ginger Gardiner
  • JetZero News Release April 24, 2026 “United Airlines invests in JeZero”
  • Air & Space Forces Magazine May 10, 2025 “JetZero pitches Blended Wing Body Tanker as ‘Game-Changer’ “ by  David Roza
  • JetZero News Release March 5, 2025 “JetZero Selects Pratt & Whitney, Collins Aerospace” 
  • Composites World April 11, 2025 “JetZero announces Collins Aerospace nacelles, new campas and  use of fiber optics sensors” by Grace Stubbins
  • Siemens Press Jan. 6, 2025 “Siemens unveils breakthrough innobations in industrial AI and digital twin technology at CES 2025”
  • JetZero News Release December 19, 2024 “BAE selects for Pilot control sidestick / BAE Systems to provide actuator control units for JetZero’s sustainable jet demonstrator”
  • JetZero News Release August 13, 2024 “Alaska Airlines announces investment in JetZero to propel innovative aircraft technology and design”