[(DOD)オバマ政権で日本の立場を一番理解していると言われるチャック・ヘーゲル国防長官]
2014年3月28日(17:30) Aaron Terruli
米国防総省のチャック・ヘーゲル国防長官が4月初め来日する。両国の防衛当局者が3月28日迄に発表した。訪日は6日間で、小野寺五典防衛相と会談する他、安倍晋三首相との会談ももたれる模様。同長官はオバマ政権内部で、日本の立場を良く理解する閣僚の一人。
チャック・ヘーゲル国防長官の来日予定は、米国防総省の報道官、ジョン・カービー海軍提督が3月27日の記者会見で公表。小野寺防衛相も翌28日、午前の定例記者会見で確認した。ヘーゲル長官はハワイで米国が主催する東南アジア諸国連合の国防相会議に出席後、日本、中国、モンゴルの3ヶ国を訪問する予定。同長官の訪中は初めて。
小野寺防衛相は日米防衛トップ会談では米国が先に公表した『QDR(4年ごとの国防計画見直し)』を踏まえ日米間のガイドライン見直しに向けての同盟関係の再確認、我が国の安全保障・防衛政策、沖縄の負担軽減での日米の緊密な協力-等が骨子となる。
[(DOD)ペンタゴンでウクライナ情勢等を英国防相、フィリップ・ハモンド卿と協議したチャック・ヘーゲル国防長官(左)]
☆防衛省は4月4日、近く来日する米国防総省のチャック・ヘーゲル長官と小野寺五典防衛相との日米防衛相会議を4月6日午前、行なうと発表した。安倍晋三首相との会談もセットされる見通し。