投稿者: 松尾 芳郎

露・国内線B737機事故で衝撃映像公表。機首から垂直落下(その3)

露・国内線B737機事故で、墜落直前の衝撃映像がロシアTVで公開された。事故機は機首部分を真下にほぼ垂直方向で地上に激突、一瞬にして爆発炎上の様子が見て取れる。空港の監視カメラが捉えた数分間のビデオ映像で、機体の異変を知らせた機長の報告を裏付ける。原因究明で重要な証拠の一つになりそうだ。

着陸時の機体姿勢に異常。B737型機墜落事故で管制塔に直前、連絡

露中部で起きた国内線旅客機、B737型機墜落事故で、機長が着陸直前機体姿勢の異常を管制塔に連絡していたことが明らかになった。事故機を誘導していたタタールスタン共和国、カザン空港の管制当局者がロシアのメディアのインタビューで明らかにした。NTSB(米国家運輸安全委員会)も原因究明の技術支援でデニス・ジョーンズ上級調査官の現地派遣を決めた。原因究明の鍵を握るFDR(飛行記録計)の回収は墜落時の衝撃で、機体が粉々に爆発炎上したことで困難を極めている。

中国軍機、ロシア軍機が相次いで我国領空に接近

Tu142,

先週末16日と17日に掛けて中国とロシアの偵察機が相次いで我国領空に接近、我国空自の緊急発進体制の状況と電子戦対応に探りを入れて来た。

統合幕僚本部の発表によると、16日にはロシア機Tu-142哨戒機2機と中国機Tu-154偵察機1機が、17日にはロシア機Tu-95爆撃機2機と前日と同じ中国機が我国領空に近ずいた。

エミレーツ航空、エアバスA380を50機追加発注

800x600_1387212487_A380_UAE_in_flight_01

中東最強の航空会社、エミレーツ航空がエアバスA380型機、50機の追加発注に踏み切った。アラブ首長国連邦ドバイで開催中の航空ショーで11月17日、エミレーツ、エアバス両社が正式調印した。同航空は今回の発注でA380型機の機数が最終的に140機に膨らむ。

ボーイング、777Xの正式ローンチを発表

??????????????????????????????

ボーイングは、昨日(17日)アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催された航空ショウで、域内航空会社から大量の受注を得て懸案であった777-Xの正式ローンチを発表した。

受注内容は、エミレーツ(Emirates)航空から150機、カタール(Qatar)航空から50機、エチハッド(Etihad)航空から25機、それに既報のルフトハンザ(Lufthansa)からの34機の777-9Xを含めて、合計259機、公示価格で総額950億㌦(9兆5000億円)に達する規模だ。複合材主翼の製造拠点は?

露中部で国内線旅客機墜落。乗客乗員50人全員死亡

11月17日夜、ロシア中部ボルガ地方のタタールスタン共和国で、国内線旅客機、ボーイング737-500型機が着陸に失敗、大破炎上した。露非常事態省によると搭乗していた乗客、乗員50人は全員死亡が確認された。事故機には同共和国大統領の子息、FSB(連邦保安局)最高幹部が乗り合わせていた。

”スピードがステルスに代わる”、極超音速無人機[SR-72]がマッハ6に挑戦

SR-72

SR-71を生んだ同じロッキードマーチンのスカンクワークス(Skunk Works)で目下開発中の極超音速機[SR-72] が完成すれば、SR-71の2倍の速度で飛ぶ予定だ。

[SR-72]は、高度100,000ft(33,000m)以上の高高度を巡航速度マッハ6で飛ぶ無人機で、情報(intelligence)、監視(surveillance)、偵察(reconnaissance)の[ISR]任務に加え攻撃(strike)ミッションをこなす汎用のプラットフォームとして、基礎的な研究が進められてきた。

イージス艦2隻の追加建造、新防衛大綱に明示へ

173こんごう

防衛省は、去る11月5日に弾道ミサイル防衛(BMD=Ballistic Missile Defense)能力を有するイージス(Aegis)艦を、10年以内に現在の6隻から8隻に増やすことで政府内の調整に入ったことを明らかにした。今年12月に決まる防衛大綱に明示される予定だ。

新防衛大綱は今後10年間の防衛方針の概要を示すもので、イージス艦2隻増強の他に、島嶼防衛力整備のための陸上自衛隊定員増、弾道ミサイル防衛のため敵発射基地を攻撃する能力整備の検討、など重要事項が盛込まれる。