NASAのジェームス・ウエブ宇宙望遠鏡(james Webb Space Telescope /略JWST)は、打上げロケット「エイリアン5 (Ariane 5)に搭載が終わり、12月23日に発射台に移動・セットされた。場所は南米フランス領ギアナ・カウルー(Kourou, French Guiana)近郊のヨーロッパ・スペースポート「エイリアン・スペースELA-3」発射台。打上げ関係技術者による最終点検で異常がないことが確認され、12月25日土曜日午前9時20分(東部標準時/EST)に打上げられた。(NASA’s James Webb Space Telescope, inside the Ariane 5 rocket, has set the Arianespace ELA-3 launch complex of European Spaceport, Kourou, French Guiana. JWST was lifted off at 9:20 am EST Saturday, Dec. 25. )
投稿者: 松尾 芳郎
連合は共産排除、立憲民主は共産党と共闘継続 !!;
本稿は鳥居徹夫氏の寄稿です。労働団体の連合は、先の総選挙総括での立憲民主党と共産党との共闘に反対を表明した。一方共産党は、共産党を含む共闘否定の連合に反発した。立憲民主党やメディア、そして自民党議員においても、労働組合は「反政権、反米・反安保・反体制」というイメージが強い。
労働組合が、一部野党の候補者を応援することをもって、労働組合は政党の下請け機関であるかのような報道も一部に行われている。労働組合が、あたかも左派勢力であるかのような誤解を与えている。
労働組合は、勤労者の雇用・労働政策など政策制度課題の解決を目指す政党や議員を支持し、選挙活動にも取り組むのである。
かつてロシア革命を牽引したレーニンは「労働組合などの大衆組織は、前衛党(共産党)によって指導される」とするドグマで、労働者・人民を扇動した。
労働組合も政党も、それぞれの目的をもった独立した組織である。ましてや労働組合は、革命や大衆運動の組織体ではなく、政党の下請け機関ではない。
労働組合は、組合員の「政治的、経済的、社会的地位の向上」を目指し、勤労者の生活向上と深く関わる政策制度課題の解決に向けて、政党や政治家と支持協力関係を持つのである。
海上自衛隊・新型フリゲート「もがみ型」の4番艦「みくま」進水
「もがみ型」護衛艦は、増強著しい中国軍の海洋進出、特に台湾や南西諸島への侵攻の目論見に対抗するため、我国海上防衛の一端を担う次世代型多目的フリゲート。すでに進水済みの同型艦、1番艦「もがみ・FFM-1」、2番艦「くまの・FFM-2」、3番艦「のしろ・FFM-3」の3隻は、それぞれ公試中または艤装中。
就役の予定は「もがみ」、「くまの」は2022年(令和4年)3月、「のしろ」は2022年12月、「みくま」は2023年3月、となっている。
「もがみ型」は年2隻のペースで建造が進められ合計で22隻建造する予定だ。三菱重工が主契約企業となり、同社の長崎造船所とサプライヤーの三井E&S造船玉野艦船工場(現在は三菱重工マリタイム・システムズになっている)で分担して建造される。
令和3年11月、我国周辺における中露両軍の動向と我国/同盟諸国の対応
令和3年11月、我国周辺における中露両軍の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。注目すべきニュースは次の通り;―
① 米国防総省(DoD)が「2021年次中国軍事情勢報告」を発表(11月3日)/内容はTokyoExpress 2021-11-29 「米国防総省DOD」発表の2021年次中国軍事情勢報告」を参照する
② 中国軍は台湾東部・花蓮沖/与那国島南方沖の太平洋上で上陸演習
③ 中国ロシア両海軍艦艇のの活動は異常に活発化、11月は前記「⑵」を含め12件
④ 中露両空軍の爆撃機4機が日本海・対馬海峡・東シナ海・宮古海峡を通過、太平洋に進出
⑤ 陸上自衛隊は、12月に3つの日米共同訓練を実施予定、すなわち、[指揮所演習「YS-81」]、[米国で米陸軍との実動演習、ライジング・サンダー21」]、[国内全国規模で米海兵隊との実動訓練「レゾリューション・ドラゴン21」]
⑥ 海上自衛隊は11月後半に5カ国海軍合同演習「ANNUALEX 2021」をフィリピン海で実施
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米国防総省(DoD)発表の「2021年次中国軍事情勢報告」
米国防総省(DoD)は「2021年次中国軍事情勢報告 (2021 China Military Power Report)」/173ページを発表(11月3日)、米連邦議会に提出した。その要旨を以下に述べる;―中国は2020年年末までの1年間に恐るべき勢いで軍事力増強を進めている。中国は人民解放軍の強大化を推進し、2049年までにその国家目標「偉大な中華帝国の復活」の達成を目指している。習近平主席は2017年の施政演説で、人民解放軍の将来について「2035年までに近代化を完了する」、「2049年までに世界一の軍事力を保有する」、の二つを目標として掲げた。(The U.S. DOD released its annual report to Congress on military and security development involving China, referred as the China Military Power Report. Key Points are;- China aims to achieve “the great rejuvenation of the Chinese nation” by 2049 to match or surpass U.S. global influence and power.)
JAXA、イプシロン・ロケット5号機打上げに成功
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令和3年10月、我国周辺における中露両軍の活動と我国/同盟諸国の対応
令和3年9月、我国周辺における中露両軍の活動と、我国および同盟諸国の動きに関し、それぞれの公的部門から多くの発表があった。以下にその項目と内容を紹介する。注目すべきニュースは次の通り;―① ロシア海軍、潜水艦から3M22ジルコン(Zircon)極超音速巡航ミサイル発射に成功と発表。②北朝鮮、9月28日に極超音速ミサイル「火星8/Hwasong 8」を発射。10月19日には潜水艦発射型弾道ミサイルを発射。③中国空軍機、10月1日から4日にかけて合計150機で台湾防空識別圏に侵入。④10月18日-23日の間、中国・ロシア両海軍の10隻の艦隊が我国本州を一周。
以下に順を追って解説する。((The military threats by Russo-Chinese Forces surrounding Japan and Taiwan were reported as heavily active. Following four were noteworthy;-1. Russian Navy fired a 3M22 Zircon hypersonic cruise missile from a submerged nuclear submarine on Oct.4, the missile suspected scramjet powered. 2. North Korea have launched a hypersonic cruise missile on September 28, and a shout range submarine launch ballistic missile from a submerged submarine on October 19, both are capable to reach South Korea and a part of Japan. 3. Chinese military aircraft incursions near Taiwan, 150 aircraft having entered Taiwan’s ADIZ since the beginning of October. 4. Chinese & Russian fleets of ten ships sailing around Japan.)