投稿者: 松尾 芳郎

メサ・エアグループ、76席級の三菱スペースジェット[ M100 ] 100機を購入することで合意

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三菱重工は、「[ MRJ ]・リージョナルジェット」として開発をスタートしたが予定が遅れている。今年7月、三菱は[ MRJ ]プログラムの遅れを挽回しリージョナル機市場への参入を強化するための対策を発表した。その成果がメサによる今回のM100型100機の発注である。(Mitsubishi’s arrival on the large regional aircraft market in U.S. has been delayed several times. However, a recent order by Mesa Air Group for up to 100 Spacejet M100s gives Mitsubishi’s hope that it can penetrate the large US market with it’s 76-seater [M100].)

中国、世界最大の口径500 m電波望遠鏡 [FAST]を完成、運用開始

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電波望遠鏡は[FAST = Five-hundred-meter Aperture Spherical Telescope]と呼ばれ、貴州省平塘県山間部の窪地に建設された。工事は2011年に開始、2016年完成、2017年から運用を始めている。(China announced at Sept. 2019 that their Five-hundred-meter Aperture Spherical Radio Telescope (or FAST) is now operational and ready to do science at a massive scale)

スペースX、火星着陸用「スターシップ」の試作機「スターホッパー」の飛行試験に成功

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「スペースX社」が開発する有人火星探査宇宙船「スターシップ(Starship)」試作機は9月中に完成する。「スターシップ」試作機の前段となる試験機「スターホッパー(Starhopper)」はこのほど離着陸試験に成功した。(Starship prototype expected to be completed in September. And Starhopper paves way for prototype Starship flight test in two months.)

「あおり運転」事件、社会の不寛容性を示している

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本稿は木村良一氏の寄稿です。8月18日、傷害容疑で指名手配中の容疑者が逮捕された。茨城県守谷市の常磐道で10日、高級外車BMWに乗って数キロにわたってあおり運転を行い、相手の車を停止させ運転の男性に暴行を加えたという疑いだ。容疑者は「前を走る車が遅く、妨害されたと感じた」と云うが、殴られた方は「普通に運転していた」と話している。容疑者は気持ちに余裕がなく寛容性に欠ける、としか言いようがない。

米政府、最新型F-16 Block 70/72戦闘機を66機台湾に売却

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[F-16]は世界で最も成功した多目的戦闘機、35年前に米空軍に導入されて以来絶えず改良が加えられ、現在では世界25ヶ国の空軍で約3,000機が使われている。第4世代戦闘機として最も優れている[F-16 Block 70/72]は、第5世代戦闘機用の[AESA]レーダーと最新のアビオニクスを装備、構造を強化し寿命を既存機より50 %伸ばしている。先進型データ・リンク、ターゲテイング・ポッド、各種搭載ミサイル、GPS航法装置、自動地表衝突回避装置(Auto GCAS)、などの装備で、戦闘能力を一段と向上している。

ロシア海軍のニュース、2題

Tu-142対潜哨戒機

近着の「クズネツオフ記念・ウリヤノスク赤旗・親衛ロシア海軍情報管理局」および[Sputnik News]に掲載された記事2件を紹介する。いずれも我国メデイアは簡単に述べただけ、詳しく報じられなかったニュースである。

NASA長官、月探査1号機(First Artemis Lunar Mission)のロケットを公開

SLS コア段

NASAブリデンスタイン長官( NASA Administrator Jim Bridenstine)は、8月15日にNASAのミコード組立工場を訪れ、NASAの「アルテミス1」月探査ミッション用ロケットの「コア段」の最終組立て状況を視察する。全長64.6 m (212 ft)の「コア段」の傍らで、先ず担当技術者から進捗状況の報告を受け、11時半から記者会見を開き質疑に応じる。

NASA、月・火星探査向け技術開発に民間企業13者を選定

NASA月着陸船

NASAは「スペース・ローンチ・システム(SLS)」ロケットを開発、2024年に有人月着陸を実現し、それを基に有人火星探査を目指している。[SLS]の最初のモデルは、第1段コアに4基のRS-25エンジンを装備、それに2本の固体燃料ブースターを取付け、有人宇宙機を打ち上げる予定。(NASA’s Space Launch System (SLS) will carry humans to the moon in 2024. The SLS is under development, having a modular design allows for varying mission. The first few vehicles will contain a pair of solid-rocket boosters with four RS-25 engines.)

「エボラ・ウイルス輸入」、五輪便乗は本来の危機管理から外れていないか

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本稿は木村良一氏の投稿です。厚生労働省は、感染症法に基づきエボラ出血熱など致死率の高い「1類感染症」の病原体5種類の輸入を正式に指定した。これで国立感染症研究所村山庁舎で受け入れる手続きが整い、同時に地元武蔵村山市との受け入れ協議も成立した。