投稿者: 松尾 芳郎

結成30年を迎える連合―共産党を排除、左翼政党とも距離

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿です。連合結成は平成元年、新しい年号の令和元年には結成3 0年になる。我が国の労働運動は大戦直後の混乱期に、共産党の指導で結成された産別会議が「共産党と社会党左派による民主政府の樹立」を叫んでいた。この流れを受けて昭和25年に総評が結成された。総評は反米、反安保、親中、親ソ、反体制、へと左傾化、先鋭化した。これを是正するため民主化運動が起こり、連合が結成されたという経緯がある。

平成31年3月および4月初旬、我国周辺での中露両軍の活動

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平成31年3月および4月初旬における我国周辺の中国軍、ロシア軍の活動は相変わらず活発でいささかの衰えも見せていない。しかし我国のマスコミでは全く取り上げず、防衛省統合幕僚監部から次の「お知らせ」として簡単に公表されただけ。(According to the Ministry of Defense Joint Staff Japan, Chinese and Russian Forces movements around the Japanese Islands were kept high as usual during March and early April period of 2019. Seven notable reports have issued.)

4月から施行された働き方改革関連法

 本稿は鳥居徹夫氏の寄稿です。働き方改革関連法は、①罰則付き長時間労働の規制、➁同一賃金・同一労働の法制化、③高度プロフェッショナル制度の創設、④年休の計画的付与と取得、⑤労働者の健康確保措置および安全配慮義務、などである。とりわけ「同一賃金・同一価値労働」と「時間外労働(残業)の上限規制に抵触した場合の罰則規定が法律に明記された。

「透析中止」福生病院の判断に間違いはなかったのか

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本稿は木村良一氏の寄稿です。公立福生病院で昨年8月、腎臓病を患っていた44歳の女性患者の人工透析治療が中止され、1週間後に死亡した。病院側は「医師が女性の話を聞いたうえで中止を決めた」と説明しているが、東京都が医療法に基づいて立ち入り検査に乗り出し、日本透析医学会も調査に入った。

リアクション・エンジン製の空気吸入式ロケット「サーブル」の試験始まる/Reaction Engine’s SABRE rocket set for test phase

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「サーブル」は、燃費の少ないジェット・エンジンと高出力を出せるロケットを一体化したエンジンである。高速旅客機や宇宙船に使うべく英国のリアクション・エンジン(REL=Reaction Engine Limited)社が開発している。(The Sabre engine is part jet, part rocket, relies on a revolutionary new pre-cooler technology. The hypersonic engine is being designed for single stage-to-orbit capability either hypersonic passenger travel in globe.)

クラトス社試作の[XQ-58]無人戦闘機、初飛行に成功

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クラトス社は、空軍研究所(AFRL) のLCAAT ( 低価格小型航空機技術) 計画に適合する技術実証無人機[XQ-58A] を開発、3月5日に初飛行を行った。[XQ-58A]初飛行の直前の2月27日にボーイングは、オーストラリア政府と共同開発する無人戦闘機の概要を発表した。こちらはF-16戦闘機とほぼ同じサイズの大型機で、車輪があり滑走路から離発着する。(On March 6, a week after Boeing unveiled a UAV mockup in Australia, U.S. drone manufacturer Kratos completed the first flight of the XQ-58A Valkyrie, an experimental design ordered by the Air Force Research Laboratory (AFRL) 30 months ago, based upon LCAAT program. The XQ-58A completed 76-min. flight, the first of five planned, After launching by rail, the craft recovered with parachute.)

平成31年2月、我が国周辺における中ロ両軍の活動

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平成31年2月における我が国周辺での中国軍、ロシア軍の活動は相変わらず活発。しかし我国の国会、マスコミでは全く話題とならず、防衛省統合幕僚監部から次の「お知らせ」として簡単に公表されただけである。(According to the Ministry of Defense Joint Staff Japan, Chinese and Russian Forces movements around the Japanese Islands were kept high level as usual during February 2019. Four notable reports have issued.)

「CPS」“通常兵器による迅速な全世界攻撃システム”の開発/”Conventional Prompt Global Strike” developing by U.S.

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「CPS」は「CPGS」とも呼ばれ、核弾頭搭載ICBM (大陸間弾道ミサイル)と同様、緊急な脅威が発生するや直ちに、通常兵器で地球上いかなる場所にも1時間以内に精密誘導攻撃するシステム、である。米国防総省は中国が開発中の極超音速滑空飛翔体を深刻な脅威と受け止め対策を急いでいる。これは、音速の5倍以上の速度Mach 5+で、大気圏内を飛行・目標に着弾する次世代型兵器。(CPGS can deliver a precision-guided conventional weapon by air anywhere in the world within one hour. China and Russia has boosted about developing hypersonic weapons to ignore deployed early-warning system. The hypersonic weapons can hit moving aircraft carrier or critical land targets. CPGS will be effective such threat )

米国防総省、中国の軍備拡張に対抗し、対艦ミサイルの増強を急ぐ/New US Defense Strategy realizes Demand for Anti-ship Weapons again

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従来米軍の基本戦略は、海上から敵の陸上目標を攻撃することを主眼にしてきたが、近年の中国軍、特に海軍の増強が急速に進んでいるのを受けて、対艦攻撃に重点を置くようになってきた。現在次の2項に取組んでいる;— 空軍の爆撃機と海軍の戦闘攻撃機に対艦ミサイルの配備促進。海軍艦艇に搭載中の対艦ミサイルを新型に更新。(For past three decades, U.S. military focused on attacking targets on land from the sea. But a surge of Chinese investment in offensive naval capabilities has inspired a new strategy, “sinking ships”. USAF bomber and Navy fighters deploy anti-ship missile, and the Navy is rushing several new type anti-ship missiles to its surface ship.)

子供の虐待は学校と行政だけでは防げない

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本稿は木村良一氏の作成です。千葉県野田市の栗原心愛(みあ)ちゃん(小学4年、10歳)が自宅で死亡して両親が逮捕された事件の一連の新聞記事=写真=を読んで、昔見た映画を思い出した。息子が父親を殺したことを知った母親役の市原悦子の台詞「お父さんを殺したことは仕方がない。自首なんかするのはやめて時効の15年(当時)が過ぎるまで2人で暮らそう。これはうちで起きたこと」。家族を外の社会から守るのが家庭である。この事件は全く逆。