投稿者: 松尾 芳郎

中国軍機5機相次いで沖縄列島を通過、空自機は緊急発進で対応

12-06中国機行動

防衛省統合幕僚監部の発表(12月6日)によると、同日中国軍機「Y-9情報蒐集機」1機、「Y-8早期警戒機」2機および「H-6爆撃機」2機の合計5機が、相次いで沖縄本島と宮古島の間の空域を通過した。

中国海軍、西太平洋で今年最大の演習を開始

ルージョウ駆逐艦116

4日午後5時頃、海上自衛隊佐世保基地第13護衛隊所属の護衛艦「あさゆき」及び鹿屋基地第1航空群所属のP-3C哨戒機が、屋久島西約140kmの海域を東シナ海から太平洋に向け東進し、大隅海峡を通過する中国艦隊を発見した。これは今年最大の西太平洋上での演習に参加する艦隊の一部。

陸自、島嶼奪回作戦用の水陸両用車にAAV7A1を選定

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防衛省は、尖閣諸島に対する中国からの脅威に対処するため、体制の強化に取組んできた。陸自西部方面隊に「水陸機動団」を新設し、西部方面隊普通科連隊を基に3個連隊を新編、合計2,000-3,000人規模の編成となる。各連隊にはAAV中隊が配属され、そこで水陸両用車AAV7A1を使用する。

ロシア海軍艦艇、対馬海峡を北上

ウダロイI級駆逐艦

統合幕僚監部11月28日の発表によれば、同日午前9時頃、海上自衛隊第1航空群(鹿児島県鹿屋基地)所属のP-3C哨戒機が、下対馬の南西90kmの海域を北東に進むロシア艦艇を発見した。

防衛省、「V-22オスプレイ」、「グローバルホーク」、「E2-Dアドバンスド・ホークアイ」の採用を公式発表

安部総理

防衛省は去る11月21日に「お知らせ」で「早期警戒機の機種決定」、「滞空型無人機の機種決定」、および「テイルト・ローター機の機種決定」の発表を行った。一部のマスコミが小さく報道しただけなので、関係する外誌の記事を含めて紹介したい。

「何が医療従事者をエボラ出血熱に挑ませるのか」エボラ専門医を取材した

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西アフリカに感染が広がったエボラ出血熱。感染者は1万5000人を超え、うち死者は5000人以上。

 これを食い止めようと、欧米や日本など先進国から医師や看護師らが現地に赴き、患者の治療を続けている。その1人、勇気ある専門研究医である加藤康幸の経験談である。

我が空自向け次期戦闘機F-35Aの生産、漸く開始

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米国防総省は、このほどロッキードマーチンとの間で、F-35戦闘機の少数初期生産 (LRIP=low-rate initial production) 8期目、すなわち「LRIP 8」の契約を取り交わした。空軍用F-35Aの単価は、エンジンを別にして9,480万㌦(約110億円)になる。

我国の次世代戦闘機「F-3」の概念設計が進む

F-3の最新の概念設計

日本が目指す次世代戦闘機F-3は、速度よりも遠距離性能に重点を置き、それに独自に研究を進めている複数の技術を盛り込んだものとなる。すなわち、想定される数的劣勢を跳ね返すため、友軍機と目標視認データの共有化、大型の高性能ミサイルを胴体内へ搭載、退避中でもミサイル誘導が可能、などの技術だ。

ズバリ 再増税シナリオ潰し解散 だ

「12月2日公示、12月14日投開票」の選挙日程が決定し選挙戦がスタートした。安倍首相は、脱デフレに向け消費税を8%から10%への再増税を1年半延期することを表明し、歳末の選挙戦となった。

珠海中国航空ショーでCX-1超音速巡航ミサイルを公開

Chinese CX-1

「2014中国航空ショー」(11月11日〜16日)で、CASC (China Aerospace Science and Technology Corp.=中国航天科技集団公司)が新しい超音速巡航ミサイル”CX-1”を公開した。2種類あり、CX-1Aは艦載用、CX-1Bは地上発射型である。