カテゴリー: 防衛

海自の最新鋭哨戒機「P−1」英国軍事航空ショウ「RIAT」に初参加

main_p-1

政府は新型哨戒機「P-1」2機を近く英国に派遣、英国が導入を検討している新型対潜哨戒機の候補として売り込みを図る。厚木基地所属の「P-1」は、7月17-19日に英国空軍の「フェアフォード(RAF Fairford)基地(Gloucestershire)」で開催される世界最大の軍用機ショウ「王立国際航空ショウ( RIAT)に2機で参加し、地上展示とデモ飛行を行う予定。

ロシア空軍電子情報収集機Il-20が本州三陸沖に飛来、電子情報偵察を行う

07-03ロシアIL-20航跡

防衛省統合幕僚監部は去る平成27年7月3日に、「同日ロシア空軍の電子情報収集機Il-20型機1機が、我が国北方領土択捉–国後間を通過し、本州三陸沖に飛来、同じ航路を引き返した。」と発表した。航空自衛隊戦闘機が緊急発進、本州領空への侵入を阻止したのは言うまでもない。

北海道宗谷岬付近でロシア海軍艦艇の動きが活発化

キロ級06-18

ここ数日、北海道北端の宗谷海峡でのロシア海軍艦艇の動きが再び活発化している。統合幕僚監部の発表によれば次の通り。これら4件の発表のうち3件は「キロ級」潜水艦1隻ずつが宗谷海峡をオホーツク海から日本海に向け通過したとの報告である。

A400M墜落事故は、ソフト組込み過失によるデータ消失が原因

Unknown

この事故は、電子化が進む近代の航空機ではソフトの取り扱いが如何に重要であるか、改めて思い起こさせた。我が国ではほとんど報道されなかったので初耳の方が多いと思う。エアバスによると「離陸上昇中に4つのエンジンのうち3基 (No.1、No.2、No.3)がパワーレバーの操作に反応しなくなり停止した」。乗員は、通常の操作方法通りレバーを一旦アイドルに戻し、再びレバーを押し推力増加を試みたが成功せず、セビル郊外のラ・リンコナダ(La Rinconada)に墜落した。

中国艦隊相次いで西太平洋に進出、訓練を実施

先島諸島地図

防衛省統合幕僚監部の発表(27-06-10、27-06-12、27-06-13)によれば、沖縄列島周辺を警戒中の我が海上自衛隊の護衛艦、航空機は、6月10日以降3日連続して活動する中国艦隊を発見した。いずれも宮古島あるいは与那国島の南方の西太平洋上で演習を行ったことを確認している。

ロシア海軍艦艇、相次いで宗谷海峡を東進

06-05キロ級

防衛省統合幕僚監部の一連の発表(27-06-08、27-06-10、27-06-11)によると、6月5日から同10日に掛けて、4回にわたり宗谷海峡北または北西100-200 km付近の海域を東に進むロシア海軍の艦艇を発見した。発見、追尾したのはいずれも海上自衛隊八戸基地第2航空群所属のP-3C哨戒機。海峡を通過した艦艇は、「キロ級」潜水艦が合計3隻と「タランタルIII級」ミサイル護衛哨戒艇3隻。

中国空軍爆撃機が沖縄宮古海峡を通過、訓練を実施

中国H-6 21日

防衛省統合幕僚監部の発表(2015-05-21)によると、5月21日、中国空軍のH-6爆撃機2機が沖縄本島-宮古島間の宮古海峡上空を通過し西太平洋に進出、訓練を行い再び宮古海峡を西進、中国本土に飛び去った。那覇基地所属の航空自衛隊F-15戦闘機が緊急発進し、領空侵犯を防いだ。

新型哨戒機P-1に空戦能力を持つ“ミサイル発射機”型が出現か

XP-1マベリック発射

近着の外誌によると「防衛省は1月22日に川崎重工(KHI)に対し、同社が製造する新型哨戒機P-1を基にして、射程100km以上の大型空対空ミサイルの運用能力を追加し2030年代中頃までに配備する案を提示、対案を求めた」。これに対しKHIは、3月20日に“ミサイル発射機”の開発案を回答した。

ロシア海軍の新型ミサイル哨戒艇、宗谷海峡を東進

タランタル921

防衛省統合幕僚監部の発表(2015-05-11)によれば、去る5月8日(金)正午頃海上自衛隊第2航空群八戸基地の「P-3C」哨戒機が、宗谷岬西北西約160kmの海域を東進するロシア海軍の小型艦2隻を発見した。小型艦は、コルベット(Corvett)と呼ばれるミサイル護衛哨戒艇で「タランタル(Trantul) III」型と判明した。その後同艦2隻は宗谷海峡を東に抜けオホーツク海に入った。

中国海軍「江島(Jiangdao)」級フリゲート、尖閣諸島北を東進

307_1

防衛省統合幕僚監部の発表(2015-05-08)によると、5月7日(木)午後3時頃、海上自衛隊那覇基地第5航空群所属のP-3C対潜哨戒機が、尖閣諸島久場島の北約160kmの海上を東進する中国海軍の「江島(Jiangdao)」級フリゲート艦、「上饒(Shangrao)艦番号583」を発見した。「江島」級フリゲートは現在急ピッチで建造が進められている小型フリゲート(コルベットとも呼ぶ)、海上自衛隊が発見したのは今回が初めて。