カテゴリー: 航空と宇宙

ボーイング、大韓航空、エルアル航空(イスラエル)からB777-300ERなど4機種、14機を正式受注

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ボーイングは10月24日、大韓航空とエルアル航空(イスラエルのフラッグ・キャリヤー)2社からB777-300ER型機など4機種、合計14機の正式契約を得たと発表した。

ボーイング、2013年第3四半期の業績公表

次世代広胴型旅客機、B787『ドリームライナー』の増産体制が軌道に乗り、ボーイング社の業績に弾みがつき出した。同社が10月23日、公表した2013年第3四半期の業績で分かった。民間航空機部門が快調でB787型機を中心に合計131機を納入、対前年同期比売り上げを1割増やしたという。その一方で『向こう数年間にB787型機の増産強化で50億ドルの追加投資を見込み、既に開発段階で投じた200億ドル強の投資』(シアトル・タイムズ紙)と合わせ採算ベースに乗せるには更なる受注獲得が不可避だろう。

ロールスロイス、複合材(CFRP)ファンブレードを復活

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米国GEと並ぶ英国のエンジンメーカー、ロールスロイス(RR=Rolls Royce)社は、40年前にファンブレードを複合材で作ることを試みたが、不成功に終わっていた。一方GEは、777用のエンジンで複合材製ファンブレードの実用化に成功(1995年)した。大きく差を付けられたRRは、巻き返しを図るべく再び複合材ブレード開発に努めている。以下はその現状である。

英・スコットランド上空でジャンボ機同士が異常接近。管制指示を誤解

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合わせて1千人近い乗客、乗員が搭乗していたジャンボ機同士が英国北部、スコットランド上空で去る6月、異常接近(ニアミス)に巻き込まれた事が明らかになった。民間航空局付属の『英・異常接近調査委員会』(UK airprox board)が公表した報告書で明らかになった。欧州のメディアがこのほど大々的に報じた。最接近時の間隔は高度差30㍍だったという。双方のパイロットが衝突回避の管制指示を誤解、逆に危険な事態に陥ったという。

B737-800型機20機、アルゼンチン国営航空購入

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ボーイング、アルゼンチン国営航空両社は10月21日、B737-800型機、20機の購入契約で合意した。直前のメキシコ最大のLCC、『ビバ・アエロバス』への売り込み敗北にボ社として一矢を報いた。同型機はB737型最新シリーズ、NGに属し省エネ性能がセールスポイント。

日本市場で5割のシェア獲得目指す。エアバス向こう20~25年の戦略目標示す

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エアバスが日本市場での将来のシェア獲得目標でボーイングと対等の地位を目指している事が明らかになった。日経新聞主催の『第15回世界経済人会議』の講演で表明したと有力経済メディア、『ブルンバーグ』が報じた。それによると、20~25年後にはエアバスのマーケット・シェア(市場占有率)を5割に引き上げる戦略目標を示した。

エアバス、中南米市場で最大の旅客機契約を獲得

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メキシコ最大のLCC(格安航空会社)、『ビバ・アエロバス』、エアバス両社は10月21日、エアバスから次世代中型機A320neoシリーズなど52機を購入する契約に調印したと発表した。契約総額は公表機体価格換算で51億ドル。エアバスが中南米市場で獲得した契約としては過去最大。使用中のボーイングB737クラシックの後継機。米国の裏庭、メキシコ市場でボーイングは大型契約獲得競争でライバルに屈した格好だ。

ボーイングにカムバック?アラン・ムラリー(フォードCEO)の去就に注目

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民間航空機のメッカ、米・シアトルでフォードCEO、アラン・ムラリー(68)の去就に視線が集中しいている。来年、フォード社の役員任期切れで、その後引く手あまたのビッグ・ビジネスの誘いを何処に定めるのか。コンピューター・ソフトウェアの最大手、マイクロソフトに向かうのか。それともボーイングの有力株主の間で渦巻く、”古巣”ボーイングに復活するのか。米国の有力メディアもムラリーの今後の動静に、一時たりとも取材体制を緩めていない。

スカイダイバー・チャーター機、ベルギーで墜落。11人全員犠牲

スカイダイバー・クラブがチャーターした小型機が10月19日午後、ベルギー中部で墜落、搭乗していた11人全員が死亡した。誕生日を祝う処女降下が暗転した悲劇だった。事故機は13年前、事故にあい再生した機体。主翼の空中分解との関連が原因究明で焦点となる

ボーイング747-8型機、減産体制へ。10年以内に曲がり角

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ボーイングがジャンボ最新型シリーズの月産能力を縮小する。同社が10月18日発表したところだと、B747-8型機について2015年を通じ、月間1・5機の生産に留めるという。超大型機に対する市場の需要がこのところ低迷しているのに対応するする措置だ。同型機の将来についてボーイング民間航空機・営業企画担当のランディ・ティンセス上級部長は揺るがないとしている。しかし、ライバルのエアバスA380型機に競争力を失いつつあり、自社の次世代型B777-Xシリーズと市場が重複する等、前途は厳しいとの見方が少なくない。1970年、大量航空輸送時代の先駆者としてデビューしたB747型機も向こう10年以内に生産継続か否かの重大な曲がり角を迎えそうだ。