カテゴリー: 航空と宇宙

水素貯蔵技術の進歩で無人機の性能が大幅アップ

IAI UAV

イギリスの“セラ・エナジー(Cella Energy)”社は、自社で開発した固形水素貯蔵装置を“イスラエル航空宇宙工業(IAI)”製の小型無人機“バード・アイ(BirdEye)”用燃料電池システムの動力源にする研究を始めた。“セラ”と“IAI”の共同研究は、米、イスラエル両国の関係公的機関が支援している。

地対空ミサイル「03式中距離対空誘導弾(改)」の開発は順調

03式対空誘導弾試験2014-07~10

陸上自衛隊では、来襲する敵巡航ミサイル、航空機の迎撃用として配備中の地対空ミサイル「改良型ホーク」を、順次「03式中SAM」に更新中である。その後継機「03式中SAM改」の完成を待って、全国に展開する7個高射特科群に「03式中SAM改」を配備する(2016年度開始)。

エアバス、電動飛行機の開発を進める-改定

Si2 アブダビ

エアバス・グループが開発した電動飛行実証機「E-Fan 1.1」は、「ソーラー・インパルス2」とは異なり太陽光発電は使わない。主翼内に沢山のバッテリーを搭載しそのパワーでファンを回し推力を得る形式である。今年(2015年)7月10日には、英国のリド(Lydd)空港を飛び立ち36分掛けて74 km離れたフランスのカレー(Calais)に到着、双発の電動飛行機としては初めての英仏海峡横断飛行に成功した。

「御巣鷹から30年」あの墜落事故の教訓を忘れるな

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1985(昭和60)年8月12日、日本航空のジャンボ機(B747)が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落した。機体は大破し、乗客乗員520人の命が奪われた。助かったのは女性4人だけ。世界の航空史上、最悪の惨事となった。

 この事故から30年が過ぎる。事故を知らない世代も多くなってきた。確かに30年という歳月は長いが、パイロットや管制官ら航空関係者は事故の教訓を忘れてはならない。それとともに次世代に教訓を伝えていく必要がある。

中国海軍艦艇が与那国島に接近、太平洋から東シナ海に向け航行

旅洋II 8-01

防衛省統合幕僚監部の発表(27-08-01)によれば、8月1日(土)午前5時頃、中国海軍艦艇3隻が沖縄列島与那国島の南南東約83 kmの接続水域を、太平洋から東シナ海に向け航行するのを発見した。

発見したのは、この海域の警戒に当たっていた海上自衛隊舞鶴基地第7護衛隊所属の護衛艦「ふゆずき」と那覇基地第5航空群所属の「P-3C」哨戒機である。

中国軍機、沖縄本島—宮古島間を連日往復

29日中国機行動

防衛省統合幕僚監部によれば(27-07-29、同-30)大型爆撃機を含む中国軍機が連日にわたり沖縄本島と宮古島間の空域に飛来、東シナ海と太平洋を往復した。これに対し航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させて警戒に当たり、領空侵犯を防いだ。

オシュコシュ2015航空ショーのトピックス (その3)

S-51D

世界最大の規模を誇る飛行機の祭典、全米試作機協会主催の航空ショー(EAA AirVenture Oshkosh)が、今年も7月20-26日の間ウイスコンシン州オシュコシュで開かれた。参加者は55万人、ウイットマン飛行場の発着回数は16,000回を超え、共に新記録となった。

オシュコシュ2015航空ショーのトピックス (その2)

B-52H飛来

世界最大の規模を誇る飛行機の祭典、全米試作機協会主催の航空ショー(EAA AirVenture Oshkosh)が、今年も7月20-26日の間ウイスコンシン州オシュコシュで開かれた。参加者は55万人、ウイットマン飛行場の発着回数は16,000回を超え新記録となった。

オシュコシュ2015航空ショーのトピックス (その1)

ウイットマン・タワー

世界最大の規模を誇る飛行機の祭典、全米試作機協会主催の航空ショー(EAA AirVenture Oshkosh)が、今年も7月20-26日の間ウイスコンシン州オシュコシュで開かれた。55万人が参加し、ウイットマン飛行場の発着は16,300回に達し新記録となった。

中国艦艇、宮古海峡を通過し太平洋に進出

ジャンカイIIフリゲート549

防衛省統合幕僚監部の発表(27-07-18)によれば、海上自衛隊は、7月18日(土)午前10時半から午後4時半にかけて、中国海軍艦艇3隻が宮古島北東110 kmの海域を東シナ海から太平洋に向け南東に通過したことを確認した。今年に入って中国海軍艦艇が沖縄本島—宮古島間を通過、太平洋に進出したのはこれで4回目となる。