カテゴリー: 航空と宇宙

A400M墜落事故は、ソフト組込み過失によるデータ消失が原因

Unknown

この事故は、電子化が進む近代の航空機ではソフトの取り扱いが如何に重要であるか、改めて思い起こさせた。我が国ではほとんど報道されなかったので初耳の方が多いと思う。エアバスによると「離陸上昇中に4つのエンジンのうち3基 (No.1、No.2、No.3)がパワーレバーの操作に反応しなくなり停止した」。乗員は、通常の操作方法通りレバーを一旦アイドルに戻し、再びレバーを押し推力増加を試みたが成功せず、セビル郊外のラ・リンコナダ(La Rinconada)に墜落した。

ロシア海軍艦艇、相次いで宗谷海峡を東進

06-05キロ級

防衛省統合幕僚監部の一連の発表(27-06-08、27-06-10、27-06-11)によると、6月5日から同10日に掛けて、4回にわたり宗谷海峡北または北西100-200 km付近の海域を東に進むロシア海軍の艦艇を発見した。発見、追尾したのはいずれも海上自衛隊八戸基地第2航空群所属のP-3C哨戒機。海峡を通過した艦艇は、「キロ級」潜水艦が合計3隻と「タランタルIII級」ミサイル護衛哨戒艇3隻。

エアバス最新技術の結晶、A350のパイロット報告(その3)

A350主翼、フラップ

A350は、エアバスが作る最大の双発機で、航続距離が最も長く、最も高空を飛び、最も高速で巡航できる最新型機である。つい先日カタール航空で飛び始めたA350-900型機はボーイング787より大きい。エコノミーで9列席、315名の乗客を乗せマッハ0.85の速度で7,750nm(14,300 km)を飛行する。(その3)

エアバス最新技術の結晶、A350のパイロット報告(その2)

A350コクピット

A350は、エアバスが作る最大の双発機で、航続距離が最も長く、最も高空を飛び、最も高速で巡航できる最新型機である。つい先日カタール航空で飛び始めたA350-900型機はボーイング787より大きい。エコノミーで9列席、315名の乗客を乗せマッハ0.85の速度で7,750nm(14,300 km)を飛行する。(その2)

エアバス最新技術の結晶、A350のパイロット報告(その1)

A350飛行中

A350は、エアバスが作る最大の双発機で、航続距離が最も長く、最も高空を飛び、最も高速で巡航できる最新型機である。つい先日カタール航空で飛び始めたA350-900型機はボーイング787より大きい。エコノミーで9列席、315名の乗客を乗せマッハ0.85の速度で7,750nm(14,300 km)を飛行する。(その1)

中国空軍爆撃機が沖縄宮古海峡を通過、訓練を実施

中国H-6 21日

防衛省統合幕僚監部の発表(2015-05-21)によると、5月21日、中国空軍のH-6爆撃機2機が沖縄本島-宮古島間の宮古海峡上空を通過し西太平洋に進出、訓練を行い再び宮古海峡を西進、中国本土に飛び去った。那覇基地所属の航空自衛隊F-15戦闘機が緊急発進し、領空侵犯を防いだ。

新型哨戒機P-1に空戦能力を持つ“ミサイル発射機”型が出現か

XP-1マベリック発射

近着の外誌によると「防衛省は1月22日に川崎重工(KHI)に対し、同社が製造する新型哨戒機P-1を基にして、射程100km以上の大型空対空ミサイルの運用能力を追加し2030年代中頃までに配備する案を提示、対案を求めた」。これに対しKHIは、3月20日に“ミサイル発射機”の開発案を回答した。

全米試作機協会「オシュコシュ航空ショー」の美しい写真

eaa_2006

今年も7月末に「全米試作機協会(EAA)」が主催するオシュコシュ航空ショーが開かれるが、航空愛好家のエリック-W-ミラー(Eric W. Miller)氏が撮影したショーの美しい写真があるのでご覧に入れたい。次揭サイトをクリックして開くと、写真は全部で70枚、第一次大戦の機体からエアレース用の曲技機、最新のRockwell B-1爆撃機まで、さらに旧ソ連のMigも入っている。

ロシア海軍の新型ミサイル哨戒艇、宗谷海峡を東進

タランタル921

防衛省統合幕僚監部の発表(2015-05-11)によれば、去る5月8日(金)正午頃海上自衛隊第2航空群八戸基地の「P-3C」哨戒機が、宗谷岬西北西約160kmの海域を東進するロシア海軍の小型艦2隻を発見した。小型艦は、コルベット(Corvett)と呼ばれるミサイル護衛哨戒艇で「タランタル(Trantul) III」型と判明した。その後同艦2隻は宗谷海峡を東に抜けオホーツク海に入った。

中国海軍「江島(Jiangdao)」級フリゲート、尖閣諸島北を東進

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防衛省統合幕僚監部の発表(2015-05-08)によると、5月7日(木)午後3時頃、海上自衛隊那覇基地第5航空群所属のP-3C対潜哨戒機が、尖閣諸島久場島の北約160kmの海上を東進する中国海軍の「江島(Jiangdao)」級フリゲート艦、「上饒(Shangrao)艦番号583」を発見した。「江島」級フリゲートは現在急ピッチで建造が進められている小型フリゲート(コルベットとも呼ぶ)、海上自衛隊が発見したのは今回が初めて。