投稿者: 松尾 芳郎

世界の権力者や資産家による税逃れの実態を明らかにした「パナマ文書」報道。

国際社会を揺るがしただけでなく、インターネット時代における調査報道のひとつの姿を世界に示したとの評価もある。中米の法律事務所の内部文書であるパナマ文書は、ジャーナリズム史上最大のリークといわれ、その量は膨大だった。それをデータベース化によって世界各国の記者が共有できるようにして1年という時間をかけて分析した。

 今回はネット時代の調査報道について考えてみたい。

ロシア海軍艦艇、宗谷海峡を東進

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防衛省統合幕僚監部によれば(28-05-30)、 5月30日(月)午前6時ごろ、北海道北端の宗谷海峡沖約120 kmの海域を東に向かうロシア海軍グリシャV級小型フリゲート2隻を発見した。

P&W、エンジン大増産へ/エアバスに改良型エンジンを納入

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P&Wが10億ドルを投じて2015年中期に完成したロジスティックス・センターは、このところ続く民間用、軍用のエンジンの需要増加傾向に対応して、今年の出荷数約700台から2020年代半ばまでに2,000台以上の納入を可能にする。またA320neo就航以来問題になっていたエンジンスタート時の運用制限は、改良型エンジンの納入が始まったので近く解消する。

中国艦艇、太平洋から与那国島南を通過し南シナ海に入る

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防衛省統合幕僚監部の発表(28-05-24)によれば、同日の午前9時から午後1時にかけて中国艦艇6隻が相次いで沖縄列島与那国島の南約360 kmの海域を太平洋から南シナ海に向けて西進した。発見追尾したのは海上自衛隊第5護衛隊佐世保基地所属の護衛艦「あきずき」である。

NASA、火星大気の中を飛ぶ無尾翼機の開発に取組む

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NASAは、火星探査ミッションの一つとして火星上空を低高度で飛び表面を探査する無尾翼機の開発に取組んでいる。

これまでの火星探査は、周回軌道上の衛星と地上を動くローバー、の二つの方法で行われてきたが、これに無尾翼グライダーが加わることで一層精密な探査が可能になる。

NASAの探査機「オサイレス-REx」、小惑星「ベニュー」に向かう

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NASAの探査機「オサイレス-Rex (OSIRIS-Rex)」は、今年(2016) 9月に地球を出発し、地球近傍を回る小天体「ベニュー (Bennu)」に向かい2018年に到着、表面のサンプルを採取して2023年に地球に帰還する。往復で7年にもなる長旅になる予定だ。

A320neoのエンジン問題と解決策/P&Wレダック社長語る

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P&Wのボブ・レダック(Bob Leduc)社長は、A320neoで生じたPW1100Gギヤード・ターボファンの問題解決と、これから始まるPW1000G系列エンジンの大量生産への対応について「今年の第3四半期までに解決する」と述べた。

エアバス、A320neo用エンジンの納入遅れに苦慮

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エアバスが米国で組立てた最初の機体が顧客に納入され、これでエアバスは文字通り世界企業となった。同社が設立したモーバイル(Mobile, Alabama)工場で完成したA321neo型機で、同社の営業担当最高責任者のジョーン・リーヒー(John Leahy)氏から4月25日にジエットブルー航空(JetBlue Airways)に引き渡された。

デルタ航空、ボンバルデイアC Series CS100を75機発注

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開発資金不足に悩むボンバルデイア(Bombardier)のC Seriesへの支援を検討していたエアバスは、昨年暮れに取止めを決めた。しかし、その後ボンバルデイアの所在地、カナダのケベック州(Quebec)政府が条件付きながら10億ドルの資金供与を決め、さらに今回米国の大手航空会社「デルタ(Delta)航空」が、オプションを含み125機の大量発注をしたことで、状況が劇的に改まった。