投稿者: 松尾 芳郎

「民共合作」―シロアリの餌食になる民進党

第24回参議院選挙が6月22日公示、7月10日投票で実施される。

この選挙の焦点は、与党の自民・公明では、対外的には防衛・安全保障の基盤強化、国内的にはアベノミクスの推進に向けた「政治の安定」である。

一方、野党の民進党・共産党のアピールは「一強他弱の打破」であるが、どのような政治を目指すのかが全く見えてこない。

ホンダジェットHA-420の現状(その1)—はじめに

ホンダ工場US

1948年に創業した自動車メーカーのホンダは、今日までに8,000万台の自動車と2億5,000万台のオートバイを製造してきた。同社の技術者、藤野道格(みちまさ)氏を中心とするチームは、1986年に航空機の研究開発に着手、新たな挑戦に乗り出した。1997年にホンダジェットはスケッチとしてその姿を表す。そして2003年にホンダジェットは初飛行に成功、藤野氏をチーフとする技術者たちの“The Power of Dream”「夢の力」が、業界の常識にとらわれない独自の技術を結実させ、革新的な小型ビジネスジェットを生み出した。それがホンダジェットHA-420である。

世界の権力者や資産家による税逃れの実態を明らかにした「パナマ文書」報道。

国際社会を揺るがしただけでなく、インターネット時代における調査報道のひとつの姿を世界に示したとの評価もある。中米の法律事務所の内部文書であるパナマ文書は、ジャーナリズム史上最大のリークといわれ、その量は膨大だった。それをデータベース化によって世界各国の記者が共有できるようにして1年という時間をかけて分析した。

 今回はネット時代の調査報道について考えてみたい。

ロシア海軍艦艇、宗谷海峡を東進

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防衛省統合幕僚監部によれば(28-05-30)、 5月30日(月)午前6時ごろ、北海道北端の宗谷海峡沖約120 kmの海域を東に向かうロシア海軍グリシャV級小型フリゲート2隻を発見した。

P&W、エンジン大増産へ/エアバスに改良型エンジンを納入

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P&Wが10億ドルを投じて2015年中期に完成したロジスティックス・センターは、このところ続く民間用、軍用のエンジンの需要増加傾向に対応して、今年の出荷数約700台から2020年代半ばまでに2,000台以上の納入を可能にする。またA320neo就航以来問題になっていたエンジンスタート時の運用制限は、改良型エンジンの納入が始まったので近く解消する。

中国艦艇、太平洋から与那国島南を通過し南シナ海に入る

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防衛省統合幕僚監部の発表(28-05-24)によれば、同日の午前9時から午後1時にかけて中国艦艇6隻が相次いで沖縄列島与那国島の南約360 kmの海域を太平洋から南シナ海に向けて西進した。発見追尾したのは海上自衛隊第5護衛隊佐世保基地所属の護衛艦「あきずき」である。