医学

「臨床研究のデータ改竄」と「美白化粧品の被害」 背景に規制の甘さがある

高血圧治療薬の臨床研究データ改竄と、肌がまだらに白くなる美白化粧品の被害。この2つがここ最近、大きな医療問題になっている。片方は医薬品で、もう一方は化粧品とその対象は違うものの、問題の本質は同じだろう。どこがどう同じなのか。そこを分析しながらあらためて薬との付き合い方を考えてみたい。

 生体移植の背後に横たわるドナー不足 この解決を忘れまい

ジャーナリストにはことあるごとに思い出し、記憶にとどめる努力を怠ってはならない取材対象があると思う。私にとってそのひとつが移植医療であり、その背後にでんと横たわる深刻な脳死ドナー(脳死下での臓器提供者)不足だ。

 今年7月2日付の朝刊各紙に報じられた岡山大病院(岡山市)の生体肺移植手術のニュースが、そんな私の思いに再び火を付けた。

安倍首相、医学部新設の検討指示。東北地方の医師不足対応

安倍首相は10月4日、下村博文、文部科学相に医学部新設の検討を指示した。東北地方の医師不足解消の切り札となる。村井宮城県知事の陳情に直ちに対応した。有力候補値は仙台、首都圏が浮上。早稲田、同志社の医学部構想がどう絡むか注目の的だ。医学部新設解禁が実現すれば1979年以来。