ボーイング、2013年第3四半期の業績公表

次世代広胴型旅客機、B787『ドリームライナー』の増産体制が軌道に乗り、ボーイング社の業績に弾みがつき出した。同社が10月23日、公表した2013年第3四半期の業績で分かった。民間航空機部門が快調でB787型機を中心に合計131機を納入、対前年同期比売り上げを1割増やしたという。その一方で『向こう数年間にB787型機の増産強化で50億ドルの追加投資を見込み、既に開発段階で投じた200億ドル強の投資』(シアトル・タイムズ紙)と合わせ採算ベースに乗せるには更なる受注獲得が不可避だろう。

米空軍、次世代空中給油機(ボーイングKC-46A)開発製造が順調に推移

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米空軍の次世代空中給油機(ボーイングKC-46A)の開発製造が順調に推移している。ボーイングによるとテスト用機体4機のうち、このほど3番目の機体組み立て作業がシアトル郊外のエバレット工場で始まったという。2015年、同型機が初飛行するのに備え1号機が来年初頭、製造ラインから姿を現す。

ロールスロイス、複合材(CFRP)ファンブレードを復活

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米国GEと並ぶ英国のエンジンメーカー、ロールスロイス(RR=Rolls Royce)社は、40年前にファンブレードを複合材で作ることを試みたが、不成功に終わっていた。一方GEは、777用のエンジンで複合材製ファンブレードの実用化に成功(1995年)した。大きく差を付けられたRRは、巻き返しを図るべく再び複合材ブレード開発に努めている。以下はその現状である。

英・スコットランド上空でジャンボ機同士が異常接近。管制指示を誤解

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合わせて1千人近い乗客、乗員が搭乗していたジャンボ機同士が英国北部、スコットランド上空で去る6月、異常接近(ニアミス)に巻き込まれた事が明らかになった。民間航空局付属の『英・異常接近調査委員会』(UK airprox board)が公表した報告書で明らかになった。欧州のメディアがこのほど大々的に報じた。最接近時の間隔は高度差30㍍だったという。双方のパイロットが衝突回避の管制指示を誤解、逆に危険な事態に陥ったという。

日本市場で5割のシェア獲得目指す。エアバス向こう20~25年の戦略目標示す

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エアバスが日本市場での将来のシェア獲得目標でボーイングと対等の地位を目指している事が明らかになった。日経新聞主催の『第15回世界経済人会議』の講演で表明したと有力経済メディア、『ブルンバーグ』が報じた。それによると、20~25年後にはエアバスのマーケット・シェア(市場占有率)を5割に引き上げる戦略目標を示した。

エアバス、中南米市場で最大の旅客機契約を獲得

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メキシコ最大のLCC(格安航空会社)、『ビバ・アエロバス』、エアバス両社は10月21日、エアバスから次世代中型機A320neoシリーズなど52機を購入する契約に調印したと発表した。契約総額は公表機体価格換算で51億ドル。エアバスが中南米市場で獲得した契約としては過去最大。使用中のボーイングB737クラシックの後継機。米国の裏庭、メキシコ市場でボーイングは大型契約獲得競争でライバルに屈した格好だ。