令和2年度日米共同演習「Keen Sword 21 /KS21 」の実施

レーガンとひゅうが

既報したが、我国自衛隊と米インド・太平洋軍は10月26日から11月5日にかけて、本州周辺・沖縄列島付近の海域で「鋭い刃(KS21=Keen Sword 21)」と名付けた演習を実施した。以下その詳細を紹介する。(As reported, Japan Self-Defense Force and U.S. Indo-Pacific Command Forces began exercise Keen Sword 21 (KS21), Oct. 26, on military bases throughout mainland Japan, Okinawa Islands, and surrounding waters. The joint exercise including field training exercise (FTX) run through until Nov. 5. Refer the detail as follows.)

令和2年10月、中露両軍の活動と我が国の対応

Mi-8ヘリ

令和2年10月、我国周辺における中露両軍の活動と、それに対応する我国自衛隊および同盟諸国軍の動きに関し、各國関係部門から多くの発表があった。以下のその項目と内容を列記する。(On October 2020 period, there are many military exercises and threats in the Indo-Pacific region by the Chinese and Russian Forces, enforcing there political issues to Japan and allied nations. Matching to the enforcements, U.S.-Japan allied forces have proceeded counter measure in the region.)

マスクの本質を理解すれば、「同調圧力」も「自粛警察」もなくなるはず

河岡義裕氏のマスク実験➀

本稿は木村良一氏の寄稿です。東京大学医科学研究所などのグループが新型コロナウイルスを使ってマスクの効果を確かめる実験を行い、10月21日(米国東部時間)にその結果を米科学雑誌「mSphere(スフィア)」(電子版)に掲載した。本物のウイルスを使った実験は環境を整えるのが難しく、実験の期間は数カ月間に及んだ。結果が出せたのは世界初という。グループの代表は、東大医科研の感染・免疫部門ウイルス感染分野の河岡義裕教授(65)。河岡氏は世界で初めてインフルエンザウイルスの人工合成に成功したウイルス学者だ。2006年にはノーベル医学・生理学賞と同様、国際的権威の高いロベルト・コッホ賞を受賞している。

明治神宮の創建100年‼ 明治日本の再評価へ!

明治神宮

 本稿は鳥居徹夫氏の寄稿である。11月1日は、明治神宮(東京都渋谷区)に明治天皇、昭憲皇太后が鎮座された日。今年で100年目にあたる。

 一昨年の平成30(2018)年は、「明治150年」であり、その直前の平成27(2015)年には「明治日本の産業革命遺産」がユネスコの世界文化遺産に登録された。

 幕末から明治にかけてアジア地域は、ヨーロッパ諸国の強大な武力によって制圧され、その波が日本にも押し寄せようとしていた。

 ペリー来航の10数年前、1840~42年のアヘン戦争で、中国大陸の「清国」はイギリスに大敗し、「清国」は領土の割譲(香港など)と莫大な賠償金を支払わされた。

日本は国難といえる日清戦争や日露戦争という祖国防衛戦争を勝ち抜き、主権と独立を守った。そして産業国家の仲間入りを果たし、幕末に欧米諸国と締結した不平等条約を平和裡に改正し、関税自主権の確立、領事裁判権撤廃などを実現させた。

国内では明治憲法の制定、議会開設、さらには五箇条の御誓文、学制発布など精神文化の面でも目を見張るものがあった。

 「明治日本」に、世界が驚愕した。この「明治という時代」の重みこそ、日本の学校で教え、日本の教科書にしっかりと載せなくてはならない。

空自、入間基地・航空戦術教導団へ「RC-2」電波情報収集機を配備

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令和2年10月1日(木)、航空自衛隊は、入間基地「航空戦術教導団」に「RC-2」電波情報収集機を配備する式典を挙行した。式典では航空幕僚長の井筒俊司空将から「RC-2」配備の意義の説明があり、これに応える形で航空戦術教導団司令の寺崎隆行空将補が運用に向け要員の養成に万全を期し、早急の戦力化を目指す旨、答申があった。

29SS、3,000 ton 級・新型潜水艦 “たいげい” が進水

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海上自衛隊の最新鋭潜水艦の命名式、進水式が去る10月14日、三菱重工神戸造船所で行われた。命名式で岸信夫防衛大臣が”「たいげい」と命名” と宣言すると、国歌君が代の吹奏と共に日章旗が翻り、続いて進水式に移り軍艦マーチの演奏で乾ドック(神戸造船所No.1 Dock) に海水が注入され、式典が終了した。(The launching ceremony for a Japanese Navy’s new diesel-electric submarine, conducted on October 14, 2020. Scheduled to be commissioned in March 2022, Taigei, means “big Whale”, will be followed by at least two more sister ships. The Taigei, 3000-ton sub., is equipped with improved detectability sonar system, and a lithium-ion battery system that ensure quiet operation and longer submerged endurance.)