ボーイング、2013年第3四半期の納入実績発表


『ボーイング、第3四半期の納入実績公表』

ーB787型機製造軌道に乗るー

2013-10-03   マーク・デブリン(米フロリダ州マイアミ)

ボーイング社は10月3日、2013年の第3四半期の納入実績を公表した。それによると民間機は期間中、170機を製造、うちB787型機は23機。増産体制が軌道にのってきた。

ボーイング社によると、期間中の民間機の機種別納入実績は170機でB737NG(次世代型シリーズ)が112機で最大。次いでB777型機:26機、B787型機:23機、B767型機:5機、B747型機:4機だった。第3四半期終了時の民間機製造実績は合計476機。B787型機の増産体制が次第に効果を上げだした。

一方、軍用機部門は、同期間中、固定翼機が戦闘機F/A-18E/F『スーパー・ホーネット』と電子戦機、EA-18G『グラウラー』:12機、対潜哨戒機P-8『ポセイドン』:2機、大陸間輸送機C-17『グローブマスターⅢ』:2機。ヘリコプター部門では大型輸送ヘリCH-47『チヌーク』:15機、攻撃ヘリ『アパッチ』:11機、衛星:1基。