エアバス、次世代広胴型A350XWBの2号機初飛行成功


2013-10-13      ジョン・ボスニッチ(ベオグラード)

エアバスは10月14日、次世代広胴型A350XWB2号機の初飛行を無事終了したと発表した。テスト飛行は同社、広胴型機を製造する南仏ツールーズ工場隣接の空港で実施した。2号機はフランク・チャップマン機長らテスト・パイロット、飛行試験技師らが乗り組み離陸5時間後、同空港に着陸、飛行結果は良好だったという。エアバスは既に6月からテスト飛行を開始している1号機と今後加わる3機の合計5機で各種の試験飛行を行い安全性を確認。欧州飛行安全庁から『型式証明(T/C)』取得を目指す。航空会社への引き渡しは2014年後半、カタール航空がトップバッターだ。同型機は37社から725機の発注が寄せられている。日本航空も先頃56機の大量発注に踏み切り、ライバル機を製造するボーイングに衝撃を与えた。

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[ツールーズ空港を離陸するエアバスA350XWB2号機、写真:エアバス提供]

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[初飛行後のA350XWB型機。写真提供:エアバス]                [テスト機に搭乗したエアバス A350XWB型機の乗員。写真提供:エアバス]