投稿者: 松尾 芳郎

ボーイング、開発中の777Xの主翼延伸を決定

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この主翼の大型化変更を伝えるニュースが、英国および米国の航空専門サイト”FlightGlobal”および”Aviation Week eBulletin”から、6月9日迄に相次いで報じられた。要旨は次ぎの通り。

次世代エンジン“CFM Leap-1”用ファンブレードの量産始まる

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サフランは、CFM Leap-1エンジンの受注が6,000台に達したことを受け、去る4月に米国ローチェスター(Rochester, N.H.)に、地元の有力企業アルバニー・インターナショナル社と共同でファンブレード製造工場を立ち上げた。既存のフランス工場と併せて年間1,400枚のファンブレードを製造する。そして順次設備を拡張、2019年には生産量を31,000枚まで引上げる予定だ。

中国艦艇3隻が沖縄列島を南東に通過

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防衛省統合幕僚監部によると、6月7比日土)午後3時頃、佐世保基地、海自第13護衛隊所属「あさゆき」および那覇基地、第5航空群所属「P-3C」哨戒機が、宮古島の北東約120kmの東シナ海を南東に向けて航行する中国艦隊を発見した。

建設的野党とは何なのか?(その3)

いかに「政党内の自治」であっても、公序良俗、社会通念に反するとか、虚偽にもとづくものであってはならない。好き嫌いだけでライバルを排除するという政治工作は、党組織の私物化であり、政党政治家は自戒すべきであろう。

STAP細胞問題 社会常識の欠如が生んだ病だ

東京療院・医療シンポジウム

何がSTAP(スタップ)細胞の論文不正問題を引き起こしたのだろうか。背後に潜んでいるものは何なのか。新聞やテレビは研究費獲得のための行き過ぎた成果主義や、研究者に対する倫理教育の欠如などを指摘している。

売上60億㌦以上のエアライン評価でJALがトップに

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近着のエビエーションウイーク誌(May 26, June 2, 2014)は、同社が実施した2013年の「トップ・パフォーマンス・エアラインズ(TPA=Top-Performance Airlines)評価」を発表した。中小規模を含む全体では「コパ・ホールデイングス」がトップとなった。一方、年収60億㌦(6,000億円)以上の大規模エアラインは全般に業績改善が著しく、JALはその中で1位となった。

“ニュー・ホライゾンズ”、冥王星探査後にカイパーベルトへ進む

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NASAの冥王星探査機「ニュー・ホライゾンズ」の担当チームでは、冥王星探査後の活用策として、カイパーベルトの探査を検討中だが、そのために「ハブル(Hubble)宇宙望遠鏡」の使用を希望している。

「A320neo」秋に初飛行、続いて“A320neo プラス”の検討へ

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A320neoの1号機は間もなく完成、今年(2014)10月に初飛行を予定、就航は2016年春の予定を早めて2015年10月と発表している。これを受けてエアバスの関心事は、A320neoのアビオニクス、キャビン、その他のシステム改良にシフトし、2020年以降にも競争力を確保すべく検討を始めた。