投稿者: 松尾 芳郎

ボーイング、777Xの正式ローンチを発表

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ボーイングは、昨日(17日)アラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催された航空ショウで、域内航空会社から大量の受注を得て懸案であった777-Xの正式ローンチを発表した。

受注内容は、エミレーツ(Emirates)航空から150機、カタール(Qatar)航空から50機、エチハッド(Etihad)航空から25機、それに既報のルフトハンザ(Lufthansa)からの34機の777-9Xを含めて、合計259機、公示価格で総額950億㌦(9兆5000億円)に達する規模だ。複合材主翼の製造拠点は?

露中部で国内線旅客機墜落。乗客乗員50人全員死亡

11月17日夜、ロシア中部ボルガ地方のタタールスタン共和国で、国内線旅客機、ボーイング737-500型機が着陸に失敗、大破炎上した。露非常事態省によると搭乗していた乗客、乗員50人は全員死亡が確認された。事故機には同共和国大統領の子息、FSB(連邦保安局)最高幹部が乗り合わせていた。

”スピードがステルスに代わる”、極超音速無人機[SR-72]がマッハ6に挑戦

SR-72

SR-71を生んだ同じロッキードマーチンのスカンクワークス(Skunk Works)で目下開発中の極超音速機[SR-72] が完成すれば、SR-71の2倍の速度で飛ぶ予定だ。

[SR-72]は、高度100,000ft(33,000m)以上の高高度を巡航速度マッハ6で飛ぶ無人機で、情報(intelligence)、監視(surveillance)、偵察(reconnaissance)の[ISR]任務に加え攻撃(strike)ミッションをこなす汎用のプラットフォームとして、基礎的な研究が進められてきた。

イージス艦2隻の追加建造、新防衛大綱に明示へ

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防衛省は、去る11月5日に弾道ミサイル防衛(BMD=Ballistic Missile Defense)能力を有するイージス(Aegis)艦を、10年以内に現在の6隻から8隻に増やすことで政府内の調整に入ったことを明らかにした。今年12月に決まる防衛大綱に明示される予定だ。

新防衛大綱は今後10年間の防衛方針の概要を示すもので、イージス艦2隻増強の他に、島嶼防衛力整備のための陸上自衛隊定員増、弾道ミサイル防衛のため敵発射基地を攻撃する能力整備の検討、など重要事項が盛込まれる。

B767型機飛行中脱出スライド作動。飛散して大事に至らず

南米コロンビアで、飛行中のアメリカン航空、B767-300型機が突然、脱出用スライドが作動。そのまま空中飛散し、事故を免れる珍しいインシデントが起きた事が航空専門メディアの11月7日の報道で判った。機体はアメリカン航空のオクラホマ州タルサ整備センターへ回航し、原因を調査中。

ボーイング、B787-9型機の2号機初飛行成功。ドリームライナーの派生型で胴体延伸

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ボーイングはB787-9型機の2号機で11月7日、初飛行に成功したと発表した。同機はドリームライナーの派生型で胴体を延伸、客室の座席が約40席増える。2号機は最終組み立てラインのバレット工場に隣接するペイン・フィールドを離陸、4時間20分のテスト飛行を終え、同日午後零時半頃、ボーイング・フィールドに着陸した。

マッハ6級、極超音速無人スパイ機『SR-72』計画明るみに

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米国が無敵の無人偵察機開発に着手したことが判った。国防総省のハイテク研究開発を統括する『DARPA(国防高等研究開発局)』とU-2型機以来、スパイ機開発で定評のあるロッキード・マーチンが協力する。マッハ6級の同機は『SR-72』と命名。マッハ3級の『SR-71(ブラックバード)』の姉妹機のイメージが込められる。2018年、基本技術を盛り込むミサイル飛翔体を実用化、2020年を目処に基礎技術を整える。