カテゴリー: 社会

安倍最長政権の課題

本稿は豊島典雄氏の寄稿である。安倍内閣は11月20日には桂太郎を抜いて日本最長の政権となる。レイムダック化を回避しながら、レガシーを残せるか? また日本丸の舵取りを託す人を残せるか?「サミット参加国で最も安定した政権」と言われているが、安倍首相は教科書に載るような業績を残せるか。残された総裁任期は二年弱、時間との競争である。

ボーイング[737 MAX]、1月に運航再開の見通し

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ボーイングの発表(2019-10-25)によれば、2度の墜落事故で運航停止が続いている[737 MAX]狭胴型旅客機は、12月にはFAA(米連邦航空局)から飛行再開の認可を受け、来年1月にはESA(欧州航空安全庁)から同様の承認を得て運航を再開する見通しとなった。(Boeing CEO Dennis Mulenburg announced, the grounded 737 MAX after the two deadly crashes in Indonesia and Ethiopia, should get approval to return to service before year-end from FAA, and European Agency will follow January.)

中国の言論統制と日中関係

本稿は豊島典雄氏の寄稿である。来春には習近平主席が国賓としての来日が予定される。全体主義国家の元首を国賓として招くことに強い違和感を感じる向きは少なくない。
中国の強権的な体質の改革無くして、日中関係の根本的改善は不可能であり、日本政府も国会も、欧米と連携し、人の支配から法の支配への転換を強く促し続けるべきだ。

権力に屈しない若き女性たちが世界を変えていく

本稿は木村良一氏の寄稿です。地球温暖化対策を求め、ストレートに怒りをぶつける迫力には驚かされた。9月23日、ニューヨークの国連本部で開かれた「気候行動サミット」でのグレタ・トゥンベリさんの演説である。スウェーデンの環境活動家だそうだが、あの強い口調と厳しい表情はとても16歳の高校生の少女とは思えない。各国の政府代表も彼女の迫力に圧倒された。

NASA、低ソニック・ブーム超音速機の組立てを開始

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NASAが目指す “航空機史上最も重要な航空機の組立て” がカリフォルニア州で始まった。[X-59 QueSST]、すなわち”静かな超音速機(Quiet SuperSonic technology)“と呼ばれる機体で、パイロットが操縦し、超音速機が出す不快な”ソニック・ブーム(sonic boom)”を発生しない。[X-59 QueSST]は、これまでに多くの革新的航空機を送り出してきた「スカンク・ワークス(Skunk Works)」で組立てられている。(Some of the most important aircraft in aviation history have been started final assembly in California. NASA’s X-59 QueSST (short for Quiet SuperSonic Technology) is an experimental piloted aircraft designed to fly faster than sound without producing the annoying sonic booms of supersonic aircraft. The craft to take shape at Skunk Works, a Lockheed Martin division that for the past 76 years has used a unique approach to design and manufacturing that has produced the nation’s most advanced airplanes.)

左翼路線に収斂‼ 立憲民主党に染まる野党共同会派

本稿は、鳥居徹夫氏の寄稿です。立憲民主、国民民主、社民などは、衆参両院で会派を合流し、新会派を届け出た。新会派は衆院120人、参院61人。
立憲民主党は、国民民主党会派に院内会派「立憲民主党・無所属フォーラム」に加わることを呼びかけた。そして「国民民主党は、立憲民主党による申し入れを受け入れ、衆議院において立憲民主党と会派をともにする」ことに合意し、さらに社民党も加わった。
この共同会派は、政策や運動を立憲民主党に収斂させ、国民民主党を解体するものになろう。

屈折した対日感情の韓国‼ 歪んだ日本タタキ

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿です。近年の韓国政府による日本タタキと日本へのタカリは、失政が続く韓国国民の政権批判を反日へ向けさせるという効果を狙ったものと言える。
多くの韓国指導者が日本へのコンプレックスを持っている。
中国大陸や朝鮮半島の支配者にとって、日本が「日の出ずる国」であり続けることは、ガマンならぬことなのである。

「あおり運転」事件、社会の不寛容性を示している

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本稿は木村良一氏の寄稿です。8月18日、傷害容疑で指名手配中の容疑者が逮捕された。茨城県守谷市の常磐道で10日、高級外車BMWに乗って数キロにわたってあおり運転を行い、相手の車を停止させ運転の男性に暴行を加えたという疑いだ。容疑者は「前を走る車が遅く、妨害されたと感じた」と云うが、殴られた方は「普通に運転していた」と話している。容疑者は気持ちに余裕がなく寛容性に欠ける、としか言いようがない。

小池百合子都知事の3年間―いびつな半島迎合の都政にメス

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿です。小池百合子が都知事に選出され3年が経過した。朝鮮半島と関係の深い都議会議員が少なからず存在化する中で、いびつな都政からの脱却を求められた小池知事であったが、朝鮮人の追悼施設へのメッセージ拒否などの蛮勇も。

4月から施行された改正入管法ー外国人材の受入れと就労拡大、そして生活支援へ

本稿は鳥居徹夫氏の寄稿です。昨年暮の国会で成立した改正入管法(出入国管理及び難民認定法の改正)が4月から施行されて3カ月が経過しました。 この改正入管法は、外国人材受入れ拡大のための在留資格の創設などを盛り込んでいますが、移民政策でもありませんし、単純労働者容認でもありません。その概要を解説いたします。