カテゴリー: 防衛

空自「F-15 J」の近代化・「F-15 JSI」改修で米側と合意/改訂版

200713-F-XZ000-001

三菱重工とボーイングは”直接民間取引(DCS)方式で航空自衛隊が保有するF-15J戦闘機の大規模改修計画(JSI)を支援する契約を締結した。契約内容は、最初の2機の改修のために、ボーイングが図面、地上支援機材、技術仕様書、を用意する、2022年に開始して合計98機の改修を行う、というもの。(Mitsubishi Heavy Industries and Boeing have signed a Direct Commercial Sales(DCS) agreement to Japan’s fleet of F-15J. Boeing will provide MHI with retrofit drawings, ground support equipment and technical publications for the upgrade of first two jet. And the upgrade will extend up to 98 aircraft beginning in 2022.)

令和2年7月、我が国周辺における中露両軍の活動

グリシャ369

令和2年7月、我が国周辺における中露両軍の活動として、統合幕僚監部が発表したのは次の3件、関連して海上幕僚監部発表は3件、そして航空幕僚監部から2件あった。さらにロシア海軍情報局が2件、中国軍英文サイトから4件の発表があった。加えて中国海警局艦艇による沖縄県尖閣諸島周辺の領海、接続水域への侵犯は4月中旬以来1日も休むことなく7月末日まで108日間続いている。尖閣諸島侵犯問題については日本政府は中国側に厳重抗議しているが、無視され続けている。(According to the Japan’s Ministry of Defense, Russ & Chinese military movements around Japanese Islands have kept high and increasing. Penetrating the Sennkaku Islands territorial water by the China’s Coast Guard Vessel have continued more than 100 days.)

令和2年5月、我が国周辺における中露両軍の活動 および 米国CSBAの報告 “日本に挑戦する巨竜”

05-17 ウダロイ548

令和2年5月、我が国周辺における中露両軍の活動として統合幕僚監部が発表した中露両軍の活動は1件のみ、しかし、中国海警局艦艇による沖縄県尖閣諸島周辺の領海、接続水域への侵犯は4月中旬から1日も休むことなく5月末日まで48日間連続した。この中には、5月8日、9日に発生した魚釣島領海で操業中の我国漁船への追尾事件も含まれる。殆どの我国マスコミは報道しなかったが、注目すべき報告書が米国で5月19日に発表された。米国の有力研究機関CSBAが、日中海軍力を比較した「日本に挑戦する巨竜:日本の海洋パワーに対する中国の見解」と題する報告書である。(According to the Japan’s MOD Joint Stuff, Russian and Chinese Forces movement around the Japanese Islands was one. The Chinese Coast Guard Ships, however, has being penetrates Japan’s territorial waters around Senkaku Islands, since mid-April to the end of May for 48 consecutive days. On May 19, a major US sink-tank CSBA issued a report titled “Dragon against the Sun”, describing “Chinese views of Japanese Seapower”.)

防衛装備庁、レーダー/赤外線複合センサー技術で探知距離を拡大

UP-3Cのコピー

防衛省・防衛装備庁は、開発中の複合センサー・システムを使うことで、来襲するステルス戦闘機、弾道ミサイル、巡航ミサイルなどの探知可能な距離を20 %拡大できる、と明らかにした。(The Defense Ministry of Japan has reported a 20 % improvement in detection range with a newly developed fused sensor system for use against stealth aircraft, ballistic missile and cruise missiles.)

初飛行から30年、ベル・ボーイング V-22 オスプレイの近況

マリーン

ベル・ボーイングが共同開発したV-22オスプレイ(Osprey)は、1989年3月19日の初飛行から30年経過したが、今でも世界で唯一の実用化に成功したテイルトローター機である。米海兵隊が制式化したのが最初、続いて空軍が採用し予定数の受領を完了、海軍が受領を開始したのは2020年、我が陸上自衛隊は2020年5月に初号機を受け取った。V-22はこれから一層の性能向上を目指して改修の段階に入る。

(The first, and only, operational military tiltrotor, the Bell-Boeing V-22 Osprey first flew more than 30 years ago, in March 19, 1989, in service with U.S. Marine Corps and U.S. Air Force, and to be deployed by U.S. Navy and Japanese Army. The V-22 is now entering a new phase of life with a series of significant upgrades.)

数奇な運命、「三菱MU-300」から「ホーカー400XPR」まで

FltGlobal 400XPR

「ホーカー400 (Hawker 400)」は双発ビジネスジェットで、原型は三菱重工が設計・製作した「MU-300 ダイヤモンド1」。1985年に三菱からビーチ・エアクラフト(Beech Aircraft)に製造権を移転、その後同社で改良・近代化が行われた機体である。ビーチ社は、数回の倒産の後、2014年からはテキストロン・エビエーション(Textron Aviation) の傘下にある。(The Hawker 400 is a twin engine business jet, developed by initially Mitsubishi, it has been further developed and updated by Beech Aircraft, now part of Textron Aviation.)

令和2年4月、我が国周辺における中露両軍の活動

04-06 ロシア艦

統合幕僚監部が発表した中露両軍の活動は6件で、その中に中国海軍空母「遼寧」を中心とする空母打撃群が宮古海峡を航行、往復した動きがある。さらに台湾南方上空で中国空軍爆撃機などによる編隊演習、南シナ海では中国支配に対抗し米海軍がイージス艦による “航行の自由作戦”を実施した。

令和元年度(2019)の緊急発進について

領空侵犯関連図

防衛省統合幕僚監部は令和2年4月9日付けで「令和元年度の緊急発進実施状況について」と題して報道向け資料を発表した。すでに周知の内容だが、ここに整理、取りまとめて紹介しよう。令和元年度の緊急発進回数は947回、前年度より52回減少するものの、過去3番目の多さであった。内訳は対中国機が71 %、他は対ロシア機であった。

令和2年3月、我が国周辺における中露両軍の活動

3:18 ルーヤンIII 117

統合幕僚監部発表の中露両軍の活動は、2月に比べかなり活発で7件に達した。加えて、中国海警局の艦艇による尖閣諸島周辺領海と接続水域への侵犯はほぼ連日行われ、我が海上保安庁巡視船との睨み合いが続いた。またロシア太平洋艦隊は、4月2日〜8日の間、我国の北方領土である択捉島、国後島の周辺海域に大艦隊を動員してミサイルを含む実弾射撃演習を実施している。