投稿者: 松尾 芳郎

増強著しい中国空軍(その2)

Su-27K同士の給油

中国海軍は空母「遼寧(Liaoning)」を漸く完成させたが、それに搭載する戦闘機[J-15]には航続距離を伸ばすための空中給油装置が必要である。
昨年初飛行したY-20大型輸送機は開発中の新エンジンの完成でやっと本来の性能を発揮できる。

増強著しい中国空軍の現状(その1)

KJ-2000 AWACS

中国空軍の新型戦闘機や戦闘爆撃機は性能や姿で人目を引くが、その背後にはその活動を支える5種類の大型機の存在がある。いずれも侮り難い存在で、豊富な軍事費を背景に、これ等を同時並行の形で開発、配備を進める軍事力拡張には脅威を覚える。これ等について紹介しよう。

平成26年の日本政治の展望(その2)

順風満帆の安倍晋三丸であるが、前途には都知事選(23日告示、2月9日投開票)、消費増税(4月)、集団的自衛権に関する憲法解釈の見直し、原発再稼動、沖縄県知事選(11月)、消費税10%の最終決断(年末)などの問題が待ち構えている。

安倍内閣には、集団的自衛権についての憲法解釈の見直しでは、連立政権の「ブレーキ役」を自任する公明党との見解調整という難題もある。

東京都知事選 都知事にふさわしいのは田母神

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来る2月9日に投開票の東京都知事選の主な顔ぶれが出揃った。

宇都宮健児前日弁連会長、田母神俊雄元航空幕僚長、舛添要一元厚生労働相、細川護煕元首相の四氏が有力候補とマスコミ各社は報道している。

2013年のエアバス、ボーイング両社の受注と引渡しはともに最高

エアバス、ボーイング比較

昨年2013年のエアバス、ボーイング両社の引渡し機数は、それぞれ626機と648機で、ともに最高を記録した。これで1999年にボーイングがたてた記録620機を14年振りに更新した。同時に両社は合計で2,858機の純受注を獲得したが、これも年間受注機数としては最高の記録だった。

平成26年の日本政治の展望(その1)

安倍晋三内閣も1昨年12月26日の発足から1年余りたった。与党は衆院の議席の3分の2を保持し、参議院でも過半数を持っている。国会運営では、保守系野党のみんなの党などの協力を得られる。自民党内には、安倍首相のライバルはいない。あらゆる経済指標は改善している。

露海軍で手強い攻撃型原子力潜水艦、就役

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露海軍に手強い攻撃型原子力潜水艦が加わった。名前は「セベロドビンスク」、水中排水量12,800㌧、全長120m、幅15m、動力は出力200メガワットの加圧水型原子炉KPMを1基備える。速力は水上で20ノット、水中静粛運航で28ノット、水中最大で35ノット、潜航深度は最大600mの高性能を誇る。