カテゴリー: 防衛

露海軍、次世代SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)『ブラバ』の発射実験に失敗

Bulava

ロシア海軍が次世代の潜水艦発射弾道ミサイルとして実戦配備を急いでいた『ブラバ』の発射実験に失敗した。ノーボスチ通信が伝えた。シリア情勢が緊迫するタイミングで、発射成功でああれば米国への”軍事プレッシャー”となった。

東地中海、波高し。米露の艦隊集結で冷戦時代彷彿

米国を中心に化学兵器使用に対するシリア・アサド政権への武力制裁の動きが確実視される中で、東地中海にロシアが艦隊を集結させ対決の姿勢を鮮明にし始めた。既に展開中の艦隊に加え露海軍が数隻の援軍を急派しているとノーボスチ通信は伝え米露が直接対決する場面も懸念されだした。

日本の次世代戦闘機F-3は実現するか?

心神下面

これは、2013-09-02掲載の「先進技術実証機[ATD-X](心神)から次世代戦闘機[F-3]へ」を補完するため、2012-11-12に他ブログに掲載した「日本の次世代戦闘機F−3は実現するか?」を転載したものである。

防衛省が平成22年(2010年)8月発表した「将来の戦闘機に関する研究開発ビジョン」およびAviation Week/Oct. 22. 2012, Page 24~記載「GenerationF-X」などを参考にして、世間で「F-3」と呼んでいる次世代戦闘機構想を紹介する。

先進技術実証機[ATD-X](心神)の組立て始まる

心神鋲打ち

これは、2013-09-02掲載の「先進技術実証機[ATD-X](心神)から次世代戦闘機[F-3]へ」を補完するため、2012-04-16他ブログに掲載した表題解説「先進技術実証機[ATD-X](心神)の組立始まる」を転写したものである。
三菱重工業では3月26日、防衛省から受注した“先進技術実証機/ATD-X/心神”の構造試験供試用機体の組立てを開始した。”心神”は防衛省技術研究本部で2000年に研究が始まった構想で、2009年度からは三菱重工等と協力して本格的な研究開発が開始された。これで高いステルス性と高機動性を備えた実証機を製作する。今回の鋲打ち式で作る機体は実物大の構造試験供試用機体だが、続いて飛行試験用機体を製作し2014年9月に初飛行を予定している。その後2016年の開発完了まで2年間の飛行試験を行ない、その成果を将来戦闘機の開発に繋げたいとしている。

先進技術実証機[ATD-X](心神)から次世代戦闘機[F-3]へ、

ATD-Xレーダー模型

防衛省技術研究本部[TRDI]が三菱重工と契約して開発中の「先進技術実証機[ATD-X](心神)」は、2014~15年(平成26~27)の初飛行を目指して準備が進んでいる。[ATD-X]はその後2年間試験を続け、先進技術の成果を見極めて計画を終了する。防衛省・[TRDI]は、これで得た技術を基にして2016~17年より次世代戦闘機[F-3]の開発をスタート、2025年に初飛行、2027年頃からの量産開始を目論んでいる。

[ATD-X](心神)については、ブログ「世界の大学ニュース、志望校を知ろう、母校を応援しよう」内の「大学生のための現代教養講座」に次ぎの記事を掲載済み。

* 2012-04-16掲載「先進技術実証機“心神”の組立て始まる」

* 2012-11-12掲載「日本の次世代戦闘機F-3 は実現するか?」

E2C『ホークアイ』後継機の選定始まる

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尖閣など南西諸島での防空能力強化を目指す防衛省は、空中からの警戒監視能力の向上で就役から30年以上が経過するE2C『ホークアイ』の後継機選定に乗り出す。平成26年度予算の概算要求で新鋭機導入に向けた運用等技術面の検討開始を盛り込んだ。平成27年度予算では早期警戒機、新機種導入経費を盛り込む計画。有力候補機としてE-767 AWACS、737AEW&C、E2D『ADVホークアイ』の3機種が浮かんでいる。

スホーイPAK FA T-50戦闘機、数年後には新エンジン装備

スーホイ・T-50

ソビエト体制崩壊後しばらく停滞していたロシアの航空宇宙と防衛産業は、プーチン大統領の下で息を吹き返し、以前をしのぐ勢いで発展しつつある。その象徴が8月25日に動画付き記事で紹介した「露、初の本格ステルス戦闘機『T-50』が2016年に実戦配備」である。露空軍は同機を60機導入する予定とされるが、PAK FA T-50に組込まれた新技術を中心にここで補足したい。

化学兵器使用報復で29日、対シリア空爆

欧米連合軍がシリアに対し、国内反体制派に対する化学兵器使用への制裁として巡航ミサイル等で空爆に踏み切る。米オバマ大統領の決断を待って8月29日(現地時間)、戦端を開くことが確実な情勢だ。ロシア、中国は対シリア軍事制裁に反発しているが、欧米連合軍の圧倒的戦力に傍観しかなさそう。

中国機,尖閣接近で航空自衛隊スクランブル

8:16スクランブル

防衛省は8月26日、中国国家海洋局所属の小型機が尖閣列島周辺に接近する動きに対応して、航空自衛隊の戦闘機をスクランブル(緊急発進)させたと発表した。領空,領海を断固守るとの安倍政権の強い意思が自衛隊の第一線部隊にも徹底している。

露海軍、対潜哨戒機接近で緊急発進

25日緊急発進_0001

防衛省は8月25日,日本海上空を南下する露海軍機2機編隊に対しスクランブル(緊急発進)行動を取ったと公表した。事案の重要性から日曜日だったが,遅滞無く情報を開示。日本列島上空の緊張状態を知る上で今後とも、同省の迅速な対応が望まれる。